池袋にやって来ました。この日は一人です。
ココで昼メシ、、、向かう店は決まっています。「屯ちん」です。
池袋の地で1992年に創業し、東京豚骨ラーメンをアピールする店ですね。
店の場所は池袋の東口側。
西武があるのが東口。。東武があるのが西口。。池袋のナゾ常識です。
到着しました。「屯ちん 池袋本店」です。
2階のサカナ系の居酒屋「丸富食堂」のほうが目立ってしまい、
まるでソレに押しつぶされそうな位置関係ですが、、
実はソチラも同一資本の系列店。。稼いでますね。。
ちなみに、、アキバの福の軒も同じ系列。。ソチラは九州豚骨のラーメンです。。
ウリは、もちろん「東京豚骨ラーメン」ですね。
創業当初から変わらぬ味などとアピールし、、、
嬉しい事に味噌ラーメンも存在していました。
ちなみに、、「博多豚骨」と「東京豚骨」との違いは、
博多は、骨太な出汁に対してカエシは薄口、、、
東京は、何につけ濃い口醬油が主役、、そんなイメージでしょうか。
あくまでも、ワタクシ的にはです。
もちろん味噌を喰らおうかと思っていたワタクシですが、、
期間限定で「温辛味噌ラーメン」なるものを発見!
ぢゃ、ぢゃあ、ソレにしましょうか。
限定とか言われちゃうと弱いんです。。。
極平打ち麺? イイぢゃないですか!!
博多豚骨は、ストレートの細麺が一般的ですが、、
コチラでは「ちぢれ麺」「ストレート麺」から選べる仕組みでした。
ワタクシが選ぶとしたら、、、ちぢれ麺でしょうかね。
スープの吸い上げや食感がイイですから。
あ、今回の限定は極平打ち麺だけで、選択肢はありません。
卓上のイヂクリグッズをチェックすると、、、
豆板醤、おろしニンニク、辛子高菜、、、このあたりは博多豚骨と同じですね。
あとは七味、胡椒、酢、、、自家製ラー油も用意されていました。
なお、、大盛りは同額、、、ライスも無料でしたけれど、、
健康の為に自粛して、、並盛、ライス無しにした殊勲なワタクシ。。。
ここは、ホメるところです。。
登場した「温辛味噌ラーメン」1000円。
具材はチャーシュー、ネギ、メンマ、茹で玉子、ノリ。
いかにも濃ゆそうな、、そして辛そうなスープが、
妖艶なオモモチでワタクシをイザナってくるんですよ。
外食の味噌ラーメンは、4月に食べたラーストの味噌麺処 花道庵以来ですから、
ドンブリを前にしてミモダエてしまいそうです。
これが「極平打ち麺」。
きしめんみたいな感じです。太さは、博多豚骨の何本分になりましょうか。
もちろん、博多豚骨には細麺のほうが似合いましょう。
でも、味噌には太い麺のほうが向いていると思います。
この麺を美味しく食べられるのは、相応にツオイ味噌に限りますよ。
やはりツオイ系列のスープ、、、カレーなんぞにも似合いそうですね。
ニンニクをタップリ、、、辛子高菜をドッサリとブチ込みました。
ますます過激になったスープ。。
辛さは、唐辛子よりもラー油系が目立つ感じでしょうか。
「辛味噌」を名乗るには もうひとフンバリなレベルです。。
でもまあ、そのほうが味わいが認識できて良いのかもしれません。
豚骨味噌独特のヒトナツっこさ、、それでいて大阪ドツキ漫才のような刺激、、
こういう味噌ラーメンが食べたかったんですよ。ハグハグ。。
ああ具合イイ。。でも、、、、、
大盛りやライスは必須でしたね。。。ちと寂しいです。。。
そもそも、なんで屯ちんを目指したのか。。。
かつては、それなりのビッグネームだったんですよ。
今や後発のラーメン店に埋もれ、、
屋号を聞いた事が無い人々も、決して少なくないでしょうね。きっと。
そういうワタクシも、屯ちんの存在はスッカリ忘れていたんです。
4月、マナムスメがオトモダチと訪問したらしく、、
送られてきた画像(↓の写真)を見て、存在を思い出したんですよ。
で、池袋を通過する予定が出来た今回、立ち寄ってみた次第です。。
今さらながら、あの屯ちんのラーメンを初めて食べたどぉ!!
などと自己満足をムサボっていたら、、、
ななんと、14年前に食べていたぢゃないですか!
江東区南砂町の「屯ちん SUNAMO店」で「みそとんこつラーメン」を喰らっていました。。
(↓の写真)
ううむ。。。
ノーミソの、それを記憶した部分は、もう溶けてしまったのでしょうか。。
まあイイです。池袋の本店で、しかも限定にアリツケたんですから。。
博多のヒトに言わせると、東京豚骨は、
「味が濃くて ちょっとしょっぱい」「これは とんこつラーメンじゃない」
なんて感想なのだそうです。
逆に、東京人が博多豚骨を食べると「味があるんだか無いんだかわからない」「麺が粉っぽくて粋じゃない」
そんな意見になるそうな。
まあ、それぞれですよ。優劣をつけられるモノじゃないですね。
↓は、帰りの丸の内線の車窓、、、神田川を渡る鉄橋からの下流側の眺めです。
この記事へのコメント
凡・ハヤト
豚骨系の味噌ラーメンも美味しいですよね。
ついついスープをたくさん頂いちゃいます。
塩分を控えめにしないといけないのにね。^^;
かにょにょ@横歩き
narayama2008
>東京は、何につけ濃い口醬油が主役
東京で初めておうどんを食べた時におつゆが黒かったので、「やはり関西とは違うんだなあ」と思ったものです。ラーメンでも東京と博多では違いがあるのですね。
注文された温辛味噌ラーメン、これ美味しそうですね(^^)
おぎひま
健康サイトを見ると、必ず「ラーメンのスープは残せ」とありますが、
カラダに悪いものほど美味しいのも事実。。
ワタクシも、本能に従いがちです。。。
おぎひま
キモチ玉、ありがとうございます。
おぎひま
そばやうどんの汁は、関が原あたりが境目だと言われますよね。
境界あたりで食べ比べてみるのも面白いかと思います。
九州のラーメンは、独自の進化を遂げましたから、
方向性がヨソから孤立している感じです。
中村裕司
食べごたえも、さぞあるでしょうね。
おぎひま
平打ち面は大好きです。
刀削麺は、もっと好きです。
味もモチロンですかれど、食感も大事ですもんね。
山ちゃん
いや~あっ、この「温辛味噌ラーメン」であれば、平打ち麺が合いそうですね。口直しにビールが一杯欲しくなりそうです。
おぎひま
平打ち麺、食べ応えがあって大好きです。
ビールもイイですね!!
ただし混んだラーメン店ですと、待ち客が気になって呑めません。。。
気にしなきゃイイのかもしれませんが。。