沖永良部島での3日目。
この日は海水浴で過ごす事になりました。マナムスメの希望です。
島の海水浴場で、一番人気は「ワンジョビーチ」。
「沖泊海浜公園」「笠石海岸」などでも泳げますが、、、
我が家が選んだのは「屋子母(やこも)海岸」。
なにしろソコは、流しそうめんが楽しめるとの事でしたから。
奄美まで来て流しそうめんって、意味不明すぎてワクワクしませんでしょうか。
で、、やってきました屋子母海岸。島の南海岸に位置し、ホテルからは2.5kmほどでした。
海っぺりにデーンと構える民宿が、海の家のように海岸に迫り、
確かに「そうめん流し」の文字が見えます。
岩陰にブルーシートを張り、浜に落ちていたビールケースを机にすれば、、
我が家の基地の完成です。
すぐ沖にはリーフがありまして、天然の防波堤になっています。
我が家の到着時は満潮ぎみ。ソレを越えてくる波が渚に届いていました。
砂浜とサンゴが入り組んだ、なかなか風光明媚な海岸ですよ。
ビーチとしての規模は大きくありませんですけれど、
本土に比べれば訪問者が圧倒的に少ないので、むしろ広々とした気分です。
泳ぎ始めの頃は、我が家の貸し切り状態でした。
海水浴を楽しむ為には、浮き輪などの浮き具は必須。
ただし、海水浴は予定外だった為、何も持ってきていません。。
水着を持ってきたのは、ケイビングの為ですし。
海の家のような民宿には、、そういうもののレンタルはありませんでした。
でも、ダイジョーブ!!!
何かしらの漁具の破片らしき、発泡スチロールのカタマリが打ち上げられていて、
トォちゃんが、ソレを拾ってきたんです。
気分は変形ビート版。コレで思う存分に浮いて遊ぶが良い!!
バッリチです。キチンと機能しています。
カミさんは、この浮きに身をまかせながら水中眼鏡でオサカナ観察。
長男坊とマナムスメは、二人たちで仲良く奪い合って浮き沈み。
家族での海水浴は、2016年の保田海水浴場(千葉)以来になりました。
良きかな。。
海岸っぺりの岩のアチコチから水がジョワジョワと湧き出し、海に流れ込んでいました。
石灰岩でできた島ですから、常に水に浸食され続けているのですね。
何千年の後には、ココが大鍾乳洞の入り口になっているかもしれません。
日差しによって暖まった海水と異なり、、とっても冷たい水でした。
頃合いを持て、、そうめん流しへ!!!
丸テーブルの上に設えられたドーナツ型の容器の中を そうめんが回る仕組みで、、
ドンキホーテで売ってる「そうめんマシーン」の巨大版って感じですね。
良いです良いです。そんなものでも、海を見ながらススる そうめんは無敵です。
ところが、、、、
予約が満杯だと断られてしまいました。。。。
ビーチはガラガラでも、食事処として活用されている模様です。。
そうめん目当ての屋子母海岸でしたから。。
昼メシがてら、他の海岸に移動する事にしました。
なお、、、このビーチには、無料の更衣室&水シャワーありです。
ちなみに、、、
「流しそうめん」と「そうめん流し」は違うんですって。
半分に割った竹などを使い、そうめんを一方通行に流すのが「流しそうめん」。
同じ水の中をグルグル回ってるのは「そうめん流し」。
なのでコチラがアピールする「そうめん流し」は、それで正しいのでした。。
午後はワンジョビーチで泳ぐ事にしまして、、
向かったゴハン処は、その近く西郷食堂。
西郷さんがこの島に流された際の上陸地点なのだそうで、
食堂の名前もそれに関連しているのでしょう。
これが西郷食堂。
飾りっ気のない、やたら質素な造りですね。
見た目なんぞイイんです。ソレでハラは膨らみませんですし。
海老料理がウリで、カミさんもマナムスメも大いに楽しみにしていたんです。
なのに。。。。。
ココも満席。。予約客しか受け入れられないとのハリガミが出ていました。。
沖永良部島の食堂事情は、小さな離島に比べれば圧倒的に選択肢があるものの、、
やっぱりキャパは小さのですね。。ぐすん。。。
島の北海岸のワンジョビーチから、、島を横断して南東側の和泊の街へ。
和泊は。鹿児島や那覇を結ぶフェリーが寄港する港町です。
そこでも、、営業中の店を探すのに苦労しつつ、、、
どうにか見つけたのが、、、フレンチの店「ル・ファヴォリ」。。
同じ建物を共用する、串カツやさんの「六覺燈・勝男」のほうがソソられましたけれど、、
ソチラは夜営業だけの店でした。。
本格的なフランス料理の店でしたけれど、、
ランチのパスタなら、我が家でも どうにかなりそうです。。
ドレスコードもありませんでしたし。。
パスタもステーキ付きのコースになっていましたが、
単品でもOKとの事でした。ホッ。。
ワタクシは「ボロネーゼ」。単品価格で980円。
フランスでの修行経験もあるシェフの店だそうでして、
本格的なパスタです。もちろんウマいです。
麺の食感、、トレビアンです。
カミさんと長男坊は「アンチョビとキャベツのオイルスパゲティー」。
単品ではありません。どちらもサラダとドリンク付きで1480円。
あまり見ない仕上がりのパスタですね。
いかにも美味しそうですけれど、、、、
ワタクシは味見もさせてもらっていません。。
サラダは、こんな感じになります。
ううむ。これまたイイ感じですね。
いかにもフレンチという仕上がりですよ。
それにしても、、
なんだかトォちゃん一人でガマンしているみたいで悔しいです。。
マナムスメが選んだパスタは「サーモンとクリームソースのペンネ」。
これだけ、他のパスタよりも300円マシ。。
実は、カミさんもコレが食べたかったそうなのですが、、、
先に注文したマナムスメの分で、売り切れだったんです。。
譲る気は全くナシのマナムスメ。1円も払わないのに大胆なヤツめ。。。
そしたら、、、大胆さはソレどころではありません。。
メインディシュの「チキンステーキ」までご注文アソバシまして、、、
マナムスメだけ、都合2980円でございます。
おのれぇ、トォちゃんの3倍以上も食いやがったな!
で、、でもイイんです。。
みんなたちがキモチよく、美味しく食べるのを見ているだけでトォちゃんはシヤワセなのです。
泥水ススってでも働くのです。
ウソです。せめて富士山の天然水100円がイイです。
コチラの店、カミさん持参のガイドブックには載っていませんでしたけれど、
開店は2021年の12月で、まだまだ新しい店なのですよ。
そのおかげで、、我が家は飛び込みで入店できたのかもしれません。
とにかく、やたらゼイタクなランチになりましたけれど、、、
午後も泳ぎまくりましょう! れつごー! ワンジョビーチ!!
ル・ファヴォリ 公式ツイッター:
この記事へのコメント
narayama2008
流しそうめんと聞くと、プロ野球珍プレー好プレーで紹介されていた、今は無き川崎球場外野席での「流しそうめん」を思い出してしまいます・・・(^^)
沖永良部島では流しそうめん、ではなくて「そうめん流し」なんですね。予約客でいっぱいでしたか。
離島だとふらっとお店に入って食事というのは意外と難しそうですね。
凡・ハヤト
とっても美味しそうなお料理です。^^
おぎひま
ワタクシも存じ上げませんでしたけれど、
流しそうめん・・・一方通行で流れてくるそうめんを取って食べる
そうめん流し・・・巡回しているそうめんを取って食べる
そういう違いがあるそうです。
ココでは、丸い容器の中をグルグル回る仕組みなので、そうめん流しなのでした。
おぎひま
おかげさまで、とっても美味しゅうございました。
今は日常に戻り、、日常食を喰らってます。。
山ちゃん
いや~あっ、海岸での昼食がこんなに大変とは迂闊でしたでしょう。
コンビニでもあれば何とでもなりますが、昼からフランス料理とは恐れ入りました。
おぎひま
沖永良部はそれなりに大きな島ですが、
多客期の食事処のキャパは不足気味でした。
大手系のコンビニはありません。。
カスミッシモ
素敵な店を見つけましたね。
おぎひま
まったく予備知識なしでたどり着きました。
ホントなら、ワタクシもステーキを食べたかったです。
でも、値段が。。