沖永良部島でのアクティビティーの一つが、ケイビング(洞窟探検)。
隆起サンゴからできた島で、長大な鍾乳洞がいくつもありまして、、
我が家は、日本で2番目に長い鍾乳洞「大山水鏡洞」にチャレンジしました。
ガイドさんの引率で、完全装備。。
洞内の「リムストーンケイブ」と呼ばれるポイントが、
我が家の目的地になります。
これが、我が家が辿ったルート図です。
コース名は「リムストーンケイブ」。
初挑戦の我が家向き。。初心者コースですね。
図の右端当たりが、棚田のようにプールが並ぶ「リムストーンケイブ」になります。
コース名と一緒でヤヤコシいですけれど、、
ウリであるポイントの名を、コースの名にもしたのでしようね。
登って降りて、這って潜って ひと泳ぎして、、、「サンゴの化石(大)」というポイントに。
まさに地下宮殿の様相です。
よくぞ、自然のチカラでココまでゲージュツ的に仕上がったものですよ。
マナムスメが「ウサギの岩!」と叫んだ岩、、どれだかお判りでしょうか。
現地の4人(ガイドさん含む)は、全員がソレを認証しました。
中央右寄りの、上下がくっつきそうでくっついていない岩は、、、
ガイドさんによれば「あと30年ぐらいで、くっつく」そうです。。
ワタクシは、もう見に来れないと思います。。
そして遂に到着! ココがリムストーンケイブです。
地底の楽園、、、なんて神秘的なのでしょう。
ゼイタク言えば、、これが温泉だったら、なおシヤワセでしょうか。
イルミネーションもステキですよね? よね? よねよね?
道内には何も設備が無いハズなのに、なぜ光っているのかですって?
タネアカシをしますと、、、、【ネタバレ注意!!】
ガイドさんが、懐中電灯型の防水ライトを20本ぐらい背負ってきていまして、
ココに着いてから、ひとつづつ配置したのでした。
そして、、帰る時には全て回収する訳ですね。。
カミさんが
「どうしてもケイビングをやりたい!!」
と言う事でやって来た、今回の沖永良部島。
全員が初めての経験ながら、、どうにかココまで到達しました。
来てよかったですよ。ホントに。
ケイビングって何? なんて状態だった長男坊&マナムスメも含め、
全員が一致しての結論でした。
これは、ガイドさんの指示に従ったポーズです。
ここ数年、4人揃った写真は少なくなりました。。
今回はココで、バッチリとソレが撮れましたので、
年賀状にでも使いましょうかね、この写真を。
もっとも、この環境&イデタチですから、、それ相応の説明が必要ですね。
幻想的な地底の楽園ではありますけれど、、、
いつまでもココにいるのはムリですよ。。
やっぱり、衣食住には向きませんですもの。。
ビールもありませんですし。。。
ガイドさんが、防水ライトの回収を始め、、、
ソレが終わる時には、暗黒の世界に戻ります。。
地上に戻る為に、出口を目指しますと、、、
ほどなく、暗闇を切り裂くような一条の灯り。。
おおっ! 地上の光ぢゃ! 自然の光だよう!!
などとカンゲキするシュチュエーションなのですが、、、
実は、リムストーンケイブに向かう途中、、1回この光は見えていました。
ホントなら、最後の最後に見えたほうが劇的なのでしょうけれど。。
天井のワレメから、なにやらヘビのようなモノが。。
見た目はミミズっぽいですけれど、、、
南国とは言え、こんな巨大なやつはいませんでしょう。。
正解は、、、木の根っ子だそうです。
岩石地帯に気合で根を成長させていたであろう木も、
いきなり手ごたえがなくなり、さぞやオドロいた事でしょう。
出口の直下まで来ました。
ただし、、「おつかれさまぁ!!」などとスキップで出る事は出来ません。
だって、、、殆ど縦穴に近いんですもの。
最後にヒトフンバリですね。
とにかく、地上に出なければビールも吞めません。
ガイドさんを筆頭に、ガレた急斜面を登る我らが探検隊。
写真を撮っていたら、オイテキボリになりそうでした。。
待ってくれたまい。一人でココに残るのは大いに不安ですよ。
木の根っ子とは一緒に暮らせません。
オロオロ。。
いよいよ地上が迫ってきました。
明るい、、、眩しい、、、そして暑い。。。
最後の最後は、固定されたロープを使って登るんです。
入洞してから、初めて使う人工的な道具ですね。
あ、ヘッドランプは別ですよ。
地上に到達したマナムスメさん。
たいへんに良く頑張りました。お疲れさま。
ガイドさんの撮影です。
後のほうでオロオロとウロタエているヘッドランプが、、
おそらくワタクシですね。
こうして出てしまうと、、、
この穴が、10kmを超える長大鍾乳洞であるとは、
果たして誰が判りましょうか。。
やっぱり、最初に潜ってみる気になったヒトはエラいです。
その一行が、川口探検隊では無い事は事実でしょうね。
入口のすぐ脇を通り抜け、、、
行きにも通った林道を歩き駐車場へ。
我が家の探検は無事に終わりました。
ああ、空は青いものなのですね。。
都合3時間の行程でしたけれど、、、
その倍以上は潜っていた感覚です。
ガイドさんとマナムスメの2ショット。
今回、我が家がお世話になったのは、、、
沖永良部島ケイビング認定ガイドの1号であるベテラン、河本さんでした。
ダイビングのガイドもされているんですって。
なお、Blogに掲載した写真は、ワタクシと河本さんが撮影したもの。
どちらもスマホのカメラです。
ワタクシのスマホは、市販の防水ケースに入れました。
マナムスメが首から下げているのと同じやつです。
透明のビニール製で、そのまま画面タッチも指紋認証も出来るスグレモノ。
ジャバジャバ泳ぎましたけれど、無事にスマホを守ってくれました。
これで、今回の我が家のケイビングは終了、、大成功でした。
その認定証が、↓の写真です。
この島でケイビングができるコースは、ココを含めて4か所。
コチラ「リムストーンケイブ」と、同じ大山水鏡洞内の「大蛇洞」が初心者コースで、
「水連洞」が中級、そして大山水鏡洞内の「銀水洞」が上級コースになります。
初球コースを2回クリアしないと、その上のコースには参加できません。
なので、次回のチャレンジは「大蛇洞」になりましょうか。
ちなみに、上級の銀水洞は、、、全行程6時間の大冒険。
果たして、我が家はソコまで辿り着けましょうか。。。
沖永良部島ケイビング協会:
この記事へのコメント
ponies
鍾乳洞の探検ご苦労様でした、照明のない鍾乳洞の探検は何処でも
出来るものではありませんよね。
家族4人揃った写真二つとも素敵です、こんなことはこれからも中々 無いと思うので良い記念ですね、宝物ですね。
おぎひま
おかげさまで、良い体験が出来ました。
カミさんは、再びケイビングを目指そうとしている気配です。。
na
鍾乳洞の岩の造形、自然にあの形になるんですよね。自然の力はすごいと思いました。
それにライトアップされるとホント神秘的ですね。
narayama2008
えの
4人の写真も素敵です。
なかなか行けないので、行った気分にさせてもらい、ありがとうございました!
おぎひま
科学が未発達な時代のご先祖様方は、
鍾乳洞の光景をどのように考えのやら。。。
スピリチュアルな世界に入り込んじゃうんでしょうね。
そう考えてもフシギではありません。
おぎひま
我が家も、エラく久々の本格的な離島に渡れました。。
息子さんの高校生活が落ち着きましたら、ぜひぜひ!!
かっちゃん
「ウサギの岩!」は分かりませんでした。
マナムスメさんも夏休みのいい思い出になったことでしょう。
かにょにょ@横歩き
終点の景色が幻想的で良き✨皆さんまたいらっしゃるのでしょうね。良いものを見させていただきました👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏💐
おぎひま
ウサギの岩は、中央ちょい左寄り、、左を向いている全身像です。
その場だけのライトアップでしたから、
撤収準備でひとつづつ消えていく光景も、
なかなかシュールで良かったです。
おぎひま
次は別の鍾乳洞に入ってみたいですが、
沖永良部は遠く、いつになるやら判りません。
関東周辺にも多々ある模様ですが、沖永良部に比べると、、、
山ちゃん
いや~あっ、暗黒の地底探検から無事に生還されて何よりでした。
こんな経験は何度も出来る事じゃないでしょうね。それも、家族揃ってと云うのがいい思い出にもなりますね。企画をされた奥さんに拍手喝采です。
おぎひま
カミさんは、念願だったケイビングがコナせて、
とにかく大満足だった模様です。
なかなか簡単には出来ない経験でしたし。
島の酒も堪能でき、ワタクシも満足です。