親父が召されてから、2年が経ちました。。
「3回忌を行うから、家族で来なさい」
アニキさまからご下命を頂戴しまして、、、さっそく出向いた次第です。
もう2年、、、早いもんだと思いつつ、、、、
どうして、満2年で3回忌なのでしょう。。。
親父が眠るお墓があるのは、杉並区の宗源寺。
最寄り駅は京王線の桜上水になります。
たまたま乗った電車は、、、なにやら妙なフンイキが漂っていまして、、
よく見りゃ、「燃える闘魂 アントニオ猪木展」の広告だらけ。。
借り切りですね。この車両の全ての広告がソレでした。
なんだかチカラがミナギってきましたけれど、、、
法事に行くんですから、、、ミナギったところでムダなパワーです。。
桜上水駅に着きました。
なんとも風流な駅名ですね。
かつて、駅の近くに玉川上水が流れていまして、
その堤には桜並木が植えられていたんですって。
それで、桜上水。
駅名が先で、後に町名に採用されたそうです。
玉川上水は、今では地下に潜り、、、
その跡地は、、延々と続く公園になっています。
京王線では、笹塚駅から仙川駅までの高架事業が進められていまして、
見るたびに、線路沿いの土地の更地化が進んでいたんです。
そしたら、桜上水駅の真横では、高架線の建設も始まっているぢゃないですか。
果たして、いつに完成しますのやら。。。
着工からは、すでに11年も経っています。。
これが宗源寺の山門。
慶長年間(1600年ごろ)に開山された日蓮宗のお寺です。
あの学会とは関係ありませんですよ。アチラは日蓮正宗なので。
双方の違いですか?
日蓮宗では、一番エラい仏さまは お釈迦さま。
日蓮正宗の場合は、、、日蓮さまが一番エラい仏さまなんですって。
ただしワタクシは、宗教の事はサッパリ判りません。。
ワタクシがコドモの頃、、、このお寺のご住職は女性でした。
先々代の住職が若くしてお亡くなりになり、跡取りとなるハズの息子が小さかった為、、
住職の座を兄弟筋に奪われまいと、先々代の奥さんが自ら修行をし、先代の住職となったんです。
跡取り息子の成長を待ち、、晴れて息子、、現住職に代替わりした訳ですね。
しばらくは、母子で並んでお経をあげたりしていましたけれど、、
先代住職は、もういらっしゃいません。。
お経の後、、、オフクロさま、アニキ家族8人、そして我が家の4人で墓参り。
おやぢさま、アナタの子孫はずいぶん増えましたよ。
ヨメが3人、孫5人、ひ孫1人。。
昔ながらの大家族には及びませんですが、まあまあ増殖した部類でしょうか。。
ご先祖さまたちにも自慢してやってくださいませ。
無縁仏の碑をお祈りする、タヌキ家族とフクロウ親子。
いつもいつもゴクローさまでございます。。
一般的に、、お墓の管理費用を一定期間払わないと、
墓石は撤去され、、遺骨は掘り出されて合祀され、無縁仏になるそうです。。
その期間は、お寺や納骨所の考え方によるのでしょうけれど、、、
1999年に改正された「墓地、埋葬等に関する法律施行規則」では、
「撤去する旨を官報や立札で1年間公告し、申出が無い場合は無縁仏」
といった主旨の文言があります。(第三条二項)
1年って、ずいぶん短いのですね。。ぶるぶる。。
お参りの後は、、お食事会。
甲州街道を歩道橋(工事中)で渡って会場に向かいましょうか。
この場合、、、精進落としと言うべきでしょうかね。
調べてみたら、、、その言い方は四十九日までみたいです。
それ以降の食事会は「お斎(おとき)」と言うそうですが、、聞いた事がありません。。
そうそう、、1周忌の翌年が3回忌の意味ですが、、、、
無くなって1周年だから「1周忌」、、それは判ります。
「3回忌は」、「3周年の忌」じゃなくて「3回目の忌」。
亡くなった日が1回目の「忌」ですから、2年後が3回目の「忌」になる訳ですね。
「周期」は1周忌だけで、、以降はラストの50回忌まで、ずっと「回忌」です。
親父の50回忌まで、、ワタクシは生きていられません。。。
この記事へのコメント
凡・ハヤト
手を合わす心におわす仏様
合掌
m(_ _)m
narayama2008
鉄道の高架事業って遅れるケースが多いですね。関西でも阪急淡路駅の高架、当初は2013年完成予定が現在は2032年となっています(^^;
お父様の3回忌だったのですね。お父様も天国でご家族の事を見守っておられる事でしょうね(^^)
おぎひま
我々がココに居るのも、ご先祖様のお陰。
人類がニンゲンになる前から、ずぅぅぅっと続いているんですもんね。
感謝しかありません。
おぎひま
そうですか、阪急でも9年遅れですか。。
コチラ京王は、完成の時期を公表できずにいます。。
やはり土地の取得がネックなのでしょうかね。。
山ちゃん
いや~あっ、由緒ある立派なお寺さんですね。住職が絶える事なく続くとはいい事でしょうね。実家のお寺は一時期は無住職の時が何年もありました。現在では隣村も合わせて、移住された住職さんにお願いしています。
おぎひま
確かに由緒はある模様です。
ただ、ワタクシは分家になりますので、この墓には入れず、、
新に墓地をゲットしなければなりません。
散骨でも良いのですけれど、思う程に簡単では無いみたいです。