ななんと、、、接待を受ける事になりました。
マジメに生きていれば、良い事もあるものです。。
もっとも、ワタクシが主賓という訳では無く、、、
主賓の同行者、、、まあ、オマケみたいな立場です。
で、、接待される店は、、、、、
主賓様の強い要望で、うなぎの店になりました。。
一同が向かったのは、、、神田明神の大鳥居の脇。
写真の右端に、「うなぎ」のノボリがハタめいていますでしょう。ソコです。
ううむ、それらしき店がある事は気が付いてきましたけれど、
ワタクシには無縁な店だという認識で、、、
キッチリと確認はしていませんでした。。
この界隈で鰻と言えば、、、「神田川」という老舗が思い浮かびます。
一番安い蒲焼でも5000円を超える店ですね。
最初、、てっきりソコに行くのかと思ったら、、
主賓が断ってしまったんです。「アソコは寒い!」と。
確かに、、、古ぅい建物ですもんね。。。
ワタクシは入った事がありませんですが。
なにしろ、、、お持ち帰り用の「将門」なる鰻丼で7500円の店ですもの。。
という訳で、、、やって来たのは「鰻の成瀬 神田明神店」。
建て物はボロくありません。スキマ風も無さそうです。
店構えに風情は無いですね。。。
まあ、それはイブクロにとっては無関係な事ですが。
「鰻を食べるって幸せ」などと書かれていまして、、、、
そうです。ソッチのほうが重要です。
「鰻の成瀬のこだわり」を拝読。
ウナギは、関東風の蒸し焼きとの事でした。
そのまま焼く関西風と違い、、、アブラっけは落ちてしまうそうで、
アブラ好きのワタクシにとりましては、、ちと寂しいですね。
また、、、価格を抑える為にメニューを抑え込んだともあります。
まあ、そのあたりは仕方ないですね。と思ったら、、、、
それはボディーブローのように、、後から効いてきました。。
おしながきを見ると、、、
うなぎは「特上」「上」「並」の3ランク。
その違いは、、、、
特上・・・・・国産うなぎ
上・・・・・・中国産のニホンうなぎ
並・・・・・・アメリカウナギ
との説明でした。
さらに松、竹、梅のランクもありまして、それはうなぎのサイズの違い。
松は1尾、竹は3/4尾、梅は1/2尾で値段が異なる設定です。
まずはビール!!
生はありません。瓶ビールだけでした。
なるほど、、、これもメニューを絞る一環ですね。。
確かに、生ビールを用意するよりも、コストは大幅に落ちましょう。。
安いがイチバンです、、、、、けれど、、、、
この日は接待される側なので、、値段よりも質が、、ごにょごにょ。。
注文は、うなぎの特上!! なにしろ接待ですから!
のハズが、、、
ななんと、、この日は「特上は、1/2しか残っていないですぅ」との事。。
結果、、、、主賓だけが特上の梅、、、1/2尾ですね。
ワタクシを含む、そのほかの者は、、、、上の松になりました。。
うなぎカースト制度です。。
登場した、うな重(上の松)。
お新香、すまし汁、ネギ、わさび、、
土瓶のようなモノの中身はタレ。
フタを開ける前の見た目は、特上も上も同じです。
フタを開けた「上の松」2900円。
ゴハンが見えないほど、、、うなぎがギチギチに詰まってるぢゃないですか!
うなぎ1尾で、この量、、、2枚なのですね。ふむふむ。。
い、、いただきやす!!
しかし、、、、、
いきなりゴハンが出てきたものですから、
ただただ、黙々と喰らうのみ。。。
お接待の、、、チビチビやりながら小粋に語り合う、、、
すまぬ。。。そういう雰囲気にはなりませぬ。。
これが、、「特上の梅」3400円、、の、うな重の部分。。
うな量が倍もある「上の松」よりも、1500円も高いんです。
味見してみましたけれど、、、うなぎのフワフワ感は「上」の3倍ですね。(ワタクシ比)
でも、アブラ感は、「上」のほうがアリアリで、、、、
おそるべし、、ニィハオニホンウナギ。。何をどうイヂクられたのか判りません。。
もちろん、冷酒なんぞも注文させて頂きましたけれど、、、、
うな丼を食べてしまえば、、他にツマミとなるものは「蒲焼」しか無いんです。。
これでは間が持ちません。
なので、、開宴1時間ほどでオヒラキになりましたとさ。。。
「食べ終わったから帰りますか。。」的なオーラが漂うばかりですし。
ココで うなぎを焼いている気配はゼロ。調理済み品を暖めているだけなのでしょう。
他の料理もありませんから、、少人数のお運び係だけで成り立つ訳ですよ。
要は、比較的に安いうな重を、お食事として食べる為の店ですな。
それは良い工夫です。アリガタい事です。
ただし、、、呑み会、、、ましてや接待にはダメですな。
あ、、これは店の責任ではありません。
店の選択ミスですよ、接待してくれたヒト。。。。
鰻の成瀬 公式サイト:
この記事へのコメント
凡・ハヤト
雨の広島市内です。結構、降っていますよ。
ああ、こんな立派なお重に入ったうなぎを食べてみたいです。
「(並)・アメリカウナギ」で十分でございます。^^
おぎひま
アメリカウナギはクドくないのが特徴だそうです。
でも、、クドいからウマい面もありますよね。。
さて。。
次にワタクシのクチに入るのは、、いつになりましょうか。。
ジュン
(´∀`*)ウフフ
鰻は苦手・・・。
家族は国産品が1番なんて言ってますが
苦手で良かった
おぎひま
そうですか、ウナギはダメでしたか。
実は、我が家のマナムスメも、ウナギはNG。。
あの小骨感が苦手なのだそうです。
なので、この日、、お土産用にも包んでくれそうでしたけれど、
断ってしまいました。。
山ちゃん
いや~あっ、接待されて文句が言える筋合いじゃないでしょうが、多少なりとも不満が残ったようですね。記事を拝見しているだけで羨ましく思えます。
narayama2008
このような本格的な鰻屋さん、ここ数年どころか20年以上は行った事がないです・・・
主賓様のお供でもこういうお店でのお食事、いいですね~(^^)
yona
中国産はスーパーでも売ってるけど、アメリカ産とは初めてですわ。
しかも、値段高過ぎ!!
私のおススメ、伊勢神宮外宮前の喜多やさんはここの中国産値段ぐらいで三河産の美味しいうな丼が頂けます。
半身でも、継ぎ足し継ぎ足しの美味しいタレで十分満足できますよ。
軽キャン旅でぜひ参拝してお立ち寄りくださいませ!!
ゆけむり
自分は大好きです(1回しか行ってないけど)
今は特上、上、並とあり、そこから更に松竹梅と細分化されているんですね
自分が食べに行った時はそんなカースト制度は無かった気がするんですが、見落としていたのかな?
気になって過去のブログを調べたらやはり3種類だけでした
https://yukemuri-manpuku.seesaa.net/article/500762444.html
おぎひま
ワタクシはゴチソウになった立場ですので、不満はありません。
ただし接待する立場だったら、使い辛いかなと思います。。
しかし、、、、
かつては庶民がフツーに食べる食材だったような気もします。。
おぎひま
あ、、ココは本格的な鰻屋さんでは無いと思います。
なにしろ、1枚も焼いている気配がありませんですから。
言わば廉価版、、、それはそれで重宝する店でしょうね。
おぎひま
ワタクシは1円も払っていませんので、
ただただ食べられて良かったと喜ぶだけです。。
うなぎは、どこで育ったかで産地が決まりますので、
ニホンウナギでも中国で育てば中国産。。
日本で育ったアメリカウナギは日本産、、と言う事になります。
中国産の安いのは、ヨーロッパウナギみたいですね。。
やっぱり、ご当地に出向いて安くて美味しい国産鰻を食べたいですね。
ただ、誰もが気軽に通えませんでしょうから、
こういう店は、貴重な存在であるとは思います。
おぎひま
なるほど、うなぎのサイズは一律だったのですね。
鰻の値段がナニなものですから、売値を押さえた少量バージョンを作ったのかと推測します。
とにかく高すぎですよ。。。。
いずれ、サンマやイワシもこうなったりして。。
カスミッシモ
並竹にしましたが、それなりに美味しく頂きました。
おぎひま
成瀬は、手ごろに食べられる店としては良さそうですね。
この神田明神店は、中国人インフルエンサーが紹介したとかで、
中国人観光客が激増したと喜んでいました。
かにょにょ@横歩き
思わず↑の言葉を読んで笑ってしまいました。
鰻の成瀬、調べましたらうちの近くにもありました。鰻のフランチャイズ店で初日の店員でも作れるオペレーションを作り上げたくさん出店してるらしいです。接待されるなら板さんがいてうまきたまごとか、酢の物とかいろいろ肴を出してくれてお酒が呑めて長居できるお店がいいですね。
おぎひま
暖めているだけだと思われますので、確かにバイト初日でもできるかもです。
なので、パパっと食べてササっと帰るか、、、、
キッチリしたもでをユッタリ過ごすか、、
その分かれ道でしょうね。。
オゴラレなら、キッチリが良かったです。。