夏休み、奄美群島の沖永良部島を目指す我が家。
ソコに何をしに行くのかは、ボチボチお伝えいたしますが、、、
一言で言えばレジャーです。家族旅行です。キッパリ。
沖永良部島は鹿児島県に属するものの、、、
格安チケットの都合で、羽田からの便で降り立ったのは沖縄の那覇空港。
そこで乗り換えて、沖永良部に渡る事になるんです。
13年ぶりの那覇空港。。。ああ懐かしい。。
カミさんとマナムスメは、その後にも八重山への母娘旅で来ています。
と言っても、それも10年も前ですが。
乗り換え便のフライトまで、久々の那覇を満喫しましょうぞ!!
とは言え、1時間程度しかありませんから、搭乗口のあたりをウロウロするばかりですが。。
保安検査場の外に出るのは、時間的にリスクがありますし。。
羽田空港から先の、キップの券売機がありました。
東京モノレールと、京浜急行のソレです。
那覇にいるうちにキップを買っておけば、羽田でバタバタしないで済みましょうけれど、
今はスイカやパスモなど、交通系ICカードの時代。
なので、あまりアリガタミはなさそうですね。。
それでも、、電車の形の京浜急行の自販機が、何気にオチャメです。。
結局、売店を覗くぐらいの事しかできないまま、バスラウンジに。。
那覇からの離島便は殆どが小型機ですので、、、
ボーディングブリッジ(搭乗口と飛行機を繋ぐ橋)が使えません。
なので、飛行機まではバスで向かう事になるんです。
そのバスの乗り場がバスラウンジですね。
どちらも、マナムスメが誕生する前の訪問でした。ああ懐かしい。
この時、バスラウンジに表示されていた行先は、、「奄美大島」「沖永良部」、、、
いかにも離島の旅が始まりそうでワクワクしちゃうぢゃないですか!
えっと、、、もう一つの行先表示は、、、「茨城」。。
なるほど、、、スカイマーク便ですね。。。
何気に虐げられてますな。。。
ソレは見なかった事にして、、、さあ! 沖永良部行きのバスに!!
バスが向かったのは、、JAC(日本エアコミューター)のプロペラ機。
JALの子会社なので、鶴丸マークがついています。
プロペラ機に乗るのは、三宅島への訪問以来ですね。
それも、、もう9年も前になってしまいました。。
その時はマナムスメも参加しています。
飛行機の型式はATR42-600。
仏伊の合弁会社ATR社の機体で、42人乗りです。
往年の国産機・YS11が64人乗りですから、それの3分の2ぐらいですね。
でも、、機体のサイズは26mと22mなので、あまり変わりません。
YS11は、ずいぶん昔に八丈島からの帰りに乗りました。
席は、通路を挟んで2席ずつ。
JRの特急列車と同じですけれど、ソレよりは狭いです。
一番前の席は、なぜか4人が向かい合わせのボックスシート。
南大東島に渡ったデハビラントDHC-8(39人乗り)も、同じ構造だったのを思い出しました。
その席に座ったら、なんだか落ち着かなそうですよね。。
で、ワタクシどもの席は、、、プロペラの真横。。
かつてYS11に乗った際も、同じような席でして、、
ものすごい騒音で、、まさに扇風機の1万倍仕様(イメージです)、、
飛行機を降りても、しばらくはアタマの中でプロペラ音が響いていましたっけ。。
でも、、、この機体は極めて静かで、、
余裕でイネムリも出来ますよ。勿体ないので起きていましたけれど。。
小さな飛行機ですから、飲み物のサービスはありません。
その代わり、、アメちゃんをもらいました。
JACの社名入りのアメがイイですね。
その中身は黄金糖でした。
那覇を出ると、沖縄本島の真上を進みまして、、、
窓の外には伊江島(奥)、瀬底島(右)、水納島(左)。
瀬底島は、リゾートホテルが巨大廃墟となった島。。クルマで訪問しました。
伊江島は、フェリーが満員で乗船拒否されましたっけ。
とにかく、、、、
窓越しに沖縄観光が出来た! と、、ブログには書いておきましょう。。
2度目の与論島を通過し、、、
沖永良部島が見えてきました。デカい島です。
窓越しに島影を眺めていると、、、、
げげげげ! プロペラがモゲた!!!
ああ、神様、、、せめてコドモ達だけでもお助けください。。
なんてのはウソです。ありえません。
シャッター速度の関係で、、そういう風に映っただけです。。
なので、何ら問題も無く着陸!
スピードの遅いプロペラ機ながら、、滑走路が短いので急ブレーキがキツいです。。
全長は1350mとの事です。ジェット機は発着できません。
ちなみに、、
YS11の国内最後の定期路線は、この沖永良部島便だったそうです。
預けた荷物の受け取り場がコチラ。
フツーの空港にあるような、ベルトコンベアではありません。
電源不要、、係のオヂサンが押せば転がっていくエコスタイルですよ。
ああ、離島は、こういうノドカさがイイですね。
沖永良部空港、、、別名は「えらぶゆりの島空港」。
テッポウユリの花が、この島のウリなのだそうです。
空港の建屋は武骨で、そして何気にコナれていますから、
ユリの花には全く相応しくはありません。。
むしろ、ウバザクラ空港のほうが相応しそうですよ。
あ、ウソです。ゴメンナサい。
我が家を出迎えてくれて、ありがとうございます。
沖縄での歓迎の言葉は「めんそーれ」、、コチラ沖永良部では「めんしょり」になります。
なお、マナムスメは、、、初めて鹿児島県の地を踏みました。
2023夏休み・沖永良部島へ!【1】めんそーれ! 向かうのは 那覇空港。。。に戻る
2023夏休み・沖永良部島へ!【3】観光のスタートは歴史民俗資料館、、そして廃墟仕様の展望台。。。に続く
この記事へのコメント
中村裕司
ジェット機とは違う感覚なのでしょうね。
最後の写真は船の港か空港か分からない面持ちですね(笑)。
ジュン
はじめてお話楽しみです
「えらぶゆりの島空港」
漁場みたい
おぎひま
プロペラ機は、ジェット機よりも飛ぶ高度も低いので、
陸地の写真を近くからバッチリ撮れて良いかと思います。
ただし、、、天気が悪いとモロに雲の中。。
その上を飛んでしまうジェット機よりも揺れる事になります。。
おぎひま
今は、色んな空港にサブタイトルがついてますよね。
「米子鬼太郎空港」とか、「出雲縁結び空港」とか。。
「えらぶゆりの島空港」は、「選ぶ百合」にも聞こえ、
なんともビミョーでした。。
かにょにょ@横歩き
おぎひま
足跡、ありがとうございます。
かっちゃん
随分手回しのいいこと。
「えらぶゆりの島空港」よりウバザクラ空港ね、雰囲気分かりますよ。
楽しい旅の始まりですね。
おぎひま
空港名は、どうしても「選ぶ百合の縞」と読めてしまいます。。
とにかく、、、
おかげさまで久々の旅を堪能できました。。
山ちゃん
いや~あっ、那覇からプロペラ機で離島へ飛んで行くとはワクワクする旅の始まりを感じますね。
今ではYS11が引退しましたが、以前は宮古、石垣も団扇付のYS11で、体重を計られた記憶があります。