朝ドラ「虎に翼」が、遂に終わりました。。
通勤ルート周辺が登場するので、そのあたりも楽しみでした。
スタート直後、主人公の学生時代のシーンは駿河台界隈が舞台で、、
そのあたり、、ニコライ堂とか聖橋の現在の様子は、こんな感じでございます。
今回は、、初期から最終回まで何度も登場した、甘味処「竹もと」。
モデルとなった店が現存しているんです。
その店がコチラ。「竹むら」です。
場所は、東京メトロ淡路町駅から200m、、徒歩3分。
撮影したのが朝なのでノレンが出ていませんですが、
火曜日から土曜日まで、11時から20時まで営業しています。
この看板、なんだかワクワクするほどステキぢゃないですか。
竹むらの創業は1930年(昭和5年)。
「東京都選定歴史的建造物」に指定されているそうです。
ドラマに出てきたまんまのオモモチなのですが、、
そうなると、ちょっとヘンなのは、
主人公が明律大学に入学したのは、昭和7年と言う設定で、、、
だとすると、劇中の店「竹もと」は、開業2年目のホヤホヤのハズ。
なのに、当時のシーンとしては店構えがコナレすぎていますよね。。
この界隈には、竹むら以外にもステキな店がありまして、、、
すぐ向かいのコチラ、、あんこう料理専門店「いせ源」です。
竹むらと同じ昭和5年の創業で、やはり「東京都選定歴史的建造物」です。
このような店で、キレイドコロをハベらせてみたいものですね。
あくまでも夢ですが、、、、
安いコース料理でも1万円、、、ムリですね。。。
その他にも、なんだかイキな店がありました。
焼鳥「ハロー」は昭和9年の創業、、、
隣は、燻製創作料理の店「けむり」、、、
どちらも、、そのネーミングだけで引き寄せられそうです。
50mほど離れたところにあるバーは「三日酔」、、、なんてステキな屋号でしょう!
なお、そのバーはカレーもウリにしています。こんな感じです。
この界隈は、連雀町と呼ばれた町で、
越前大野藩の土井家、丹波篠山藩の青山家などの
武家屋敷が立ち並んでいたそうです。
昔ながらの建物を生かしながら再開発されたそうで、
それで古式ゆかしい建物がアチコチにあるのでしょうね。
その一角にある「神田雲林」、、コジンマリとした中華屋さんです。
雲林と書いて読みは「ゆんりん」。
アチコチに展開する担々麵と麻婆豆腐の人気店「雲林坊」は、
この店の支店で、カジュアルブランドなのだとか。
ウン千円のコース料理が並ぶ高級店ですけれど、、
ランチメニューは比較的お手頃。1000円++のメニューもあるみたいです。
機会があれば、そのうちに、、、
ワタクシ的には廉価版の雲林坊のほうが落ち着くかも。。
店舗情報:
コチラも、すぐご近所なんです。
言わずと知れた、、、蕎麦の金看板、、「神田藪そば」。
創業は1880年。明治13年ですね。
関東大震災で焼け、その直後に再建された店舗は
「東京都選定歴史的建造物」にも指定されていたのですが、、、
2013年に火災で焼失。。漏電による出火だったんですって。。
建物が古いのでイロイロとタイヘンでしょうけれど、、
「竹むら」も「いせ源」も、気を付けていただきたいです。。
今の神田藪そばの店舗は、2014年に再建されました。
決して高額店メニューばかりの店ではありません。
このところの値上げで、さすがに3桁メニューは無くなっちゃいましたけれど、
ドクター・キタザトが2人も居れば、どうにかまりましょう。。
店舗情報:
近隣にあるもう一軒の老舗「神田まつや」です。
1925年(大正14年)に建築された木造2階建ての建物で、
やはり「東京都選定歴史的建造物」に選定されています。
コチラの値段は、神田藪そばと似たような状況ですけれど、、
いずれも そば1品では、イブクロが嘆いちゃう物量みたいなのでご注意を。。。
店舗情報:
なので、、、蕎麦を食べるのならば、ワタクシ的にはコチラで十分です。
同じ町内の六文そば 須田町店、、、コチラなら500円もあれば余裕です。
他の支店ですけれど、ワタクシは毎日食べていました。。
コチラだって、開店したのは1971年。。創業50年越えですよ。
周りがラスボス級の老舗ばかりなのでタチウチできず、、、
コナレた感ばかりが目立っちゃいますが。。。。
で、、でも、、、おいしおすえ!!
店舗情報:
神田藪そばの前あたりからの眺めです。
レンガ造りの高架線を走る、JR中央線。。
かつての始発駅、万世橋駅あたりになります。
この光景も、ドラマの中では何度も登場ましたね。
ドラマでは、主人公が大学から聖橋を渡って「竹もと」に通っていたのに、
実際には、まさかの淡路町界隈だったとわ。。
それならば、神田川を渡る意味が無いぢゃないですか。。
まあ、撮影地が飛び飛びなのは、よくある事ですもんね。。
コチラは、竹むら界隈からは離れますけれど、、、
神田明神下交差点の近くにも、なかなかシブい老舗があるんです。
「蒲焼 明神下 神田川」、、うなぎ屋さんですね。
1805年(文化2年)の創業ですから、、なかなかの大物です。
ただし現在の店舗は1952年(昭和27年)なので、、
さすがに「東京都選定歴史的建造物」級ではありません。。
まあ、六文そばよりは古いです。。
当社でも、超お得意様をコチラにお連れする事もあるそうですが、
ワタクシは、入店したことはありません。
だって、、すんごい高そうなんですもの。
店先のハリガミ、、、お持ち帰りのメニューを見ると、
一番安い「蒲焼」で、5184円。。「将門」だと7560円。。
ま、また今度にしまして、、
ジャンク通りの繁栄堂の弁当にしときます。500円です。
元々は、明治時代に創業した和菓子屋さんなんですよ。
繁栄堂の外観、弁当はこんな感じです。。
この記事へのコメント
narayama2008
朝ドラは見ていなかったのですが、ドラマのモデルとなってお店があるんですね。
今はアニメやドラマの聖地巡礼が流行っているみたいなので、こちらのお店にもそういう人たちが訪れるかもしれないですね~(^^)
おぎひま
人気ドラマのロケ地は観光地化しますもんね。
アニメでも同様ですし。
それで観光客が増えれば、経済が回って良い事です。
ただ、あるアニメの聖地になってしまった東京都の雲取山の場合、、、
2000m超えの山なのに無装備のファンが押しかけ、
遭難事件も起きています。。。
山ちゃん
いや~あっ、御地には東京都選定歴史的建造物が多く残っていて、その建造物を見て歩くだけで楽しい一日が過ごせそうですね。こちらにも時代劇に登場する所が幾つかありますが、今では現地での撮影は少なくなったと伺っています。公になるのを恐れているようで大人げないようです。
ゆけむり
きっと美味しいものが食べられるんでしょうね
蕎麦なら食べられそうな金額でしょうが、一番安い蒲焼で、5184円、将門7560円はちょっと手が出ません
2000円ぐらいで手軽に食べられた時代が懐かしいですよ
おぎひま
確かに、、イニシヘの建物を見るのは楽しいですけれど、、
コレに指定されると、自宅であっても改修するのに許可が必要とか、
イロイロとウルサいらしいです。
ソチラは、時代劇級な建物がワンサカありますよね。
撮影されてヘタに人気スポットになると、
オーバーツーリズムに巻き込まれるだけなので、避けられるのでしょうか。
おぎひま
カイシャの女子が「神田まつや」に蕎麦を食べに行ったら、、
オソロシいほどに物足りなかったと言ってました。。
高いものは、もちろんそれに見合った価値があるとは信じますが、、
ワタクシは立ち食いでイイです。。