時は1991年。初めての北海道ツーリングに挑んだワタクシ。
摩周湖ユースホステルにて、嵐のような一夜を過ごし、、、、
北海道の気候の厳しさを、思い知らされたんです。。
北の果てを目指して、さらに北上を重ねるのですけれど、、、
天候は、ますます厳しさを増すのでした。。
ずいぶん前のハナシですので、交通機関や道路事情、観光地の様子など、
今とはずいぶん状況が違っていると思われます。
なので、観光情報としてはご利用いただけません。
当時の写真は残っておらず、、、文中の写真は全てイメージです。。。
原文ママです。。書きなぐりの駄文です。。。
【解説】の部分は書き下ろしです。
=======以下、本文============
快晴の摩周湖YH。
嵐の様な一夜が嘘の様に、遠くの山々までもが5月の空にクッキリと映える。
よぉしっ!!これならば、全く霧の無い摩周湖が拝めるぞぉ!!
YHを出発し、摩周湖への登り坂を駆け上がる。
そこに待ち受けていたものは・・
登る事数分、路肩に雪が現れる。
そうか、夕べの雨、山上では雪だったんだ。
更に高度を上げるに連れ、路肩の雪の量が増える。
やがて道路中央(上下線の分離ラインあたり)にも現れる雪…
「こ・こりは!もしかしたらヤバいかも!!!」
遂には、ワダチ部分を残して、路面全体が雪に覆われる形となる。
積雪は15cmを越えているであろうか。
こうなってしまってはUターンも出来ない!!
とにかく広くて平坦な場所まで行かなければ!!!
ワダチの幅も徐々に狭くなり、タイヤ幅と等しいくらいになった頃、摩周湖第三展望台の駐車場に到着。
迷わず駐車場に突入するものの、そこはシャーベット地獄となっていた。
嵐の様な一夜が嘘の様に、遠くの山々までもが5月の空にクッキリと映える。
よぉしっ!!これならば、全く霧の無い摩周湖が拝めるぞぉ!!
YHを出発し、摩周湖への登り坂を駆け上がる。
そこに待ち受けていたものは・・
登る事数分、路肩に雪が現れる。
そうか、夕べの雨、山上では雪だったんだ。
更に高度を上げるに連れ、路肩の雪の量が増える。
やがて道路中央(上下線の分離ラインあたり)にも現れる雪…
「こ・こりは!もしかしたらヤバいかも!!!」
遂には、ワダチ部分を残して、路面全体が雪に覆われる形となる。
積雪は15cmを越えているであろうか。
こうなってしまってはUターンも出来ない!!
とにかく広くて平坦な場所まで行かなければ!!!
ワダチの幅も徐々に狭くなり、タイヤ幅と等しいくらいになった頃、摩周湖第三展望台の駐車場に到着。
迷わず駐車場に突入するものの、そこはシャーベット地獄となっていた。
予想どおり、霧どころか全く遮る物も無く、「無修正版マスターテープ」クラスの展望を見せる摩周湖。
永く語られている俗説に
「初めて見る摩周湖に霧がかかっていなかったら、男は出世出来ず、女は結婚出来ない」
というのが有るけれど、今回で4回目だから大丈夫!!
それにしてもここまで晴れ渡った摩周湖は始めてですなぁ・・
などとアホな事を言っているバヤイでは無いのだ!!
目に映る風景への感慨よりも、イキオイで入って来た駐車場からの脱出方法に、
永く語られている俗説に
「初めて見る摩周湖に霧がかかっていなかったら、男は出世出来ず、女は結婚出来ない」
というのが有るけれど、今回で4回目だから大丈夫!!
それにしてもここまで晴れ渡った摩周湖は始めてですなぁ・・
などとアホな事を言っているバヤイでは無いのだ!!
目に映る風景への感慨よりも、イキオイで入って来た駐車場からの脱出方法に、
思考能力の95%は費やされていたのだ。
風景を楽しむ時間ももどかしく、素早く駐車場に戻る。
シャーベット化した雪に覆われた駐車場からの脱出作戦が待っているのだ。
恐る恐る両足を着きながらバックする。
おおっ!!ブレーキをかけても停まらない!!
アクセルを開けると簡単にスリップだぁ!!
一歩も進めないよう!!
ど・どうしよう…
駐車場のあちこちで雪かきをしていた係りのオジさん達4名が、
風景を楽しむ時間ももどかしく、素早く駐車場に戻る。
シャーベット化した雪に覆われた駐車場からの脱出作戦が待っているのだ。
恐る恐る両足を着きながらバックする。
おおっ!!ブレーキをかけても停まらない!!
アクセルを開けると簡単にスリップだぁ!!
一歩も進めないよう!!
ど・どうしよう…
駐車場のあちこちで雪かきをしていた係りのオジさん達4名が、
方々から無言で集まって来て、ケツを押えたり押したりしながらバイクを脱出させてくれる。
た・助かったぁ!!
た・助かったぁ!!
【解説】
これより前に、クロスカントリースキーで摩周湖まで来ていたワタクシ。
まさか、バイクで雪道を登るとは予想だにしませんでした。。
後にオフロードバイクに転向し、雪の林道なども走るようになったワタクシ。。
この時はオンロードバイクですし、雪道走行などした事も無かったですし、
一時はどうなるかと思った次第です。
【ここまで】
異常にウンコ臭かった多和平まで往復し、再び弟子屈の街に。
そうだ!これから摩周湖を目指す連中に忠告しといてあげねば…
YHに戻り、数台ほど集まっているバイクに声をかける
「これから摩周湖に向かうシトは居る?」
するとVFR400が
「今、行ってきたんですけどぉ!タイヘンでしたよぉ!! 雪で。
そうだ!これから摩周湖を目指す連中に忠告しといてあげねば…
YHに戻り、数台ほど集まっているバイクに声をかける
「これから摩周湖に向かうシトは居る?」
するとVFR400が
「今、行ってきたんですけどぉ!タイヘンでしたよぉ!! 雪で。
係りのオジサン達に助けてもらいましたよぉ!!」
にゃ・にゃるほど。
皆同じ運命を辿っていたのね。
どおりでオジサン達がバイク救出に手慣れていた訳だ・・
にゃ・にゃるほど。
皆同じ運命を辿っていたのね。
どおりでオジサン達がバイク救出に手慣れていた訳だ・・
【解説】
多和平は、標茶町にある小高い丘で、地平線が丸く見えるのをウリにしているんです。
以前から中標津町の「開陽台」がソレをアピールしていましたけれど、
開陽台よりも眺めが良いと、新に名乗りを上げたのが「多和平」でした。
標高は195m。開陽台の270mには及びません。
多和平は、基本的に牧場ですので、、、状況によっては臭うんです。。。
後に、家族で訪れた際の過去記事はコチラです。
【ここまで】
屈斜路湖を回り、北海道でも屈指の展望ポイントと言われる美幌峠へ。
ここへ来るのは始めてなのだ。
学生時代の冬にバスでここを目指した事があったけど、吹雪の為にバスが運休してしまい、
ここへ来るのは始めてなのだ。
学生時代の冬にバスでここを目指した事があったけど、吹雪の為にバスが運休してしまい、
諦らめきれずにヒッチハイクで目指したものの……
バスが運休する位の天候時に展望が期待出来る訳も無く、従ってここを目指すクルマも無く、
バスが運休する位の天候時に展望が期待出来る訳も無く、従ってここを目指すクルマも無く、
挫折して泣きながら阿寒湖に向かってしまったのであった。
ほどなく峠に到着、屈斜路湖を見下ろす。
湖の周囲が殆ど開発されていないだけ、道東ならではの、原始から変わらぬ風景にしばし釘付けとなる。
更にクッシーなどを探していると・・
「記念写真はいかがかな?」
おおっ!!
背後から忍び寄ってきた老人、アイヌの民族衣装に身を包んでいる!!
一体ナニモノだぁぁ!!
何気に立てかけられた看板に「酋長と一緒に記念写真を撮りませう」といった内容が書いてあるではないか。
そういう事ですか、沖縄あたりの観光地にもありますな!
もっともそちらはオネエチャンだけど…
おんやぁ?
よくよく見れば、似たような酋長が3人も4人も居るではないか!!
あんたら何処の酋長だぁ!!
ホンモノは誰だぁぁぁ!!言ってみろぉ!!!
ほどなく峠に到着、屈斜路湖を見下ろす。
湖の周囲が殆ど開発されていないだけ、道東ならではの、原始から変わらぬ風景にしばし釘付けとなる。
更にクッシーなどを探していると・・
「記念写真はいかがかな?」
おおっ!!
背後から忍び寄ってきた老人、アイヌの民族衣装に身を包んでいる!!
一体ナニモノだぁぁ!!
何気に立てかけられた看板に「酋長と一緒に記念写真を撮りませう」といった内容が書いてあるではないか。
そういう事ですか、沖縄あたりの観光地にもありますな!
もっともそちらはオネエチャンだけど…
おんやぁ?
よくよく見れば、似たような酋長が3人も4人も居るではないか!!
あんたら何処の酋長だぁ!!
ホンモノは誰だぁぁぁ!!言ってみろぉ!!!
【解説】
美幌峠は、カルデラ湖である屈斜路湖を囲む外輪山のフチ。標高は525mです。
ちなみに、摩周湖を火口湖としている摩周岳は標高857m。
摩周湖の湖面の標高は502mになります。
【ここまで】
写真は「美幌観光物産協会」より。
石北峠を越える。
本州の峠のイメージは
「民家が途絶える→いきなりコーナーの連続の登り→峠」
そんな感じなのだけれど、ここは全く違うではないか!!
街並みが途絶えてから、延々と続く原生林の中の平坦な直線。
これでもか!! と言うほど進んで、
本州の峠のイメージは
「民家が途絶える→いきなりコーナーの連続の登り→峠」
そんな感じなのだけれど、ここは全く違うではないか!!
街並みが途絶えてから、延々と続く原生林の中の平坦な直線。
これでもか!! と言うほど進んで、
タコ部屋労働で多くの犠牲を出したと言うイトムカ鉱山痕あたりからやっと峠らしくなる。
タコ部屋に消え、帰りにこの道を通る事の無かった労働者達が登った頃と、何も変わらぬ風景なのであろうか。
そんな道にも、シッカリと登場する面パト!!
犠牲となったクルマと共に路肩に停まっている。
こりはクマよりも恐ろしいぞぉ!!!
峠の頂上のパーキングで休んでいるライダー達に面パト発見の一報を入れる。
タコ部屋に消え、帰りにこの道を通る事の無かった労働者達が登った頃と、何も変わらぬ風景なのであろうか。
そんな道にも、シッカリと登場する面パト!!
犠牲となったクルマと共に路肩に停まっている。
こりはクマよりも恐ろしいぞぉ!!!
峠の頂上のパーキングで休んでいるライダー達に面パト発見の一報を入れる。
「急カーブ注意!!」
などと看板が有っても、本州ではバリバリ高速コーナーだったりするこんな道で捕まったら、
一体何キロオーバーになるか考えただけでも恐ろしい。
【解説】
石北峠は、石狩と北見を結ぶ幹線道路R39の峠です。
オホーツク海と日本海の分水嶺になりまして、標高は1050m。
環境的には、本州の3000m級に匹敵するんですって。
【ここまで】
大雪湖・層雲峡と走り抜け、旭川の街をパスして北上し、宗谷岬を目指すのだ!!
なにやら小説で有名になったらしい塩狩峠を登る。
それほど大きな峠ではなく、直線的な登りで割とアッサリ頂上へ。
ここには温泉ホテル併設のYHがある。
従ってそのYHの風呂はモチロン温泉!!
メシは毎晩ジンギスカンというアリガタさ!
まだ時刻は16時にもならないけど、通過するのは勿体無さすぎる。
もっとも、体が芯から冷え、これ以上走る気にならなかったのも事実である。
なにやら小説で有名になったらしい塩狩峠を登る。
それほど大きな峠ではなく、直線的な登りで割とアッサリ頂上へ。
ここには温泉ホテル併設のYHがある。
従ってそのYHの風呂はモチロン温泉!!
メシは毎晩ジンギスカンというアリガタさ!
まだ時刻は16時にもならないけど、通過するのは勿体無さすぎる。
もっとも、体が芯から冷え、これ以上走る気にならなかったのも事実である。
【解説】
塩狩峠は、道路も鉄道(宗谷本線)も真っ直ぐ登って真っ直ぐ下る形状です。
峠のテッペンに塩狩駅がありまして、駅からはどちらも下り坂。なかなか判りやすいですね。
小説の題名にもなり、映画化もされました。
実話を元にした、すんごく痛々しいハナシです。。
【ここまで】
宿泊者が少なかったためか、YHの設備ではなくホテルの和室に入れられる。
入れられたというよりは、入れてもらえたと言った方が正解であろう。
ちゃぶ台にはお茶セット、テレビやコタツまである。
同室者は6名、みな初対面どおしのライダーであったけど、何となく連れ立って旅館に泊まっている気分なのだ!!
ホテルの大浴場に浸かり、当然ルービだって買えるのだ!!
これはシヤワセ!!
入れられたというよりは、入れてもらえたと言った方が正解であろう。
ちゃぶ台にはお茶セット、テレビやコタツまである。
同室者は6名、みな初対面どおしのライダーであったけど、何となく連れ立って旅館に泊まっている気分なのだ!!
ホテルの大浴場に浸かり、当然ルービだって買えるのだ!!
これはシヤワセ!!
お楽しみのジンギスカン、質より量で大満足!!
食後のひとときは、部屋でゴロゴロと転がりながら雑談、まさにグループ旅行のノリ!。
やがてテレビでは天気予報が。
「なんか良くないね。気温も低めだってさ…」
どんよりと曇った、肌寒い朝。
北へ南へとそれぞれの道を目指すライダー達。
「礼文に渡る人、居ますか? 島を出る日は朝飯食わない方が良いですよ!!
北へ南へとそれぞれの道を目指すライダー達。
「礼文に渡る人、居ますか? 島を出る日は朝飯食わない方が良いですよ!!
ボクは食ったばかりのメシ、速攻で船のトイレに消えましたぁ!!」
そんなオドシ(?)をホザいていたGPZ君、なぜかクーラントがダダ漏れになっている!!
「こ・これじゃヤバイっすよねぇ!!」
「こんだけ寒いから、クーラント液無しでも平気じゃない?」
「マ・マジっすかぁ?」
そんな会話も出るほど、冷え冷えとした朝の別れのひとときであった。
そんなオドシ(?)をホザいていたGPZ君、なぜかクーラントがダダ漏れになっている!!
「こ・これじゃヤバイっすよねぇ!!」
「こんだけ寒いから、クーラント液無しでも平気じゃない?」
「マ・マジっすかぁ?」
そんな会話も出るほど、冷え冷えとした朝の別れのひとときであった。
【解説】
泊ったのは、塩狩温泉ユースホステルです。
温泉ホテルの併設でしたから、もちろん風呂は温泉大浴場。
晩メシは、必ずジンギスカンでして、宿泊者どおしで鍋を囲む仕組みでした。
温泉とジンギスカン、、、それが大人気で、「保養ユース」などと呼ばれていたんです。
ワタクシも大いに気に入り、、、3年後にも再び泊まっています。
残念ながら2005年に休館し、、、そのまま、ホテルともども閉館となりました。
現存する塩狩峠ユースホステルとは、建物も経営も別物です。
【ここまで】
国道を北上。
西部劇の様な、ゆったりとした造りの街並みを幾つか通過し、
西部劇の様な、ゆったりとした造りの街並みを幾つか通過し、
道端で休んでいるハーレー2台と手を振り合いながら原生林の中を走る。
そのあたりで遂に雨!!!
ポツポツながら冷たい雨。
ついに来やがったか…
カッパを着ているうちに、先程のハーレーが通過していく。
そのあたりで遂に雨!!!
ポツポツながら冷たい雨。
ついに来やがったか…
カッパを着ているうちに、先程のハーレーが通過していく。
咲来峠の登り、雨は本降りとなる。
前方からやってくる1台のバイク。
弱々しくピースサインでもするかぁ……
などと考えていると、なんとも力強いガッツポーズを送ってくるではないか!!!
それはまるで
「ヒドい天気だけど頑張ろうぜ!!」
そんな言葉が伝わってくるようで、すこしだけ元気が出る。
前方からやってくる1台のバイク。
弱々しくピースサインでもするかぁ……
などと考えていると、なんとも力強いガッツポーズを送ってくるではないか!!!
それはまるで
「ヒドい天気だけど頑張ろうぜ!!」
そんな言葉が伝わってくるようで、すこしだけ元気が出る。
オホーツク海に出て、相変わらずの雨の中を更に北上。
枝幸・浜頓別といった街を淡々と通過。
気分は、ツーリングを楽しんでいると言うよりも、何かの義務感に縛られての北上という気さえしてくる。
程なく、ミゾレが混じり出す。
もう街と言うべき集落は無くなり、まさに原野の行進である。
ふいに現れた信号で停止した途端、力無くエンジンが停止!!
ガス欠にしては早すぎるのだけれど…
コックをリザーブにしてセルを回すと、再びエンジンは動き出す。
おかしいなぁ。妙に燃費が悪かったなぁ。
さて、ガソリンスタンドが有るような雰囲気じゃないし、どうしよう。
まあいいや、何とかなるだろう。(実は、オーバークールだったのだ)
枝幸・浜頓別といった街を淡々と通過。
気分は、ツーリングを楽しんでいると言うよりも、何かの義務感に縛られての北上という気さえしてくる。
程なく、ミゾレが混じり出す。
もう街と言うべき集落は無くなり、まさに原野の行進である。
ふいに現れた信号で停止した途端、力無くエンジンが停止!!
ガス欠にしては早すぎるのだけれど…
コックをリザーブにしてセルを回すと、再びエンジンは動き出す。
おかしいなぁ。妙に燃費が悪かったなぁ。
さて、ガソリンスタンドが有るような雰囲気じゃないし、どうしよう。
まあいいや、何とかなるだろう。(実は、オーバークールだったのだ)
【解説】
ワタクシなんぞ、GWの北海道が限界ですけれど、、、
宗谷岬で年越しをするツワモノのライダーも少なからず居るんですよ。
もちろん、根性だけで乗りきれるものではありません。
ウエア、タイヤ、バイクそのものにも本格的な、そしてドエラい対応が必要です。
それでも、今年は115台ものバイクが集まったのだとか。
ぶるぶる。。
【ここまで】
やたらと目につく「自衛官募集」の看板さえも遂には無くなり、
まさに地の果ての様な、木が一本も生えていない海沿いの丘陵地帯を進む。
不意に視界に入るガソリンスタンド!!
おおっ!このような場所に?とりあえず給油を!!!。
ガソリンは大した量は入らななかったものの、貝殻で作った「交通安全」のお守りと、
不意に視界に入るガソリンスタンド!!
おおっ!このような場所に?とりあえず給油を!!!。
ガソリンは大した量は入らななかったものの、貝殻で作った「交通安全」のお守りと、
「最北端給油証明書」なる紙切れを渡される。
そう。
ここは宗谷岬すぐ脇のGS、いつのまにか最北端に到着していたのだった。
そう。
ここは宗谷岬すぐ脇のGS、いつのまにか最北端に到着していたのだった。
【解説】
宗谷岬の駐車場から100m程度の所にある、安田石油宗谷岬SSが、その店です。
こういうモノを貰えるとは思いませんでしたので、なんだか嬉しいですね。
オーバークールでエンストしなければ、ココで給油する事は無かったハズなので、
何が幸いするか判りません。。
【ここまで】
ミゾレ混じりの雨の中、時刻はまだ14時だというのに、気温表示は2℃!!!
岬の公衆便所の軒下で一人震える。
走っている時よりはマシとはいえ、耐え難い寒さなのだ。
そんな真横に乗り着けて来て停止した一台のクルマ、にいちゃん&ねえちゃん連れである。
クルマから降りたねえちゃん、
「いやだぁ!!寒いぃぃぃぃ」
などとホザきながら、にいちゃんの腕にしがみつく。
「にゃ・にゃにおう!!オマエラなんかに寒がる資格は無いっ!!」
ついつい叫びたくなる、昼下がりの宗谷岬なのであった。
岬の公衆便所の軒下で一人震える。
走っている時よりはマシとはいえ、耐え難い寒さなのだ。
そんな真横に乗り着けて来て停止した一台のクルマ、にいちゃん&ねえちゃん連れである。
クルマから降りたねえちゃん、
「いやだぁ!!寒いぃぃぃぃ」
などとホザきながら、にいちゃんの腕にしがみつく。
「にゃ・にゃにおう!!オマエラなんかに寒がる資格は無いっ!!」
ついつい叫びたくなる、昼下がりの宗谷岬なのであった。
【解説】
ワタクシが宗谷岬に到達したのは、この時が2回目。
初めての時は真冬で、鉄道とバスでたどり着いています。
その時も荒天で、、最北端の碑の写真を撮るのが精一杯。。(↓は、実際の写真)
帰りのバスの時刻までは、お土産物屋に籠っているしかありませんでした。
荒れていない宗谷岬に立つ事が出来たのは1997年。
6回目の北海道ツーリングの時でした。
【ここまで】
摩周YHから多和平、美幌峠、石北峠、塩狩温泉YHへ。
塩狩温泉YHから咲来峠、北見枝幸、浜頓別、宗谷岬へ。
この記事へのコメント
ゆけむり
それでも全行程10日間で4000kmほど走りましたが、おぎひまさんは全部でどれぐらい走ったのか気になります
あ~、いつかまた自由気ままな北海道自由旅をしてみたいです
凡・ハヤト
宗谷岬、日本の最北端なんですね。
えらく遠そうですが、バイクならひとっ走りなのかしらん?
わたしが行ったことがある最北は、知床までです。
narayama2008
霧の摩周湖なんて言いますがおぎひまさんが行かれた時はきれいに見えたのですね。
真っ白な山々に青く澄んだ湖面、GWならではの風景ですね(^^)
「開陽台」は行った事がありますが「多和平」はないんですよね~。そちらも眺めがいいのですね。美幌峠からの屈斜路湖、まさに絶景ですね。
おぎひま
もしもタイムマシーンで過去に戻れたとしても、
当時のワタクシと一緒に旅をするのは止めたほうが良いですよ。。
グルメや名所巡りは二の次で、とにかく走るのが第一目的ですから。
昼飯なんてコンビニです。
オフを走るようになってからは、林道メインで泥だらけですので、
フツーの店なんぞ入れませんですもの。
まあ、ライダーの旅なんてこんなものなんです。。
おぎひま
ひとっ走りではありません。北海道はデカいんです。
函館から宗谷岬までは650Kmありまして、、
それは広島から静岡よりも遠いんです。。
知床は良いところですね!!
春夏冬と、何度も通いました。
おぎひま
ワタクシが訪問した際は晴れた日もあればガスった日もありました。
ただ、、、フツーに考えれば晴れたほうが良いに決まってますね。。
多和平は、地平線が見える角度が開陽台よりも大きいのがウリですが、
標高が高い分だけ開陽台のほうが遠くまで見えます。
あ、、写真は全て、この旅のものではありません。。