1人でオルスバンとなった週末の夜、、晩メシをどうするか考えたところ、、
ドタマに浮かんだのはラーメン!! そしてビール!
こういう機会ですから、、、、エラく久々に、あの店に向かいましょうか。
オウチを出て、チャリっと京葉道路に出れば、、
燦然と輝く、ニギニギしい看板。「ハッスルラーメン ホンマ篠崎店」です。
豚骨醤油系の店で、、、かつて、カミさんと何度か来ましたけれど、、、
今回の目的地は、、、ココではありません。。通過します。。
続いて姿を見せたのは、「ラーメンばんだい篠崎店」。
かつてくるまやラーメン篠崎店があった場所です。
メニューも雰囲気も、くるまや時代そのまんまという感じで、、、
どうやら、「くるまや」のチェーンから集団で離脱した一派みたいです。
くるまや側は、「ばんだいは、当店とは一切関係はございません。」なるスタンスだそうで、、
わざわざそう言うからには、何やら遺恨がありそうですね。。。。
あ、やっぱりココが目的の店ではありません。
続いて、、、「つぐみ食堂」。カンバンがひっくり返ってますね。。
正体は、定食類も充実した そば屋さんです。
かつては、葛西ラーメン市場という激辛ラーメンの店でした。
もともとは、屋号のとおりに葛西で営業していまして、
その頃からカミさんと通っていた店でした。
辛いだけでなくキッチリとしたラーメンだったのですが。。。無念。
もちろん、ココが目的地ではありません。。
この並びには、ラーメンショップさつまっ子 篠崎店もありましたね。
「さつまっ子」は、大田区に本部を構えるフランチャイズ店で、
以前は江戸川区内にも、コチラを含めて4店舗ありました。
近年になってからFC店が次々閉店し、、残念ながら篠崎店も閉店。。
店の場所は、、↓このあたりだったかと思います。
今は大田区に直営店が4店。FC店は数店です。
ちなみに、直営は「さつまっこ」と全て平仮名。FC店は「さつまっ子」と感じ混じり。
それで区別が出来ますけれど、例外もあるみたいです。
やっとゴールに着きました! 「らーめん勝」です。
いわゆる背脂チャッチャ系の老舗です。
チャッチャ系のルーツは「吉祥寺ホープ軒」で、弟子が「香月」、その弟子がコチラ「勝」です。
「弁慶」も「吉祥寺ホープ軒」の弟子で、その弟子が「なりたけ」ですから、、、
ノレンの繋がり的には、なりたけとコチラはイトコにあたりましょうか。
コチラは夜営業だけの店なので、ワタクシ的には敷居が高いんです。
さらに敷居を高くしているのは、、待ち客の多さ。。
この日はタカをくくって19時ごろに来てみたら、、、12人待ちでした。。。
12人待ち、、、、
ラーメン二郎 環七一之江店あたりならば楽勝ですよ。
30分ぐらい待てば入店できましょう。
ところが、、、ココは待ちが長いですよぉぉぉ!
なにしろ、、、店主が一人で作っているんです。助手は調理以外の作業だけ。
しかも、すんごぉぉく丁寧で、、麺茹でを含めて、作るのは1杯ずつなんですよ。
時々、、茹でる前の麺のほぐし、チャーシュー切りなどの下ごしらえ工程が入ったりしまして、
それが行なわれている間は、ラーメン作りが完全停止。。
丁寧なのはアリガタいのですが。。。
どのくらい待つのかですって?
多めに見て、、待ち客1人当たり10分。。それだけ覚悟しておけばマチガイございません。
つまり12番目と言う事は、、、2時間コースですね。。
待ってる途中でハラが減りすぎて、ガマンが出来なくなったら、、、
隣の店に向かえばダイジョーブ。
「極み弁当」、、、24時間営業の弁当屋さんです。
この店、、夜間は無人になるんです。
もちろん監視カメラが設置されていますけれど、
日本は、こういう店が成り立つ文化である事を誇りに思います。
たかだか弁当代をケチって人生に汚点を残すのは、絶対に割が合わないです。
待ちに待っての入店。。
列の最後尾に付いてから、1時間30分が経過しています。。
フツーだったら、ラーメンの為にココまで並びませんですけれど、、、
好きなラーメンですし、貴重な訪問チャンスでしたから、ジッと耐えました。。
実に16年ぶりの入店ですよ。
前回には深夜に来まして、待ちは7人、30分ほどでした。
当時は「らーめん」「みそらーめん」ともに700円だったかと思いますが、
今はどちらも1000円也。
麺類のメニューはその2つだけ。あとはトッピングです。
卓上のイヂクリグッズは、胡椒、七味、酢、おろしニンニク、豆板醤。
チャッチャ系のラーメンには、ニンニクは必須ですね。
豆板醤も忘れてはいけません。ナイスなアクセントになるハズです。
そして、、、
やっとラーメンが登場しました。
入店してから17分、、、都合1時間47分、、だいたい読み通りですね。。
「みそらーめん」1000円。
タップリなネギとメンマが嬉しいですね。
スープに沈んでいますかれど、チャーシューのブ厚さもアリガタい限り。
そして、、、、スープ面をビッチリと覆う背アブラ。。
たまらずスープをススると、、、、ああ、コレコレ! コレですよ!!
この旨み、そしてシゲキこそが、ザ・チャッチャ系ですって。
細い微縮れ麺もナイスな食感、、1杯ずつ平ザルで茹で上げてますからカンペキです。
それが吸い上げてくるピチピチなスープによって、、
肝臓の細胞が、悲鳴をあげながら砕け散っていくのが手に取るように判ります。
(イメージです)
同じホープ軒の血を引くラーメンでも、、、
弁慶系はドギツく、特になりたけは容赦なく攻め込んできます。
それに比べて香月系は(比較的)穏やかで、、スープもグビグビいけちゃう程ですよ。
ただし、、、カラダに悪いのはどっちもどっち。。
どうして、そういうモノほどウマいのでしょうか。。
昔から変わらない、、、オールドスタイルのチャチャ系、、
16年ぶりに、勝のラーメンを喰らえました。。
あの時は、長男坊7歳、マナムスメ1歳。。
二人たちの健やかな成長を願いつつ、午前様まで働いて立ち寄ったのでした。
その苦労は、もう半分以上は達成できましたでしょうかね。。
変わらないのは、このラーメンの味だけかもしれません。
という訳で、、、、
今回の待ち時間は、、、16年と1時間47分、、、、、
時間に余裕が無い場合は、この店に来てはいけません。。
キッパリ。。
らーめん勝から、もう少し先に、、、、
もう一軒、イワクのラーメン店がありました。
「麺喰屋 澤」がソレです。
自己流で始めたイケメン店主の店として、2007年に小岩に誕生したんです。
のちに支店を増やしたり、水天宮や多摩センターなどに本店の移転を繰り返し、、
コチラ篠崎にも 麺喰屋 澤 江戸川R14号本店として戻ってきた事もありました。
この京葉道路沿いの本店は、コロナのアオリで長期休業し、、、そのまま閉店。。
他の支店も全て閉店。。なぜか徳島県に移った本店が、唯一の営業店です。
徳島に行く機会があったら、寄ってみようかしらん。
でも、、、ソコまで行ったなら、徳島ラーメンのほうがイイなぁ。。。
店舗情報:
この記事へのコメント
凡・ハヤト
徳島のラーメンって味が濃いですよね。
ライスが要ります。^^
narayama2008
最初の「ハッスルラーメン ホンマ篠崎店」のニギニギしい看板、これを見て大阪の「スーパー玉出」の看板を思い出してしまいました(^^;
今回行かれたラーメン屋さんは1時間30分以上待たれたのですね。それほど並んでも食べたいラーメン、私も食べてみたいです(^^)
おぎひま
確かに濃いですよね。
ドンブリの真ん中に生玉子を落とすイメージです。
もちろんゴハンはバッチリですよ。
おぎひま
スーパー玉出、画像検索してみました。
まさに同じイメージですね!
実は、このハッスルラーメンもチャッチャ系なんです。
でも、この日は久々の老舗の味を求めて並んでしまいました。。
山ちゃん
いや~あっ、16年と1時間47分もよ~く待たれましたね。>肝臓の細胞が、悲鳴をあげながら砕け散っていくのが手に取るように判るとは、得心されて食べられている状況が伝わってきます。
おぎひま
そうなんです。カラダに悪いものはウマいんです。。
でも、、カラダに良いものだけではツマリません。。。