ワタクシが所属するサークル(のようなモノ)が、
学園祭で「フィーリングカップル5 VS 5」を企画したんです。
前年に使われた、全自動の大型電光マシーンの制御部は解体され、
責任者に仕立てられたワタクシが、新たに造りあげねばなりません。
前年の設計者・カシコい糸魚川センパイ(仮名)の協力も得られず、、、
さて、、、どうしましょうか。。
これは、ウン十年も前の昔話でございます。。
(↓はホンモノ。この写真はネットから拝借しました)
大型電光マシーンの本体は残っていました。
19個の電球が取り付けられていまして、、、
その点灯によって、何番と何番がカップルになったのかが分かる仕組みです。
各人の手元に設けられた5択のロータリースイッチで相手を選べば、
糸魚川センパイ(仮名)が持ち込んだマイコンによって、
全て自動で点灯するように仕上げられていた訳ですね。前回は。。。。
その部分をどうするのか。。。ソレがモンダイなんです。
でも、、前々年のヒモ式に戻す事だけは避けなければなりません。
そこでワタクシが考えた仕組みは、、、、
カップルが出来る組み合わせは25通りある訳ですから、
司会者だけが見える位置に取り付ける小さなパネルを用意し、
そこにLEDチップを並べました。
手元の5択ロータリースイッチの組み合わせによって、カップルが誕生したら、
そのLEDだけが点灯するように配線したんです。
例えば、女2番と男5番、、、、そして女3番と男2番が成立した場合は、
このような感じになる訳ですね。
繰り返しになりますが、この小パネルを見れるのは司会者だけ。
参加者も、そして観衆も見る事が出来ません。
このパネルを大きく作り、みんなが見られるサイズにすれば、
それだけで用途は足りていたのですけれど、
なるべくホンモノっぽくしたかったので、ヨシとしませんでした。。
で、、、肝心な部分。。。
マイコンの代わりに制御を行うのは、、、ニンゲン様しかいないでしょう。。
19個の電球には、ひとつひとつスイッチを設けまして、、、
↑の小パネルの結果を見た司会者が、カップルの成立を確認したら、
それに見合ったスイッチを、人力でONするんです。
ね、ね、ね、簡単でしょ?
司会者がスイッチをマチガエてしまえばオシマイですが、、
それはどんな仕組みにしたって同じです。
でも、、フル手動だからこその利点もありまして、、、
電球の点灯を途中で止めたり、いったん戻ったり、、そんなオアソビが出来るんです。
実際の番組の中でも、そういう動きで盛り上がったりしますよね。
これはホンモノに近づいた!! などと自画自賛しつつ、、
そういうのは、司会者のセンスが無いとダメですな。。
とにかく、、これで準備はカンペキ!!
そして、、、学園祭の当日を迎えるのでした。。
この記事へのコメント
narayama2008
色々工夫されたのですね。
そして本番当日、上手くいくといいですね(^^)
おぎひま
当日は、、、これまたセーシュンドラマでした。
古き良き思い出です。。