神宮球場で、高校野球の東東京大会を見ての帰り。。。
地方大会の1回戦では球場内の売店は営業しておらず、、
駅までの帰り道の、テキトーなところで昼メシにするツモリでした。。
行きは東京メトロ半蔵門線の青山一丁目駅から歩いてきましたけれど、
帰りは、都営大江戸線の国立競技場駅に向かいました。
このルート、、、途中にメシ屋なんぞ無さそうなのですが。。
神宮球場から、スタジアム通りを挟んだ対面にあるのが、
日本オリンピックミュージアム。
そのまんま名前の通り、オリンピック関係の博物館です。
2020年の東京オリンピック(実際は1年遅れ)に合わせて建てられた、
ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエアに1階2階部分がミュージアムです。
入場料は500円、、、、そのうち来ます。。。。
これは国立競技場。
オリンピックスタジアムとして、2019年に完成しました。
無観客のオリンピックとなってしまったのはご存じの通りで、、
カラッポでも観客が居るように見えるモザイク色の観客席は、
まるで新型コロナを予言していたみたいでブキミです。。
駅を目指し、その国立競技場を時計回りに進みつつ、、
やはり、店は一つもありません。
ああ、このまま駅に着いてしまいそうです。。
おっと、黄色いテント。ラーメン屋があるぢゃないですか!
ホープ軒? 千駄ヶ谷のホープ軒ですか!!
もちろん、店の存在は存じ上げていますけれど、、、、
このような駅から離れた場所にあるとは知りませんでした。。
24時間営業で、そして立ち食い。。
思いっきりコナレた感じの店構えで、あたりには豚骨臭が立ち込めているんです。
券売機だけは、思いっきり場違いな、やたら新しいモデル。。
巨大タブレット型で、各種キャッシュレス対応です。
基本のラーメンが1000円で、、ちと高い。。
あとはチャーシュー、モヤシ、メンマ、ネギの有料マシですね。
いわゆる背油チャッチャ系と呼ばれるラーメンの元祖が、「吉祥寺ホープ軒」。
千駄ヶ谷のホープ軒は、そのお弟子さんの店。
コチラのオイッコ弟子と言う事になりましょうか。
チャッチャ系の血統は、そんな感じになります。
店内には、スワローズのユニフォームが。。。
神宮球場のオヒザモトみたいなものですから、、、
シゴトが終わったらそのまま応援に行くのでしょうか。
24時間営業・年中無休の店なので、、、
みんなで一緒、、という訳にはいかないでしょうけれど。。
卓上のイヂクリグッズは、おろしニンニクと豆板醤。
この手の店としては王道です。
タップリとブチ込ませて頂こうぢゃないですか。
あ、と、で、ね、、、、
なお、お冷やはジャスミンティーです。
登場した、「ラーメン」1000円。
スープ面をビチっと覆う背脂、、、ゾクゾクしますね。
具材はチャーシュー、メンマ、モヤシ。
ネギは入っていませんですけれど、、セルフで好きなだけブチ込める仕組みです。
あ、、入れるのは、もちろん良識の範囲ですね。
ネギ、ニンニク、豆板醤、、、フルコンボで入れました。
この手のスープにはネギは必須。。
ソソクサとスープを飲むと、、、
ふむふむ、、香月系と同様、千駄ヶ谷系も穏やかなチャッチャでしたか。
弁慶・なりたけ系のようなドギツさはなく、スルスルっとイケる感じですね。
ツルツルな自家製麺も心地よく、なかなか食べ応えもあるんです。
イケナイと思いつつもスープも飲み干し、、、
ごちそうさまでした。ウップ。。
バッチィ、、、いえいえ、風格のあるテントと国立競技場のコントラスト、、、
まさしく、、昭和と令和の同居ですよ。
吉祥寺ホープ軒のオープンは1960年。
いわゆる高度成長期が始まった頃ですね。
シゴトはキツくても、働けば働くほど世の中が発展し、幸せになれる、、、
当時の日本人は、こういうラーメンをススりながら頑張ったのでしょう。
最初の東京オリンピック競技場も、そういう人々のチカラで建ったんですよ。きっと。
イマドキの繊細なラーメンのほうがウマいのでしょうけれど、
それと比べるのはヤボかもしれません。。
東京体育館の壁、、妙な湾曲が目につきますね。
今は駐車場になっているものの、、ココがスカッシュの練習場だった名残です。
ワタクシが小学生時代に入っていたスイミングクラブは、自前のプールを持たず、、
アチコチのプールを借りて練習する、流浪のクラブでした。
主に原宿の代々木体育館のプールで泳ぎましたけれど、
国立競技場のプールも、その次ぐらいの頻度で使いました。
このあたりは、プールの行き帰りに通った道ですよ。
すっかり忘れていましたけれど、、、
壁のカーブで、ウン十年前の記憶が蘇った次第です。
その時、千駄ヶ谷ホープ軒があったかどうか、、、
そのあたりは思い出せません。。
そして国立競技場駅に着きました。これは無かった駅です。
大江戸線の開通は2000年ですし。
当時のワタクシは、このあたりを通過して千駄ヶ谷駅に着くと、、、
テッペンの水槽でオレンジジュースが攪拌されているタイプ自販機に小銭を入れ、
自動的に出てくる紙コップ、それに適量だけ汲まれるジュース、、
そういうモノにカンドーしたのでした。。
ドドドドップリと昭和です。。。
ホープ軒 千駄ヶ谷本店 店舗情報:
この記事へのコメント
ponies
国立競技場は建設工事がほぼ出来上がりまだ工事の垣根が残っていた頃
どんな所か見に行きました、懐かしいです。
水泳教室で彼方此方行かれたんですね、想い出がつきませんね。
かにょにょ@横歩き
水泳教室は巣鴨にゆき、社会人になり千駄ヶ谷の事務所(制作会社)に勤めて時々千駄ヶ谷のプールを利用してました。プール懐かしい。昔は400円で入れました今はなんぼになってますかしら。会社に泊まりになったとき1度ホープ軒で食べてます。あそこ界隈はタクシードライバーの休憩所でもあり昼と深夜はタクシーが並んで休んでますよ〜
凡・ハヤト
ホープ軒って聞いたことがあります。
ひょっとして行って食べたかもしれません。
歳でもうボケているので、思い出せませんわ。(T_T)
narayama2008
神宮球場界隈、プロ野球のない時は意外と食べ物屋さんが少ないのですね。
その中で見つけたラーメン屋さん、濃厚なスープが美味しそうですね(^^)
おぎひま
完成前ですと、まだコロナなんぞ予想だにせず、
誰もがオリンピック効果に期待していた頃でしょうか。
ソレを考えると、、ほんとにイロイロありましたね。
良くも悪くも、歳月は流れるばかりです。。。
おぎひま
そうですか、この界隈で、ナウでヤングなOLをされていたのですね。
仕事の合間にプールで泳ぐ、、、トレンヂーですよ!
深夜のホープ軒は、、、オッサンですね。。。
おぎひま
ホープ軒は、いくつかの枝葉やニューホープ軒なんてのもありますから、
東京に在住されていた頃に、どこかに行かれているかもですね。
ラーメンをススりながら、いろんなセーシュンを過ごされましたでしょうか。
おぎひま
競技場が並ぶ界隈は、商店も民家もありません。
外苑自体が明治神宮の私有地ですので、そうなるのでしょうね。
でも、ホープ軒に出会えてよかったです。
さもなければ、、自宅でレトルトカレーでした。。
中村裕司
おぎひま
サッポロ一番のサンヨー食品で、ホープ軒のカップ麺を出してますね。
果たして美味しいのかマズいのか。。
そもそも、ホープ軒のラーメン自体が、イマドキの洗練されたラーメンよりは、、、、
山ちゃん
いや~あっ、ラーメン好きには懐かしい味に出会えた感じでしょうか。イケナイと思いつつもスープも飲み干し、、、ゲップをされている「おぎひま」さんは昭和の日本人でしょう。
おぎひま
一時期流行ったタイプのラーメンですが、
たまたまソレが続きました。
流行は巡り巡ってまた流行るかもしれませんですね。