メインサイトの飛島旅行記は、【その3】でオシマイですが、
それに記載されていないオハナシを、ココで書き下ろしてみました。
本編と同じく、23年前の出来事ですので、、、
状況はアレコレ変わっているでしょうね。
なので観光情報としての価値はありません。
あ、、、本編はフィクションでしたっけ。
それではコッチは、、、、どうしましょうか。。
飛島に渡る酒田港には、新幹線と在来線の特急とを乗り継ぎました。
乗り換えの新潟で、カミさんオキニイリの店「安兵衛」に立ち寄り、
名物のタレカツ丼を食べました。
ソースカツ丼とはひと味違った濃厚さで、これがまたウマいんです。
3年後には、糸魚川からの帰りに、大回りして立ち寄ったぐらいです。
なぜ、新潟にカミさんのオキニイリの店があるのかですって?
そ、それはカミさんの人生のヒトコマです。。
(安兵衛のタレカツ丼。食べログより)
飛島に渡る連絡船は、当時は1日1往復。
酒田発は朝だったので、我が家は酒田市内で前泊したんです。
港の近くの、やたら古めかしい屋号の旅館に泊まり(思い出せません)、
ほんの少しだけ、酒田観光をして過ごしました。
イニシヘの北前船の寄港地として栄えた酒田の街には、
当時の倉庫群が残されているんです。
旅館の近くでしたから、歩いてそこいらをブラブラし、、、、
懐かしの朝ドラ、、「おしん」の世界を垣間見たのでした。
当時の連絡船は、「ニューとびしま」という船でした。
200トンクラスの双胴船で、飛島まで90分の航海です。
フツー、双胴船は揺れないと聞きますけれど、
なんだかキッチリと揺れました。。。
飛島まで行き来する唯一の船でしたから、
島で消費される物資も、この便で同時に運ぶんです。
なので船尾にはクレーンが装着されていました。クルマは運べません。
今は後進の船「とびしま」に航路を譲り、
ニュージーランドで活躍している模様です。
(ニューとびしま。Wikipediaより)
島内で泊ったのは、たしか中央旅館だったかと思います。定かではありません。。
晩メシには、すんごい大量の海鮮系ゴチソウが並ぶんですよ。
幼児の長男坊はメシ無しでお願いし、オトナの分から取り分けましたけれど、
それでも物量を持て余し、残さず食べるのにヒィヒィ言わされました。
どうにか食い尽くすメドがついた頃、、、
なぜか「子供用の料理」と称して、フルサイズのカレーライスが登場。。
メダマが飛び出るかと思いました。。
そしたら、それは隣に座っていた家族(コドモ5~6歳?)の分で、
マチガって配膳されたのでした。ホッ。。。。オカエシシマス。。
隣の夫婦も、我が家と同じような状況でしたから、
カレーを目の前にして、戦意喪失状態になっていました。。。
それでも気合で食べきったオトナリ夫婦。。パチパチ。
さすがに、
「あのぉ、、、明日のコドモの分はキャンセルで。。。」
などとお願いしていましたが。。。
この旅の時代、我が家にはデジカメがありません。
世の中、まだまだそれがフツーだったかと思います。
なので、、写真屋さんで現像してもらうタイプのカメラで撮っていたのですが、
島での滞在中、フィルムを使い果たしてしまったんです。
何でも屋さんで「写ルンです」を売っているのを見かけたものの、
店には人の姿が無く、声を掛けても誰も出てきません。
決心したカミさんは定価よりも多めの金額とメモ書きを置き、一つ頂戴しました。
「あとで声を掛ければヘーキよ」
少し後にその店の前を通ると・・・・
引き戸にツッカエ棒が施され、開けられなくなっているぢゃないですか。
どうやら、店にとってはメイワクだったみたいです。
ごめんなさい。
何でも屋さんで「写ルンです」を売っているのを見かけたものの、
店には人の姿が無く、声を掛けても誰も出てきません。
決心したカミさんは定価よりも多めの金額とメモ書きを置き、一つ頂戴しました。
「あとで声を掛ければヘーキよ」
少し後にその店の前を通ると・・・・
引き戸にツッカエ棒が施され、開けられなくなっているぢゃないですか。
どうやら、店にとってはメイワクだったみたいです。
ごめんなさい。
我が家が乗った飛島一周遊覧船が今でも運行しているのかどうか、
ネットを探してみたのですが、情報がありません。
まあ、漁船をチャーターすれば何とかなりましょうけれど、
観光協会などにお問い合わせくださいませ。
御積島のサメ穴は、ダイビングのココロエが無いとムリみたいです。
今現在、酒田の「BlueFactory」というダイビングスクールが、
飛島で体験ダイビングを実施している模様です。
「体験」なる名目なので、ダイビングのライセンスも不要というのがウリみたいですね。
細かい事は、それも直接お問い合わせくださいませ。
飛島から酒田港に戻った我が家は、リムジンバスで庄内空港に向かい、
そこから空路で東京(羽田)に帰りました。
まだ長男坊がタダ乗りできる年齢でしたから、それを活用した次第です。
当然ながら、席は無いですのでダッコですよ。
そしたら、、、この日は空席がありまして、、、
空いている席を使って、長男坊も座らせてくれたんです。もちろんタダで。
ああ、、タダっていうのは何てステキな言葉なんでしょう。
ANAのスッチーさん、ありがとうございます!
これを機会に親戚づきあいを、、、、
してもらえる訳はありませんです。。。。
アタリマエですね。。
庄内空港(山形県公式観光サイトより)
この記事へのコメント
narayama2008
タレカツ丼、新潟名物なんですね。
新潟に立ち寄る機会があれば食べてみたいですね(^^)
たかちゃん
飛島何処にあるの、まぁ~鳥海山の西の小さい島ですね。
「チョウカイフスマ・チョウカイアザミ」見たくて
登山しお花に出会えた感動が、、、。
可愛いお子様と行かれましたね、あっぱれです。
旅の思いでは素晴らしいですね♬
ありがとうございます。
おぎひま
ワタクシは新潟で初めてカツ丼を注文した際、
出てきたものを見て、大いにオドロきました。
いわゆるフツーのカツ丼を想定していましたから、
注文を間違えられたのかと思ったんです。。
ぜひぜひお試しくださいませ。
おぎひま
我が家も、鳥海山で「チョウカイフスマ」を見ました!
チョウカイフスマの図柄が入ったTシャツも買いました。
つい最近のイメージでしたけれど、
もう6年も経ってしまいました。。
アレもコレも思い出です。。
ゆけむり
自分はソースかつ丼が大好きで、ヨーロッパ軒本店で食べた味が忘れられないです
福井県では他の店2軒で食べましたが、総じて美味しいですがヨーロッパ軒がやはりダントツに美味しかったです
おぎひま
見た目は同じように見えますけれど、
タレカツ丼は、醤油ベースです。
新潟が発祥だとされていますが、年代的にはヨーロッパ軒のほうが先ですね。
ウン十年前、、玉子でとじたカツ丼しか知らなかったワタクシは、
新潟のフェリーターミナルで注文し、出てきたカツ丼がタレカツ丼で、、、
こんなマチガイがあるものかと、ブッ倒れそうになりました。