スーパーの「駅弁&空弁祭り」で買ってきた弁当を、、
天気がイイので屋上で食べる事にしました。
動く車窓には及びませんですけれど、、
少しばかりは、出かけられないウラミ、ツラミを晴らす事が出来ましょう。
それでは、、、頂きますです!!
カミさんが選んだのは、函館本線旭川駅の「蝦夷わっぱミックス」1930円也。
エビ、カニ、ホタテ、サケ、イクラといった主役級のオカズがデデーン!!
とは言え、、、、
いずれも、写真よりも少なめに並んでいます。。
まあ、それは資本主義経済の宿命ですね。。
アレもコレも食べたい向きには十分な弁当だと思います。
ただ、、、旭川って海から遠いのに。。。
ワタクシは、奈良駅の「柿の葉寿司」1296円。
値段がハンパなのは、税込みだとキリが良くなる設定でしょう。
スーパーの舌代には、「近鉄奈良線の奈良駅」の駅弁と書き添えてありました。
JR奈良駅では、違うカイシャの葉寿司が売られているのでしょうか。
ナワバリとか、そういう問題だったり。。
この弁当の製造元は中谷本舗。本社は奈良県上北山村だそうです。
すんごい山奥、、大台ケ原の麓みたいですが、ホントでしょうか。。
フタを開けると、、、、
寿司は全部で10個。一つ一つ、柿の葉っぱで包まれています。
冷凍・冷蔵技術なんぞ無い時代に、柿の葉の殺菌効果を活用したのでしょう。
なお、柿の葉寿司の発祥は江戸時代。
紀の川の上流域で誕生したのだと言われているそうです。
当然ですが、柿の葉ごと食べるものではありません。
ソレを剥いたのが、コチラ。
サバ、サケ、タイ、アジ、エビの5種類が2個ずつ。
共用財産の ますのすしも加え、6種12個を堪能できました。
ああゴチソウゴチソウ。。
日本酒が欲しくなりますね。。
マナムスメは、利久の「牛たん丼」1435円。
箱の横から出ているヒモを引っ張ると、、、、
あぁらフシギで弁当が暖まる仕組みです。
スーパーの広告では、それには触れていませんでしたので、
マナムスメは、そういうものだと知らずにコレを選びました。
ヒモを引っ張ると、湯気が出てきました。
ワタクシも、以前、同じものを食べた事があるんです。
新幹線の車内だったので、湯気を発すると注目を浴び、、
なんともコッパズかしかった記憶があります。
調理時間は7~8分。案外と長く感じますね。。
これは、時間の経過後にフタをとったところ。
上に乗ってる小袋は、タレです。
ソレをかけたら完成!!
これぞ、ザ・牛たん弁当。
利久の牛タンは、ワタクシもイチオシです。
マナムスメさん、ココロして食べるのだよ。
ただ、、、かつて仙台の店で食らいまくった頃からすれば、
ずいぶん肉厚が薄くなったように思えます。
当時は「コレが舌?」なんてオドロくような厚みでしたもの。
牛タンの厚みだけではなく、、、
この弁当の場合は、ゴハンを含めた食べる部分も薄いです。。
弁当箱の中身の半分が、この加熱部分なのですから仕方ありません。
中身は生石灰で、ヒモを引っ張ると水と交じり、
その化学反応で熱を出す仕組みでした。
待つ事7分。。
牛たん丼の完成を待って「いただきます」に。
みんなで揃って食べたほうが楽しいですし、
もし先に食べ始めていたら、、、
殆どゴチソウサマ状態になっていたかもしれません。
やっぱり、外で食べてこその弁当ですよ。
シュチュエーションってのは大事です。ビールもンマいし。
ちなみに、、列車に弁当を持ち込んだ場合、、、、
その列車が走り始めるまでは、食べずに待つワタクシ。
だって、車窓の景色が動いてたほうがキモチ良いぢゃないですか。
もっとも、、今は車両運用の効率が良くなったのか、
始発駅でも、入線してからすぐに出発しちゃいますよね。
なので、殆ど待つ必要もありません。
乗ってから発車するまでの待ち時間ってのも、
なんとなく旅愁が漂うヂラされだったりもしたのですが。。
この記事へのコメント
shadom
昔は、庶民的な車両(BOXシートが当たり前)だった時代は、のんびり駅弁を購入して電車に揺られながらお弁当を楽しめましたよね ^^))
国鉄では過剰サービスをしてくれておりましたが、1987年04月01日:故中曽根首相が分割民営化し民間企業JRになってから、BOXシートは有料座席へと変貌 ~~));; 金がない奴は乗るな!的な考え方には大反対ですよ ~~));;
コロナで修学旅行もバスに切り替わってしまい、おぎひまさんのお子様たちが大人になった時、駅弁と言うイメージは、どんな感じに捉えられているのでしょうか? きっと地域特製限定弁当と言うより、駅のNewa Dayで売っている地方食材で作ったごく普通の弁当みたいな感じに思われているんだと思えて残念です ~~))
おぎひま
キツキツの4人掛けシートで食べる弁当、、
懐かしい限りです。
窓を開けて弁当を買う光景もなつかしく。。
旅の途中の糧という位置づけだった駅弁も、
今は地場のゴチソウを盛り込んだ高級定食というイメージですね。
それはそれで美味しいのですけれど。。。
かにょにょ@横歩き
温める形式の駅弁、私も、牛タンでないもので食べた記憶があります。燃料の厚みと重さが大きくて食べる部分が薄くてひもじかった思い出がよみがえりましたですよ。それもまた良い思い出?
おぎひま
そうですよね、上げ底感と周囲の目がモンダイでした。
弁当は、冷たくても良いです。
そういうモノなんですから。。