とにかく北へ!!・ブログ版【2】霧の日勝峠から嵐の摩周湖へ。。。。登別~日勝峠~釧路~弟子屈 


1991年GWの、初めての北海道ツーリング。
道内1泊目は、登別のユースホステル。。
冷たい冷たぁぁい雨の中の到着でした。
温泉でキッチリと体を暖めた後は、、、、
道東を目指して日勝峠越えに挑んだのです。

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ずいぶん前のハナシですので、交通機関や道路事情、観光地の様子など、
今とはずいぶん状況が違っていると思われます。
なので、観光情報としてはご利用いただけません。
当時の写真は残っておらず、、、文中の写真は全てイメージです。。。
原文ママです。。書きなぐりの駄文です。。。
【解説】の部分は書き下ろしです。

=======以下、本文============

朝になって雨は止み、とは言えいつ降ってもおかしくない天候である。
夕べ寒さに震えた為か、上陸時ほどのウキウキ感が無いまま出発。

初めて北海道を走るライダーの予定を聞くと、かなりの割合で
「東西南北あっちこっち飛び回りのワープ型」が多い。
「絶対に2度3度と行く事になるから、もっとジックリと楽しんだ方がいいよ」
と言って聞かせても聞く耳を持たない連中が多いけど、
もちろんワタクシも、そんな連中の一人だったのだ。
今日は道東だぁ!!摩周湖だぁ!!!

【解説】
ホントに、その通りなんです。。
結局、ワタクシが北海道ツーリングに出たのは、この回を入れて都合8回。。
ケッコンし、コドモが誕生してからは1度もバイクでは上陸していません。。。
カミさんだけは、結婚後も1回だけ一人で北海道ツーリングに出ています。
その時、ワタクシはシンガポール出張に出ていたんです。
約1週間の日程だったのですが、モロに世間のお盆休みと重なったんですよ。
カミさんのカイシャも夏休み。ひとりでオルスバンするのも勿体なく、、
北海道ツーリングに出た訳ですね。。
やがてワタクシが帰国、、カミさんも1日遅れで本土に帰還しまして、
再会の喜びを2人して大いに分かち合いましたら、、、
なぜか、長男坊が誕生してしまった次第です。。。
【ここまで】

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降ったり止んだりの天候の中、日勝峠を越えねばならない。
目の前の山々はドンヨリとした雲に覆われ、YHのオバチャンが言っていたセリフ
「GWじゃ峠は雪になる事もある」
を思い出し、心もドンヨリとしてくる。
なんたって、
「冬の日勝峠越えは最大の難所である」
と、聞きたくない事まで聞かされてしまったのだ。

峠越えを前に給油。スタンドのオヤジから情報を・・
「寒い中タイヘンだねぇ・・」
「えっ・ええ。あのぉ、峠はもっと寒いでしょうねぇ・・」
「そうだねぇ」
「ゆ・雪なんか降ってませんよねぇ・・」
「そうだねぇ。降ったら困るねぇ」

何の役にも立たない会話を交し、いよいよ峠越え。
いつのまにか霧が発生し、高度を増すごとに視界が悪くなる。
寒さも増してきているようだ。
コーナーの向こうには雪が待っているのではないか?
といった不安と、そうではなかった安堵を繰り返しながら、遂に峠に到達する。こ・こ・こりは!!!!!

晴れ渡る、抜けるような青空!!
ここまでのダークグレイの雨雲とは違う、ノドカに浮かぶ白い雲!!
眼下に広がる十勝平野!!
まさに北海道の光景がそこに広がっているではないか!!!

【解説】
日勝峠は、西側(日高側)はダラダラと山深く、
東側(十勝側)はイッキに平野まで落ち込む切り立った地形で、、、
眼下には十勝平野がデーンと広がっているんです。
横並びの狩勝峠も同様な地形で、ソコを超える根室本線の列車からの眺めは、
日本三大車窓と賞されていました。
根室本線の狩勝越えは、その絶景の部分が廃止され、、、、、
残る2つの車窓は、篠ノ井線の姥捨駅付近、、、そして肥薩線の矢岳越えです。
【ここまで】

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峠を下ると、日差しが暖かい。
「ザマアミロ!カッパ!!キサマなんかに用は無い!!」
シヤワセな気分で帯広の街を抜け、更に東を目指す。
豊頃のハルニレの木は丸裸状態で全然それらしく無かったけれど、そんなのどうでも良いのだ!!
気分は春の北海道なのだ!!!

【解説】
日勝峠の十勝側は、連続するヘアピンカーブでイッキに800mもの高度を下げます。
降りてしまえば十勝平野。北海道たる風景が広がるんです。
帯広市、池田町を過ぎれば豊頃町。
そこにあるハルニレの木は、日立の樹に似ているという事で名所になっているんです。
「このぉ木なんの木きになる木ぃぃぃ」のアレですね。
「日立のCMは、最初はこの豊頃町のハルニレの木で撮られた」と言う話がありまして、
ワタクシも、ずぅぅぅっと信じていたんです。
でも、ソレはマチガイ。。。
CMはハワイ、シンガポール、LAなど、、ロケは最初っから海外で行われているんですって。
似ているだけの木が街のシンボルになってしまうとは、、ある意味、、日立の樹は偉大ですね。。
実際には、、木の種類も違います。。
【ここまで】

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白糠あたりから見える海の景色もサワヤカに、一気に釧路に。
弟子屈に抜ける道道に入り、釧路湿原の展望台で一休み。
ウキウキ感は、上陸当初どころでは無く、最高潮に達しつつあったのだが・・

【解説】
釧路湿原の西端を走り抜け、「鶴見台」にも立ち寄りました。
鶴居村のタンチョウ観察スポットですけれど、GWにはその姿は見れません。
もう、とっくにシベリアまでお帰りアソバシています。。
このツーリングよりもずいぶん前、、真冬に北海道を周った際には、ココでタンチョウを見ております。
公共の交通機関は無く、、阿寒湖からヒッチハイクで往復しました。
過去記事:セピア色の北海道
【ここまで】

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穏やかな岡をクネクネ曲がりながら北上し、弟子屈まで10Kmを割ったあたりで、その異変がやってきた。
天候の悪化を感じるよりも先に、いきなり襲い掛かる豪雨!
そして台風の様な強風!!
これはいったい!!!!

【解説】
鶴居村から弟子屈までの間は、穏やかな丘陵地帯ですが、
なだらかながらも峠のような地形になっていまして、
そこが分水嶺となり、、、天気の境目になっていたのだと思います。
標高は200m足らずですが。。。
【ここまで】

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風雨を遮る物など何も無い丘陵地帯。
カッパを着る間もなく全身ビチョビチョ!!
停まる事も躊躇してしまう状況に陥ってしまったのだ。
「カッパァ!さっきはゴメンよぉ!やっぱりキミは必用だァ!!!」
そんな心とは裏腹に、一刻も早くこの理解不能な状況から抜け出したく、カッパも着ずに走り続ける。
弟子屈の街に入っても、天候が回復しているどころかトラックがひっくり返っている有り様。
やっと辿り着いたYHに逃げ込めば、昨日以上に文字を書く事が出来ない指先。
そして、断続的に訪れる停電。

【解説】
ホントにタジロぎ、、、そしてキョーフに怯えました。
だって、トラックが横転してるんですよ! トラックが!
そんな風にヤラレたら、、、バイクではどうしようもないぢゃないですか。
弟子屈の街、、横転トラックのあたりを通過中は、風が弱まっていたのがフシギです。
もしかしたら竜巻みたいなものだったのかもしれません。。
【ここまで】

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激しい風雨の攻撃に、耐え切れずにガタガタと暴れる窓!!
どこから入って来るのか、悲鳴の様な隙間風の音!!
まさかバイクが吹っ飛ばされやしないだろうか。
将棋倒しになってたらどうしよう・・
何回目かの目覚め、まだ夜中である。
風も幾分弱まり、雨の音が聞こえなくなった事に気が付き、思わずバイクの様子を見に表に出る。

摩周湖に近く、人気スポットでもあるYH。
あの天候を走り抜けて集まってきたバイク達は一台残らず倒れる事無くふんばり続け、
いつのまにか現れた満月を、それぞれのミラーの中に輝かせているのであった。

【解説】
泊ったのは「摩周湖ユースホステル」。
弟子屈の街から摩周湖に向かう、道道52号線沿いにあります。
観光に最適なロケーションだからなのか、珍しく(?)今でも現役のYHです。
これ以前にも、正月に泊った事がありまして、、、、
その時はクロスカントリースキーで摩周湖を往復するツアーや、
雪原の中での草野球なんぞにも参加しました。
ああ、何とも楽しい北海道。。。。
【ここまで】

登別温泉から日勝峠、帯広、豊頃、釧路湿原、弟子屈、摩周湖YHへ。
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この記事へのコメント

  • ponies

    こんにちは。
    二人のお子さん可愛いですね、親としてこの頃が嬉しい時ですね
    親としてはこの頃が人生のやりがいのある時だと思います。
    もう一度経験したいですが人生は一回しかチャンスはありませんね。
    2025年04月15日 09:12
  • おぎひま

    poniesさん、コメントありがとうございます。

    未完成のままアップしてしまいました。。。
    いったん引っ込めていました。。。

    こうやって走っていた時代は、子育てのコの字も想像できませんでしたけれど、
    今は、もうそれも終盤。。。。
    時の流れですね。。
    2025年04月15日 10:36
  • narayama2008

    こんばんは。

    摩周湖ユースはレンタカーを借りて道東を回った時と、愛車で回った時の2度泊った事があります。夕食は別棟のレストランで頂きましたが、今は基本的に素泊まりのみになっているんですね。
    ミーティングは観光案内が中心でケーキも出されました。懐かしいです(^^)
    2025年04月16日 23:12
  • おぎひま

    narayama2008さん、コメントありがとうございます。

    なるほど、2泊されましたか。
    摩周湖は、道東では指折りの観光地ですもんね。
    ワタクシが泊ったのは、これが最後。
    現状は判りませんですが、ずいぶん変わっちゃったのでしょうね。
    2025年04月17日 06:58
  • ゆけむり

    登別温泉から一気に摩周湖とは凄いですね
    景色やご当地グルメを楽しめたのか気になります
    それにしても霧の摩周湖とよく言いますが、4~5回行きましたが全て晴天でしたよ
    一度でいいから霧の摩周湖を見てみたいです(笑)
    2025年04月17日 12:47
  • おぎひま

    ゆけむりさん、コメントありがとうございます。


    摩周湖は、霧、晴、晴、晴、霧でした。
    5回目の霧は、なかなか絶妙で、、
    湖を含む摩周岳のテッペンだけが霧、、下界は晴というパターンでした。
    独立峰なので、どちらからでも風が吹けば雲が湧くのですね。
    2025年04月18日 10:04

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