焼きそば、、、我が家では週末の昼メシに登場します。
長崎の皿うどんのような、かた焼きそばも好きなのですが、、、
マナムスメは、ソレも あんかけ焼きそばもダメなんです。。
スタンダードなソース焼きそばしか認めないんですよ。
多分、屋台などのパック入り焼きそばが刷り込まれたのですな。
↑は、カミさん作のソース焼きそばです。。
↓は、塩焼きそば。いずれもマルちゃんの3食セット。
マナムスメは、塩焼きそばもウエルカムなんです。
要は、ドロっとしたのが苦手なのでしょうか。極度の猫舌だし。
でも、、スタンダードな焼きそばだけではツマりません。
たまには、トォちゃんにも焼きそばを作らせろい!!
焼きそばのリクエストがあった日、、
「トォちゃんに作らせるなら、ベルサイユ焼きそばだぞぉ!!」
などとセルフむちゃ振りをすると、、、
カミさんは大賛成! ソレにつられてマナムスメも。。
カミさんが賛成したのは、作らせとけばラクチンだと思っただけでしょう。。
ベルサイユ焼きそばのコンセプトですか?
この時点では決まっていません。デタラメに言っただけです。
まるでデジャヴのごとく、、マハラヂャ炒飯と同じ展開ですね。。えっと、、どうしまひょ。
ベルサイユはフランス、、、要はフランスっぽい焼きそばにすればイイのですな。
ネットで検索したところで、、そのようなモノは見つかりません。
ならば、、、ケーキを乗っけてマリー・アントワネット風とか。。
ダメダメ!! そんなん食べる気になりませんでしょう。ウップ。。
そ、そうだ!! アレでいきまひょ!
さっそく、3食入りの塩焼きそば、ナス、玉ねぎ、ピーマン、トマト、肉、ニンニク、、、
そしてズッキーニを用意しました。
狙ったのは、、ベルサイユならぬラタトゥイユ。
フランス南部・プロヴァンス地方の郷土料理です。
簡単に言えば、、、野菜のトマト煮ですね。
ラタトゥイユは、2年前の秋に初めてチャレンジしたと思っていたのですが、
さらに その2年前、、マナムスメ用にアルルの女弁当の一部として作っていました。
その時のラタトゥイユは、↓こんな感じです。
そして、これが完成した「アルルの女弁当」。
「マルセイユ仕立てのカマンベールおにぎらず」と「鶏胸肉のラタトゥイユ」の組み合わせ。
アルルは、南フランスのプロヴァンス地方の都市です。
「マルセイユ仕立てのカマンベールおにぎらず」と「鶏胸肉のラタトゥイユ」の組み合わせ。
アルルは、南フランスのプロヴァンス地方の都市です。
ソコを舞台にした短編小説を基に、ビゼーが戯曲化したのが組曲「アルルの女」。
この「おにぎらず」と「ラタトゥイユ」の組み合わせは、
まるで「王の行進」と「ファランドール」が交互に鳴り響く、
「アルルの女」の情熱的なクライマックスを彷彿させる弁当だと思いませんか?
「アルルの女」の情熱的なクライマックスを彷彿させる弁当だと思いませんか?
自己陶酔もイイカゲンにしろ?
そうします。。。
あ、ワタクシの勝手な思いつきの弁当ですから、
そういうモノが実在する前提でヒトサマに話すと、
たぶん恥をかきますよ。悪しからず。。
で、、、ベルサイユ(と称するラタトゥイユ)焼きそばのハナシでしたね。。
麺は、いつものようにサラダ油で揉み、、、
具材は塩コショウで味付け、、トマトケチャップで仕上げました。
焼きそばの麺に添付されてきた粉末ソース(塩)は、
3食分のうち2食分だけを使うのがカミさん式。
そのほうが味わいが丁度イイんですって。
残った1食分は、別の料理の味付けに使うのだとか。
具材にキッチリと火が通ったら、麺を投入して炒め、、、
これで、ベルサイユ(と称するラタトゥイユ)焼きそばの完成です!1
どうです、案外とウマそうでしょ?
実は、、、ラタトゥイユ風スパゲティーなるメニューならネットで散見し、、
ソレを焼きそばの麺でやってみた、、それがコイツの正体です。
でも、、、、おいしおすえ!!
汁っ気を少な目にしたのは、ドライな焼きそばを好むマナムスメへの忖度です。
どうです、マナムスメさん、トォちゃんのベルサイユ焼きそばは。
すると、、答えたのはカミさん。
「美味しかったけど、、、、、」
け、け、けど? がつくのですか。。
そ、その後は、もう分かってます。
わざわざテマヒマをかけて作るほどの事は。。。
そう言うんでしょ?
確かに、これまでも、、、
妙な料理を思い付きで作っては、そのままお蔵入りしています。。。
ぐすん。。
【過去記事 トォチャンのインチキ外国料理】
「牛肉のケバブ風」「タヴック・チョルバス」「シガラボレイ」(トルコ)
「バディムジャン・ドルマシ」(アゼルバイジャン)
「豚肉のザワークラウト焼き」(エストニア)
「スープルィブィヌィイ」(ラトビア)
「ツェペリナイ」(リトアニア)
「ビリヤニ」「タンドリーチキン」(インド)
「エストファド」(ペルー)
「豚肉のポリネシアン風」(ムー大陸)
「クビデ」(イラン)
この記事へのコメント
かにょにょ@横歩き
食べてみたいですー真似しよう。。。
ジュン
納得!
素晴らしい工夫
料理出来ない夫に
爪の垢をいただきたい
おぎひま
手間の割には、、、、、報われないかもしれません。
パスタのほうが良いかもです。
おぎひま
それでは、クール便で送らせていただきます。
ウソです。。
どのみち、、、大したモノは作れません。。。。
山ちゃん
いや~あっ、素晴らしい発想に座布団を2枚!
ビールのお供にはタバスコが入りましょうか(^_-)-☆
おぎひま
タ、タバスコですか!
こういう系列の時は、ワインがイイですね。
我が家の場合、、箱の安いやつで十分です。