我が家があるのは、江戸川区の東部地区という所です。
地区の東側に江戸川および旧江戸川が流れていまして、、
それらの川を越えると、、、そこは、もう千葉県。
コチラ側から対岸の千葉県側を眺めると、、
あ! すんごい美人が歩いてる! なんてのが見えるほど近いんですよ。
ぢゃあ、その美人に逢いに行きましょう!
ところが、、、そう簡単にはいきません。。。
なぜなら、渡る橋が無いんです。。
下の赤矢印は、新大橋通の今井橋。上の赤矢印は、千葉街道の市川橋。
オレンジ矢印、自動車専用の有料道路・京葉道路の橋はありますけれど、
それを除けば、この2つ橋の間には一般道路の橋が無いんです。
(緑矢印、、篠崎閘門の上には歩道があり、チャリならば千葉側に渡れます。)
一般道の橋が無い区間は、およそ9km。イチオウは都会なのに信じられません。。
このままでは不便ですし、防災上もモンダイでしょう。
期待するのは、、、黒矢印の位置に計画中の、我らが押切橋です。
押切橋は、計画されてから かれこれ50年。。計画倒れのマボロシの橋でした。
ところが2018年に、まさかの動きがありまして、、、
2020年に住民説明会を実施、2022年度中に事業化との発表があったんです。
詳細はコチラをご覧くださいませ。
そして今は2023年、、、あれから何も動きがありません。。おかしいなぁ。。
ちなみに、、ここが東京側のハジッコ。
橋を造る環境は ほぼほぼ完了しています。
堤防の直前まで接続道路(柴又街道)が延長され、
橋の高架部分や側道となる部分の土地もキープされています。(一番↑の写真)
堤防の上の遊歩道から眺めてみれば、、
千葉県の建物たちがお出迎え。。美人は歩いていませんね。。
中央の白くて四角い建物は、市川市押切ポンプ場。
我らが押切橋は、ポンプ場のすぐ右側あたりに架かるハズながら、、
家がビッシリ並んでますね。時間が掛かりそう。。
晴れて この橋が完成すれば、、
東京メトロ東西線の行徳駅や、行徳の商店街が徒歩圏内になりまして、
我が家にとっては、オソロしく便利になるのですが。。
早期完成を願いつつ、押切橋の反対側の様子を見に行く事にしました。
現状では、正直者にしか見えない、エア押切橋ですから、、
130mほどの対岸に渡る手段は、今井橋経由で「コ」の字に迂回して5kmほどの道のり。
チャリで向かえば、プチサイクリングになりますね。
東京側のシンボル、、解体中の江戸川清掃工場の解体現場の真横を通過すれば、
かつては150mの高さを誇った煙突の、断末魔の姿がコレです。
東京側、、押切橋西詰になるポイントをスタートしてから600m。。
まだまだ先は長いです。。
スタートして2.5km、、今井橋のテッペンです。
上流側を眺めた風景、、、、
この2.5km先に押切橋の姿を望めるのは、果たしていつになりましょう。
その頃には、新しい清掃工場の煙突も完成してますね。きっと。
まだ煙突の解体が始まる前の光景はコチラです。
橋の真ん中に、都県境。
ココから先は千葉県の市川市になります。
「ようこそ千葉県へ」の看板には、千葉県のゆるキャラ「チーバくん」の姿も、
千葉出身のカミさん、そしてなぜかマナムスメも、
このチーバくんが大好きです。
旧江戸川の左岸、、、千葉県側にも堤防上に遊歩道がありました。
ソレをママチャリ(無変速・アシストなし)で北上するワタクシ。。
2.5km先では、押切橋東詰になるハズのポイントが待っていましょう。
ちなみに、、、川の右岸、左岸の表現は、、
下流側を見た場合の左右の川岸、、、右側が右岸ですね。
対岸、、千葉県側から眺める、解体中の江戸川清掃工場。
東京側から見るよりも、全容が判りやすいですね。
奥の三角屋根は、清掃工場の本体を覆ったカバーです。
解体時に発生するウゾームゾーのチリやホコリ、灰などを、
周囲に拡散させない為に設けられました。
東京側、、西詰予定地から5km、、、、
なぜか人が群がっているあたりが、東詰め予定地です。
ココに橋が架かる気配は全くなく、、、、
ああ、ワタクシが橋を渡ってこの地に第一歩を踏むのはいつになりましょう。。
あまりにも未来すぎると、、
徒歩やチャリではなく、車いすや搬送ストレッチャーで渡る事になりそうです。。
対岸の東京側を眺めてみると、、、、
写真中央に見える赤信号、、柴又街道の終点です。
上から3つめの画像の交差点ですね。
わずか130mの向こう岸。。。。
かつて、江戸川区がココに橋を掛ける計画を立てた事があったんですって。
そしたら、東京都が
「オレらがやるんだから待っとけ! 勝手にチャッチィのを作るな!」
なんてやり取りがあったそうです。何十年も前に。。。
ならば、やってよ。
千葉側の接続道路は、行徳駅前通り。
湾岸道路まで続く道ですが、、、
堤防まで残り100mほどの地点で、道は終点になっていました。
押切交差点が、その地点。行徳街道の旧道とのT字路です。
行徳駅前通りを、民家がデーンと受け止めていまして、、、
と言う事は、、このままでは道が作れません。
どないしましょ。。
その100mは、こんな路地。。
右側の白い建物は、東京側からも眺められた押切ポンプ場。
反対側は一軒家やらアパートやらの民家。
東京側も、立ち退きに何年もかかっていましたから、
それを考えると、、、まだまだ先でしょうか。
ああ、待ちきれない! 行徳側の「はま寿司」に、歩いて行きたい!!
いっそ、柴又の矢切の渡しみたいに、、、渡船でも運行してくださいませ。。
この記事へのコメント
みや
近くて遠い県境。こんなところにも行政の間の溝がみえますね。
T字路の和菓子屋さんは美味しいのでぜひ行ってみてください。
早く橋がかかるといいですね。
おぎひま
おっと、あの和菓子屋さんはオススメですか!
ならば、橋が掛かったら一番に訪問しようかと思います。
でも、、それぢゃ何年先か判りませんですね。
そもそも、橋を造る為には和菓子屋さんは立ち退かねばなりませんし。。
橋とは無関係に目指します!!
山ちゃん
いや~あっ、橋とトンネルは計画があっても中々着工されませんね。
橋向いに行くのに何キロも迂回するのは不便極まりないです。
京都の桂川に架かる橋が少ないので、朝晩は渋滞が絶えなく住宅街の中へ溢れた車が入り込んで大迷惑を被っています。
おぎひま
桂川は何度も氾濫した川なので、橋が作り辛かったのでしょうか。
京都と言えば鴨川のほうを思い浮かべてしまいます。
納涼床でビールを呑みたいです。