GW仕様の超短編3連発、、、その三つ目。最終回です。
旅行記ではありません。出会いと、、、そして別れのオハナシです。
皆さまは、GWを満喫されていますでしょうか。
お出かけ先で、あるいはご自宅で、、もしも時間を持て余されていたら、
時間つぶしにお読みくださいませ。
マックのバーガーの中にチョロっと入っている、
ピクルスぐらいのお役にでも立てれば幸いです。
古いハナシですから、、、今現在とはかみ合わない部分もあると思いますけれど、
基本は原文ママですが、今回は少し修正しています。
写真は、本文とは少し関係があります。
===========以下、本文============
ワタクシとカミさんは、「旅先での出会い・・・そして結婚」と公称しています。
それにウソはございません。
豊田組内においても、組長を筆頭に、そんな夫婦が10数組います。
しかし、しかぁしっ!!
【第一幕】の架空の話のような、出会った途端にレンアイが始まったケースなんて皆無です。
まさにソレはマヤカシ。。
みぃんな、その出会いから紆余曲折を重ねた結果なのです。
もちろん我が家だって、出会ってからイロイロとありました。
「旅先での出会い」なんて、たんなるキッカケに過ぎないのです。
披露宴とかで発表するエピソードとしてはウツクしいかもしれませんが、
「同じサークルで」「シゴト関係で」「トモダチの紹介で」「お見合いで」
などなど、キッカケとしてはみぃんな同列なのです。
偶然を待っているだけでは、自らチャンスの窓口を狭めるだけで、
やがてはイキドマリです。
その先を望むのであれば、、そこからが大事な訳ですよ。
とある日曜日、房総の九十九里浜に行きました。
海水浴客が来るハズも無いこの時期の九十九里浜と言えば、
バイクでのサンドランに幾度となく通ったものでした。
そんな事も今や昔。
オコチャマの誕生以来、
「イチゴ狩りの時期に合わせて、焼きハマグリやイワシも喰いまくろう」
などと全く趣旨を変えながらも、我が家の年中行事になっていたのです。
成東でのイチゴ狩りの後、
腹減らしに九十九里浜で戯れるのも毎度の行動なのですが、
今回は寒さに負けて車中でヒルネです。
サンドラン天国だった広い砂浜も、クルマが乗り入れ禁止になってから久しく、
ただただ閑散としておりました。
バイクは潜入できる状態ではありますが、さすがにこの寒さです。
そこまで元気なヤツの姿は見えません。
ときおり現われるカップルどもは、まるで使命感に満ちた監視員のように、
例外なく波打ち際までヨタヨタと往復するのでした。
イワシ屋になだれ込めば、冬の房総の定番客なのでしょうか、やっぱりカップルだらけです。
我が家の隣にも、30歳前後のお二人様が座っておりました。
にこやかに二人で語り合っているのですが、なんだかちょっぴり様子がヘンなのです。
それなり美形で妙にハッキリした口調のオネェチャンは、
敬語とタメ口がチャンポンで、その内容も自己紹介的なのです。
はっはぁん。
もしかして始まったばかり、もしくはこれから始まろうとしているお二人様なのでしょう。
一方のオニィチャンは、容姿もイマドキ風でスラっとしたイイオトコなのですが、
その口調は
「さえない」「間が悪い」「ジジくさい」
の三重苦。
おいおい、もすこし頑張りたまい!
いい年コイて、アニメやゲームの話なんかしちゃイケん!
ああ、勝手にイラつくよう。
そしたら、そのサエナい君がビシっと決めてくれました。
どうやら子連れバツイチらしいオネェチャンに・・・・・・・
「オレ、本当の父親にはなれないけれど、トモダチみたいな関係で子供を守る」
おおっ! いきなり言い切った!
話の脈絡を全く無視した発言だったけど、それなりに良い所にパンチが決まった!
オネェチャンは姿勢を正し、話題はイッキに具体性を帯びていったのでした。

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