今年のGW、、家族から放置されたワタクシは、、
無変速ママチャリ・幼児イスつきで江戸川を遡上し、
矢切の渡しまでプチサイクリングを楽しんだ(孤独を癒した)んです。
そして文化の日。。
またまた放置プレイとなったワタクシは、再びママチャリに跨り、、
DNAに刻まれた最後のドラマに挑むサケのごとく、ひたすら江戸川を遡上するのでした。。。
まずは、旧江戸川沿いの水辺のスポーツガーデンの横を通過。。
ココにはローラースケート場がありまして、、
この日は、、ローラーホッケーが行なわれていました。(↑の写真)
あまり見かけないですよね。なかなか迫力満点です。
が、ずっと観戦している訳にもいかず、、先に進みましょうか。
前回同様、、、なかなかの追い風。。(↓の写真)
向かい風となる帰りが、思いやられそうです。。
前回は江戸川の右岸、、東京側を遡りましたけれど、、
今回は左岸の千葉側を目指し、篠崎閘門を渡りました。
利根川から分流した江戸川は、ココで江戸川(放水路)と旧江戸川に分かれます。
旧江戸川の始点にデーンとオワシマシます、この閘門。
江戸川と旧江戸川の水位に差がある場合、2つの水門を開け閉めし、
スエズ運河式に船を行き来させる仕組みです。
この日は、そこそこ水位差があったのか、、、
水の流れが渦潮状になっていました。
水門のコンクリにタタズんで、ソレを見つめる白い鳥。。
なんだか水門の番人みたいです。
キッチリと見守ってくださいませ。
閘門を渡り、、、、ここからが千葉県です。
このあたりの河川敷は、江戸川花火大会の行徳会場として使われ、
我が家も何回かココで花火見物をしています。
目の前の橋は行徳橋。
江戸川(放水路)に架かる橋で、それを渡れば千葉県の本土(?)ですね。
浦安市と市川市・行徳地区があるコチラ側は、、、
江戸川(放水路)、旧江戸川、そして海に囲まれた島みたいなものなんです。。
そもそも千葉県自体が、県境は利根川と江戸川ですから、
北海道や沖縄県とともに、すべて水に区切られた県なんですよ。
その行徳橋を渡っていると、、、
水中に、なんだかよく判らないモノを発見。。
やたらデップリとした船でしょうか。
まさか、巨大クジラ(角型)がクチを開いているところ、、
そんな訳は無いですね。。
橋を渡り切り、近づいてみると、、、
ううむ。斜めに傾いていますね。。
もしや、沈んだプレハブでしょうか。
それが、台風か何かで流されてきたのかもしれません。
もっと近寄って確認したいところですが、、、、
先を急ぎましょう。帰りにジックリ確認します。
京葉道路(有料)の江戸川大橋と、そのバックは東京スカイツリー。
R14市川橋と旧江戸川・今井橋の間の8kmは、一般道の橋がありません。
そのフォローの為、京葉道路(有料)の江戸川大橋は無料で渡れる区間になっています。
それはアリガタいものの、原付とかは入れない自動車専用道ですから、
(チャリと歩行者は、篠崎閘門で渡れます)
一刻も早く、押切橋を開通させて欲しいです。
かれこれ50年も計画倒れになっているんですよ。。
今回、千葉側の遡上を選んだのは、前回が東京側だったからという訳では無く、、
実は、、気になるラーメン店に向かうツモリだったんです。
天気も良いので、運動がてらチャリで行こうと。。
で、、無事にラーメンは喰らう事が出来ました。けっこう並びましたが。。
さすがに、そのまま帰るのは勿体なくなり、、、
江戸川を、さらに遡上する事にしました。目標は、、行ける所までですね。。。
ラーメン店に関しては、、後ほど別の記事で。。
順調に総武本線の江戸川橋梁、そしてR14市川橋を超え、、、
なにやら門と石碑がありました。「市川関所跡」とあります。
不勉強で、聞いた事がありませんでしたけれど、、
江戸方面から千葉街道を歩いて来た旅人は、渡し船から降りた途端、
ココで入国審査をされたのでしょうか。下総の国への入国ですね。
案内板に書かれた正解を読んでみますと、、
江戸時代に出来た関所ですが、渡し船は奈良・平安時代から存在したんですって。
コチラ市川側と対岸の小岩側を合わせて「小岩・市川関所」と呼ばれ、
お役人は小岩側に居てお調べを行い、コチラは補助的な位置づけだったのだとか。
そしてココは戊辰戦争の激しい戦場となり、、、
今では、建物があった正確な場所も判らないそうです。。
この風景、、当時の旅人も船上から眺めたのでしょうね。
もちろんビルはありませでしょう。グラウンドや鉄橋も。。
乗船目的は、商用、旅行、処払いに参勤交代、そして隠密道中、、
まあ、イロイロとあったでしょう。
手に手を取りあっての駆け落ちなんぞも。。。いやぁん。。
船で駆け落ち、、、
そうだ! 矢切まで行こうぢゃないですか!
こうして、今回の目的地が決まったのでした。。
(ココで、BGMに矢切の渡しが流れる想定です)
この記事へのコメント
凡・ハヤト
若い頃、松戸市常盤平の寮にいて、自転車で矢切の渡しに行ったことを思い出しました。
三矢小台3丁目に彼女がいて、よく松戸駅からタクシーで送って行っていましたよ。
ああ、懐かしい。^^
おぎひま
なるほど、、懐かしの地だったのですか。
常盤台らか矢切も、そこそこなサイクリングでしたでしょうか。
セーシュンのヒトコマ、、大切な思い出ですね。
ponies
五月の晴れ渡った日で気持ち良かったでしょうね、気分が
晴れ渡ったと思います。
柴又帝釈天にいったとき、やぎりの渡しは行きました平日で
渡し船は陸に上がっていました、利根川と江戸川が解れる
関宿の関宿博物館も行って川の治水の苦労を見ました。
なんだか懐かしく拝見しました。
おぎひま
川のある風景って、なんだか良いですよね。
関宿博物館は、ぜひぜひ行ってみたいです。
利根川や江戸川は、徳川時代から人為的に流れを変えられているそうで、
そのあたりをジックリ観察したいと思います。
山ちゃん
いや~あっ、ママチャリで長距離の移動はヤバそうですね。行きはよいよい帰りは恐いで、ケツの皮が剥けてしまいそうです。
おぎひま
せめて電動アシストつきなら良かったのですが、
購入時、江戸川区には坂が無いからと見送られました。。
でも、健康の為には良いかもです。