今年も、12月14日がふたご座流星群の極大日。
ふたご座流星群は3大流星群の中の1つで、
今年は条件が良い為、1時間で70個程度は確認できそうなんですって。
もちろん、それなりの場所に行けばですが。。。
ただし14日の東京の天気予報は曇り。。
なので、1日前の13日に観察してみました。
流れ星は、彗星が残していったクズが地球の大気に突入し、
ソレが摩擦で燃え尽きるもの、、、そのように覚えていました。
例えば、ジャコビニ流星群はジャコビニ彗星のくず、、ですね。
そしたら、ふたご座流星群のモトは彗星ではなく、、
ファエトンという小惑星なのだそうです。
下の図の、楕円の白いのがソイツ。
正体は、すでに溶けきってしまった彗星の残骸なんですって。
放出されたクズは、そのままファエトンの軌道を回っていて、
その軌道を地球が横切る際に流星群になる訳ですが、
景気よく放出されまくっているので、クズも大量なのでしょう。
まさに出血大解放ですな。
(図は、Wikipediaより)
流星が ふたご座の方角から来るように見えるので、ふたご座流星群。
そのふたご座の位置は、、、こんな感じです。
↓は、去年に撮影した実際の星に、星座の線を入れたものです。
ド目立ちしているオリオン座の左上、、、、、
そこに明るい星が2個並んでいるのがふたご座です。
ただし、そのあたりから来るのが多いというだけで、
実際にはアチコチから出現するそうです。
なので、その方向に雲があったり、明るい看板が邪魔だったりした場合は、
いっそ違う方向を見て待っていたほうが良いそうですよ。
これがオリオン座。12月13日の撮影です。
三ツ星(大)、三ツ星(小)、どちらもキッチリと確認できました。
なかなか条件は良さそうです。わくわく。。
そしてコチラがふたご座のポルックスとカストル。
下がポルックスで1等星。上がカストルで2等星。
明るいほうがお兄さんな訳ですが、、、
弟のカストルは、タダモノではありません。
2つの星がお互いに回り合う連星が、3組もお互いに回り合い、、
都合6つの星の集まりなんですよ! オクサマ!
もちろん、肉眼では1つにしか見えません。。
そして、、、流星群には全く関係ないですね。。。
寝る前に、屋上に上がってみると、、
「ああああっ!!」
いきなりカミさんが叫びました。
「すごい長いのが出た! こんなの初めて!」
オリオン座の横を上から下に降りていったそうです。
ワタクシは見ていません。。。。
それからほどなく、、、
今度は似たような位置を、下から上に流れました!!
これは、ワタクシもカミさんも共に目撃!!
なので見間違いではありません。我が家の公式認定です。
でも、、、その後が続きませんでした。。
ワタクシが短いのを1つ見ましたけれど、、カミさんが見ていなくて参考記録。。
結局、目にした流星は2個ずつ。。2人合わせて3個で、公式認定は1個。。
その後は、、寒くて眠くてフトンに入りました。。
なお、、、
テレビの中でセンセーが述た「流星を見るコツ」の中で、一番納得したのは、、、
「あきらめない」事だそうです。。
↓の写真はWikipediaより。理想形です。。

【このブログの、流星群 過去記事】
しし座流星群、空振り。。。(2009年)
ふたご座流星群(2010年)
清岳荘、、、斜里岳登山口の山小屋です【2018北海道・9】(ペルセウス座流星群・2018年)
ヨドバシ経由でオリオン流星群、、、、空振り。。(2022年)
しし座流星群2022、、、、空振り。。。(2022年)
ふたご座流星群2022、、、2個だけ。。。(2022年)
この記事へのコメント
凡・ハヤト
流星を観るなんて、ロマンチックですね。^^
おぎひま
まだ数日は見られるそうですが、
天気が。。。。。
ジュン
ご覧になれたのですね
寒くて窓からは無理でした
おぎひま
確かに寒くて、、、コレが精いっぱいでした。。
冬だからこそ、空が澄んでるというのもありますが、
痛しかゆしですね。。
narayama2008
星の事はチンプンカンプンなんですが、東京の夜空でも星の観察ができるのですね。
星座もご存じとはすごいです(^^)
おぎひま
東京だと、、晴れても2等星ぐらいまでしか見えません。。
キャンプ場などで眺める流れ星や天の川、そして人工衛星が懐かしいです。
山ちゃん
いや~あっ、東京は13日の深夜が晴れだったんですね。2個でも見られて良かったですね。京都も14日は曇りだったので、13日の深夜を楽しみに早く仮眠し、0時頃に東山山頂に来ましたが、うろこ雲がギッシリで全く流星どころじゃなかったです。残念なのはそのまま待っておれば、夜明け前には晴れていたようです。
おぎひま
もっと見たかったですが、ガンバリきれませんでした。
なるほど、明け方は好条件だったのですか。
ワタクシは起きれず、、空模様も判りませんでした。。