昨日、カイシャの帰りに神田明神の境内を通り抜けようかと思ったら、、、
本殿前に、デーンと巨大テントが張られていました。
いえいえ、それらの時だって、このような光景は見た事がございません。
果たして、その正体は、、、、、
正解は、「神田明神薪能」という行事でした。
「薪能(たきぎのう)」とは、夜間に屋外で行う能の事だそうで、
それを神様に奉納しつつ、、、キチンと入場料で設けるモヨオシみたいです。
タイトルは「明神能幽玄の花」。
社殿の前に特設舞台を設け、、、タダ見出来ないようにテントで覆った訳ですね。
この日に行われるのは「狂言」、「能」などなど。
人間国宝の野村万作(のむらまんさく)さんも出演し、狂言を演じるとの事でした。
不肖ワタクシどもは、、ご子息の野村萬斎(のむらまんさい)さんのほうが馴染みがあります。。
育児中に見たコドモ番組の「にほんごであそぼう」での馴染みですが。。
ちなみに、、、
入場料は、SU席で13000円、一番安いB席で6000円だそうです。
本殿前が会場として使われてしまっているものですから、、、
神社の大事な大事な収入源の一つ、、、賽銭箱に参拝者が近づけません。
でもダイジョーブ!!
賽銭箱は、、、会場の有料ゾーンの外側に運ばれていて、
キッチリと、お賽銭を受け入れられるように配置されていました。
「参拝は出来ません。でも、お賽銭はどうぞ!」
そのような訴えが聞こえてきそうです。さすが商売繁盛の神様です。
行事の予定を知らなかったインバウンド客にとっては、
本殿を拝めないのは残念な出来事なのかもしれません。
それでも嬉しそうに隨神門の前で記念撮影をしていました。
通りがかりのヒトにスマホを託してシャッターを押してもらう、、、
日本ではアタリマエな光景ですが、、国によってはアタリマエではないそうで。。
こういうのが、いつまでもフツーの出来事であり続け欲しいものです。
隨神門を背にして、参道を下ると、、、、
おなじみ、天野屋さんの店先のたぬきどんがお出迎え。
今日も、堂々とさらけ出していますね。リッパです。
で、、、、
ワタクシも、割と最近になってから気がついたのですが、、、、
このたぬきどん、、2匹目が居たんですよ!
ホラッ! オワシマシますでしょ?
同じ天野屋さんの、反対側の角あたりです。
草の陰から、ジィィィィっと見つめている姿、、、
まるでコバ監督かアキコ姉さんか、、
とにかくそういう立ち位置なんですよ。
接近してみると、、、
一匹目と全く同じ顔つきではありますけれど、
コチラは傘をかぶっていますね。
傘ではなく、ベートーベン風のヅラかもしれませんが、とにかく何かを被ってます。
そして、、、
どうやらアキコ姉さんではありません。
だって、リッパなモノが、、、、、、、
神田明神を離れ、、、湯島聖堂の横を通り抜けました。
周囲よりも一足早く葉っぱ交じりに咲いていたココのソメイヨシノも、
もはや、どれが桜の木なのかも判りません。
緑一色です。役満です。鳴きもアリです。
あ、ワタクシには判らないだけですよ。見るヒトが見れば別ですよね。。
聖橋にたどり着きました。
朝ドラ「虎に翼」の中で主人公が何度も渡った橋です。
今はハナシが進み、、、主人公は明律大学(架空の大学)を卒業してしまいましたから、
聖橋を渡るシーンは、もう打ち止め、、かもしれません。
ドラマのシーンでは、橋の横からニコライ堂の姿が見えていました。
建物が低層だった当時(昭和7年前後)なら、そのまんな見えたでしょうね。
今でも、アタマのドーム部分だけならば、橋の上からチラ見できます。
ただし、橋の横ではありません。真正面です。
ニコライ堂の右側にチョロっと見えているのは、、、
明律大学のモデルとなった、明治大学のリバティタワー。
23階建てのビルですので見えていますが、当時はとてもムリですね。。
ずいぶん脱線しましたけれど。。。
この界隈のヒマネタ、、、、と言う事でお納めを。。
この記事へのコメント
ジュン
ヒマネタ
楽しませていただきました♪
おぎひま
神田明神は商売の神様なので、自らの商売も力が入っているみたいです。。。
これで儲けた分、キッチリとご利益も分けて欲しいです。。
凡・ハヤト
ニコライ聖堂へは若い頃に一回行った記憶があります。
でも、わたしは敬虔な仏教徒なんですよ。^^
narayama2008
JRと地下鉄が交差するところに流れている川は神田川でしょうか。地下鉄は丸の内線ですね。昭和の頃に丸の内線沿線に住んでいたが事があるので懐かしいです(^^)
もっとも車体色こそ当時も赤でしたが、デザインは今とは全然違いますが・・・(^^;
おぎひま
ニコライ堂は、結婚式場としての使用は信者にしか認めないそうです。
なので、、、仏教徒は式場としては使えませんので、
湯島天神はいかがでしょうか。
おぎひま
この川は神田川でマチガイございません。
聖橋のあたりは、江戸城防衛の為に掘られた人工河川です。
なので川幅が狭く、そして深くなっています。
丸の内線は、新型車両も車体色は受け継いでくれているので、
親しみが持てますね。
あのSINカーブが重なったデザインのラインが懐かしいです。。
山ちゃん
いや~あっ、普段見慣れている所に違う物があれば興味が湧きますよね。遠目に見るとモンゴルのパオかと思いましたが、有料の薪能会場でしたか。伝統芸能は見てみたいですが、入場料金で躊躇してしまいます。
おぎひま
確かに、パオみたいなテントですね。
スキマだらけのスカスカなので、、、
うまい位置に立てば中身が見えちゃいそうな気もします。
そうすればタダですよ!! タダ。。
もっとも。覗いているのはバレバレだと思いますが。。。