信濃の国の、お通夜へ(長野県小諸市)


母方の伯母が無くなりました。長野在住、享年100歳です。
葬儀は近しい親族だけ、そして平日に行われる為にワタクシは欠席。。
のハズでしたけれど、、、
実の妹であるワタクシのオフクロさんが、ぜひとも参列したいとの事。
ひとりで新幹線で行くと言い張りましたが、、、
足腰が弱っていますからソレは無理。。
で、、ワタクシが日帰りで送る事になったんです。

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半休を取り、午後から実家に向かってオフクロを乗せ、、、
ソコから長野に向かいまして、一緒に お通夜に参加。。
そのままオフクロだけを置き去りにして、一人で東京に戻ってくる計画です。
オフクロは、翌日の告別式に参加した後、、そのまま滞在し、、
頃合いを見て、ワタクシが回収に向かう作戦となりました。。
行きの上信越道の高坂SAで、トイレ休憩。
なるべく近くにクルマを停め、トイレまでは10mぐらいです。
それでも
「こんなに歩くの??!!」
などとウメくオフクロさま。。
オカァさま! アナタは一人で新幹線なんぞ乗れません!!

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トシヨリですから、トイレ休憩は多めに。。。
2つ先のサービスエリア、、横川で停車しました。。
女子トイレの中には付き添えませんから、自力で頑張ってね。
そのトイレは、七夕飾りがギッチリと。素晴らしい!
今気がついたんですが、、、
女子トイレを撮影する姿は、不審者だったっでしょうか。。
失礼しました。。

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群馬三山の一つ、、妙義山の姿が見えました。
マナムスメを連れて、石門巡りのクサリ場にも挑みましたっけ。
もう、大昔のような感覚ですが、11年前でしたか。
あのような家族旅行は、めっきり減りました。。
その時の様子です。

妙義山・石門めぐり(群馬県下仁田町)
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横川と言えば峠の釜めしですよね。
ただ、釜飯の「おぎの家」は上りSAに入ってますから、下り線では買えません。
と思っていたのですが、、、空釜の回収コーナーがあるぢゃないですか!
ならば売っているんですか? 下り線でも。
その正解は未確認です。
ソレを買っても、お通夜に持ち込めませんから。。

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コチラの方向に浅間山の姿が見えましょうか。
結果は、曇っていてテッペンは見えませでした。
小諸と言えば浅間山、、、浅間山と言えば小諸、、
夏休みの旅に小諸を訪れ、そんな環境で育ちましたから、
それが見えないのは、ちょっと残念でした。。

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佐久市内の式場へ。
お通夜の開始時刻に15分ばかり遅刻となりましたが、
どうにかなりました。
小諸や佐久、上田、軽井沢などの東信地方は、東京都は色々と風習が異なりまして、
例えば、東京なら「お葬式(告別式)→火葬→精進落とし(食事会)」ですよね。
東信地方は「火葬→お葬式(告別式)→灰寄せ(食事会)」となります。
なので、、、、告別式では、もはや故人のお顔を拝めません。
そのあたりは、コチラを。

信濃の国でお葬式(長野県小諸市)
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思い起こしてみれば、、、東信地方でのお通夜は初めてです。
そしたら、お通夜も東京とは異なる段取りなんですよ。
和尚さんの読経や参列者のお焼香が終わった後、、
「納棺の儀」と言うのが始まりました。
近しい親族は腰に荒縄を巻き、結び目は縦に。
そして故人の身を清める(フリ)をしたり、六文銭、足袋、杖、短刀、、、
アタマにつける三角のやつなどを次々と棺に納めるんです。
最後は皆で花を詰めて、納棺の儀はオシマイ。
東京では、旅立ちのグッズなどは省略し、、、、火葬場に出向く前に花を添えるイメージです。
昨年の、ウチの親父の時もそうでした。
これが東信地方のお作法なのか、オフクロに確認したら、、、
オフクロの認識では、やはり出棺の前にやるとの事。
荒縄も初めて見たそうです。
という事は、、、東信地方でも、イロイロと流派があるのでしょうね。

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納棺の儀の後は、、灰寄せ。
それは、東信地方の独特の云い方で、簡単な食事を振舞う席の事です。
東京風に言えば精進落としですね。
ワタクシの推測では、、
「火葬の後に、みんなで灰を集める」
と言うのが語源だと思います。
あ、ワタクシはもちろんノンアルを頂きました。

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夜の7:30に、ワタクシは灰寄せを中座して東京に帰らねばなりません。
オフクロを置いていきます。みなさま、よろしくお願いしますね。。
馴染みの宿に泊まったり、義妹の家に泊まったり、、
1週間ほど、故郷で羽根を伸ばして過ごすんですって。
ウチのオフクロさま、、当然ながら両親は鬼籍入り。
今回の姉の旅立ちで、、、7人居た兄弟は、誰も居なくなってしまいました。

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この記事へのコメント

  • ponies

    小諸行、ご苦労様でした。
    早めに迎えに行ってくださいね、お袋様は早く
    来てくれるように思っていますよ。
    2023年07月26日 09:44
  • おぎひま

    poniesさん、コメントありがとうございます。


    もう迎えは終了しています。
    やっぱり故郷の小諸は気が休まるみたいで、
    また行きたがっています。。
    2023年07月27日 10:13
  • おぎひま

    凡・ハヤトさん、コメントありがとうございます。


    確かに疲れましたので、、、
    お迎えは、ラクチンな作戦を考えました。
    2023年07月27日 10:33
  • ジュン

    母親の気持ちとしてとても嬉しいです
    車で送って・・・くださって
    兄妹っていいですね
    お母さま
    故郷で元気にお過ごしで嬉しいでしょうね
    2023年07月27日 10:41
  • おぎひま

    ジュンさん、コメントありがとうございます。

    父親と2人で新幹線で出かけていた頃は良かったのですが、
    もう一人では故郷に帰れませんので、
    少しは親孝行できました。
    足腰が達者なのは重要だと痛感します。
    2023年07月28日 09:32
  • 山ちゃん

    今晩は!
    いや~あっ、信濃までとんぼ返りの送迎とは大変なお役目をやって来られましたね。足腰の悪いお袋さんを一人で向かわす訳にはいきませんから、故人も喜んでおられるでしょうね。
    2023年08月04日 21:23
  • おぎひま

    山ちゃんさん、コメントありがとうございます。

    まだまだ寝たきりになっては困りますので、
    歩ける体力をつけて欲しいと思っています。
    これは、未来の自分にも言い聞かせなきゃですね。。
    2023年08月05日 10:24

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