弁当ナシの、この日。
昼メシの外食先を物色していたら雨が降って来まして、、、
たまらず、アキバのヨドバシに避難しました。
ヨドバシも館内にはお食事処がワンサカありますから、
その中のいずれかに入店しちゃうツモリです。
で、、選んだのはコチラ。「万豚記(ワンツーチー)」です。
ラーメン店ではなく、、ニィハオ中華でもありません。創業30年の和製中華です。
1994年、、八王子に1号店が誕生し、、
「体調が悪い時に食べるとタイヘンな事になる」などと恐れられた、
いわゆる「カラダにワルい系のウマさ」がウリの店でした。
アチコチに支店を展開していたものの、、
なぜか屋号を「ちょもらんま」に改めて「万豚記」は激減。。
その「ちょもらんま」も縮小したり業態変更するなど紆余曲折の上、、
今では、全国に10店ほどの「万豚記」が残存しています。
運営会社ですか? 際コーポレーションです。
メニューを眺めると、、
ラーメンや担々麵に、餃子や炒飯を絡めたセットがありますね。ごくり。
でも、、全て4ケタ円。。。最安値でも1430円ぢゃないですか。。
これでは、オイソレとは食べられませんです。。
ぢゃ、ぢゃあ、麺類の単品ですな。。
えっと、「醤油らーめん」930円、「黒ごま担々麵」970円、「白ごま担々麵」970円、
「紅麻辣担々麵」970円、「汁なし担々麵」970円、、、、
1000円未満となると、このぐらいです。。
字面から妙に気になった「超辣担々麵」は、1230円也でした。。
卓上の味変イヂクリグッズは、、、
醤油、酢、ラー油の餃子3点セットと、コショウ。
中華屋さんですから、こんなものでしょう。
結局、黒ごま担々麵を注文したワタクシが、
キミタチのお世話になる事は無いのだよ。。。
で、コレが「黒ごま担々麵」970円。
その名の通りに黒々としたスープには、おびただしい胡麻のツブツブ。。
挽肉の山に海老、そして薬味。いかにも担々麵といったオモモチですね。
さっそくスープをススると、、、、
辛さは、ちょいシビレ系。。唐辛子系の辛さも、キチンと味わいを感じられるレベルです。
ゴマゴマっとした濃ゆさがココチ良いです。
麺は長方形の断面の、モチモチっとした食感。スープにも良く馴染みますね。
超本格的というよりも、独特のクスグリが効いた、、
なかなか具合イイ担々麵ですよ。うんうん。
でも、、、、
カラダに悪いと恐れられた、伝説のアブラぎり、、そしてクドさ、、、
そういうものは感じられませんでした。
そもそも、ワタクシが初めて万豚記のラーメンを食べた2009年でも、
身のキケンを感じる程では無かったような記憶もあります。
万豚記は、その前から穏やか路線に変わってしまったのでしょうか。
いえいえ、万豚記自体が変わった訳ではなく、、、
2000年頃から家系を代表とする濃ゆ濃ゆ路線のラーメンが激増したものですから、
ソレに埋没してしまったのかもしれません。
まあ、コレが万豚記のラーメンであると、記憶を上書きしましょうか。
屋号の「万豚記」の意味は、運営会社の際コーポレーションによりますと、、、
中国では、豚は富と幸福の象徴であり、縁起の良い豚がたくさんで「万豚」、
それに「~の店」という意味の「記」をつけて「万豚記」。
要は、「とっても縁起の良い店」という意味。
なんですって。
確かに、店内の棚にも、ブタのオネェチャンがワンサカいまして、
ウッフゥン、、なポーズで並んでいました。
縁起の良さからいうと、、、招き猫に軍配が上がりそうですが。。
店舗情報:
【万豚記 過去記事(ちょもらんま含む)】
ちょもらんま馬喰町店(中央区馬喰町)
ちょもらんま 門前仲町店(東京都江東区)
万豚記 門前仲町店(東京都江東区)・・・外部サイトへの投稿
この記事へのコメント
ponies
豚のお姉さんのウッフンポーズが面白いです。
おぎひま
なかなか可愛いですよね!
初めて見ましたので、
全ての店舗にある訳では無さそうです。。
narayama2008
大阪のヨドバシ梅田も館内に飲食店が入っていますが、ヨドバシアキバもいろいろ入っているのですね。
「万豚記」、店名からして一味も二味も違うお店って感じがしました。「黒ごま担々麵」はパッと見は辛そうに見えますが、実際はそれほど激辛ではなくいい味なんですね(^^)
食べてみたいですね~
おぎひま
ヨドバシは全国展開し、テナントもアレコレ。。
昔は新宿のカメラ屋さんでしたけれど、
もはやその面影は無いですね。。
万豚記は、関西ですと京都に一軒あるだけですけれど、
機会がありましたらお試しくださいな。
ゆけむり
本日某ラーメンを食べましたが、並で900円、ライス160円となっていました
こちらの黒ごま担々麵は970円、ほぼ千円と言っても過言では無いし、千円越えも時間の問題でしょうね
ちょいシビレ系と唐辛子系の辛さもしっかるあるようで、一度食べてみたいです
おぎひま
コチラは、廉価版のニィハオ中華とは一線を隔した感じです。
日本人による日本人向けの中華、、そんな感じでしょうか。
値段には、カンバン代も含まれているかもですね。。
でも、、、
昔の、カラダに悪いラーメン路線が好きでした。。
山ちゃん
いや~あっ、見るからに邪悪そうなスープで麺が覆われていますね。でも、そんな邪悪なスープに慣れたのじゃないでしょうか。
おぎひま
このようなモノを期待しての注文ですので、
もうワクワクするしかないスープでした。
ただし、、思っていたよりも、ちょっとコシクダケ。。
でも、、美味しかったのでヨシとします。