3連休初日の文化の日。。
ママチャリ（変速なし、幼児イス2つつき）で矢切の渡しまで往復したワタクシですが、
本来の目的地は、県道283市川西船線沿いのラーメン店だったんです。
かつて「ニューラーメンショップいわせ」というイワクつき人気店がありまして、
2016年に同店が閉店した後、同じ場所に「二九八家 いわせ」としてオープン。
開業したのは、旧店主のムスコさんなんですって。
先代の店には無かった味噌ラーメン、、、ソレを頂きます！！
屋号の冠部分の「二九八家」、どう読むかお判りでしょうか。
ななんと「ふくわうち」。
読めなくはありませんですけれど、、、想像を絶しましたでしょ？ でしょ？
電話番号376-2981にも、「ミナラーメンフクワウチ」と充ててますけれど、
３７（ミナ）６（ラーメン）２９８（フクワ）１（ウチ）
６と１に激しいムリがありますな。。
先代の店は朝7時から営業し、常に待ち客が並ぶ店でしたけれど、、
2代目の店も、激しく繁盛していました。10人待ちです。
なお、、冒頭で「イワクつき」と称した実態は、、、
「接客の姿勢が激烈に悪い（機嫌が良い時は気の良いオヂサン）」
「混雑時、一気に大人数分の麺を茹でるので伸びまくる」
「スープが足りなくなると、水を足して伸ばす事がある」
そんな報告があったんです。。特に3番目は許されませんでしょう。。
当時、ワタクシが行かなかった理由は、そのあたりですよ。味噌も無いですし。。
それでも行列が出来ていたんですから、逆に大したものですね。。
なんだか不安な店っぽいですが、、、ソレは先代の「ニューラーメンショップいわせ」のハナシ。
2代目は、高級ラーメンの草分けである「麵屋武蔵」で修業し、、
本店の店長まで務めた御仁なのだそうです。
満を持して帰還し、、「二九八家 いわせ」を立ち上げた訳ですよ。
なので味噌ラーメンだって、決してオマケでは無さそうです。
「クセになる美味しさ！！ 二九八家 味噌ら～麺」
そんなノボリまで掲げているぢゃないですか。
こういう売り込み方も武蔵チックですね。。
ラーメンを「ら～麺」と表記するのもカンペキに武蔵風。伸ばし棒は「～」でキマリです。
ノボリは、それだけではありません。
「肉量！！ 市川 No.1！！」
これは、自慢の「肉ダルマら～麺」の事を言っているのでしょうか。
市川でのトップとは、ずいぶんローカルな宣言ですけれど、説得力はありそうですね。
さらに、、、、
「辛さ！！ 市川 No.1！！」
なんてノボリも。。。。
「辛つけ麺」が対象みたいですね。
これもローカル。。。信じましょう。。
ちなみに、かなり辛いまで、レベルを選べるそうです。
まずは、券売機で食券を買ってから並ぶルールなのですね。
味噌ラーメンのボタンは存在せず、、、「味噌に変更」50円なるボタンがありました。
ワタクシは「ら～麺」830円と、「味噌に変更」50円を購入、、、
してから気が付いたのですが、、「辛味噌に変更」100円もあったぢゃないですか！
ならばソッチのほうが良く、、、
スタッフのお姐さんに、50円の追い金を手渡してソレに変えてもらいました。
選べる辛さは4段階。「並辛」「中辛」「大辛」「辛達磨」。ワタクシは3番目の大辛を。
麺量も同じ料金で「大」「中」「小」の3段階。
コチラは「中」でお願いしました。いずれも、どれを選んでも同額です。
卓上のイヂクリグッズは、にんにく、豆板醤、二九八家醤、酢、そして黒コショウ。
なかなか揃っています。タノモシいです。
ラーショ標準という感じですね。
二九八家醤（ふくわうちじゃん）なるものが気になりつつ、、
たぶん使う事は無さそうです。注文が大辛の辛味噌ですもの。。
登場した、「辛味噌ら～麺」930円。それの「大辛」。。
半円球のドンブリ、、これまた武蔵風ですね。
ラーショには、間口が広くて浅いドンブリが似合いますもの。
あ、ラーショってのは、ラーメンショップの略称です。。
具材はバラロール、太いメンマ、ネギ、ノリ、、
そして麵は極太麺、、、全てが武蔵の血統に思えます。。。
もはや、ラーショ色とは完全に決別した模様です。
さっそく、さりげなく邪悪な色をしたスープを。。。
か゛ら゛い゛。。。
ノーテンにくるような辛さではありませんが、けっこう手ごわいです。。
すかさず、おろしニンニクをドボドボ入れて防御態勢。。
あんまり防御にはなっていませんですが、別の邪悪さが増し、イイ感じですよ。
見た目通り、ノドごしの良い麺ではありますけれど、、
キッチリと辛さを伴っていますから、、なんてシゲキ的な入場行進なのでしょう。
ああウマい。ウマいけれど辛い！ 辛いけどウマい。。
メンマ、チャーシュー、そしてノリにさえも辛さの緩和を求めつつ、、
気がつけば、どうにか固形物はすっかり無くなりました。
激辛は、ヨッパライに通づるものがありまして、、
それは、「後悔すれども反省なし」って部分がですね。
なので、同じ事を繰り返すんですよ。
まあ、この一杯は、ソコまで過酷ではありませんでした。
イキオイで、一番辛い「辛達磨」を選ばなかった自分をホメるしかありません。。
ああウマかった！！ 11月の汗ってステキ！
なんて言ってる場合ぢゃなく、、、、
ママチャリを漕いで帰らねばならないサダメでしたっけ。
でも、このまま帰るのも勿体なくなりまして、、、、
本編の通り、、矢切を目指したのでございました。。
店舗情報：
【本編】
江戸川サイクリング、、千葉県側編【1】市川の関を越え、矢切へ。。
この記事へのコメント
ジュン
水でスープを薄めるetc
そのような事なく
美味しく召し上がって来たのですね
何処もチケット購入が難しそうで悩みます
ponies
最後の風景気に入りました。
鉄橋の鉄骨の組み合わせで丈夫な橋梁を力強く
走る列車、撮り鉄を楽しむ気持ちとなりました。
おぎひま
オヤヂの悪癖は、セガレが断ち切った模様です。
目出度しめでたし。
食券の自販機、なかなかムツカシいです。
後が並んでいると、落ち着いてボタンを探せず、、
ついつい欲しいものを見落としてしまいます。。
おぎひま
鉄道の施設って、ドッシリと構えている感じがあり、
なんとなくタノモシいですよね。
ついつい撮ってしまいます。
ビール片手に乗り鉄もしたいです。
山ちゃん
いや～あっ、やっと本題のラーメン屋さんがお出ましですね。
それにしても、二九八家を「ふくわうち」とは凝った当て字ですね。まるで節分の福を招くようでナイスでしょう。
おぎひま
それにしても、ホントに読めないい店名。。
ふくわうちとした理由もイマイチ判りませんですが、
なかなかウマかったです。それで十分です。