初めてのバイトで稼いだカネを手に、6泊7日の一人旅、、、、
そんな大昔の写真でございます。
当時の写真が、ずいぶん劣化してきましたので、
これを期にココに残しておきましょう。
この写真は、何線の何駅でしたでしょうかね。
もう思い出せません。。。
これは思い出せます。
富山駅のホームに停車中の、富山港線の列車ですね。
京浜東北線のオサガリだったのでしょうか。
当時でさえ、「昔の国電の車両だぁ!」などと感心したくらいでしたので、
かなりの年代物だと思われます。
さすがに、もう残っていませんでしょう。
東京に向かう特急「白山」「はくたか」か、大阪に向かう「雷鳥」か、、
2015年の北陸新幹線の開業と引き換えに、
富山駅には、このような特急はもう来ません。。
あ、高山本線の特急「ひだ」は、まだ現役でしたね。
「ひだ」はディーゼルカーなので、この写真の列車とは違いましょう。
右隣のディーゼルカーは、高山本線の急行「のりくら」だと思われます。
岩瀬浜駅、、富山港線の終点です。
富山港線は富山地方鉄道に譲渡され、
一部線路を敷き直したうえでLRT化されました。
LRTとは、ライトレールトランジット(Light rail trgansit) の略語。
フツーの列車と路面電車のアイノコみたいなもの、、
そんな説明で合っていましょうか。。
これが、当時の岩瀬浜駅の駅舎。
もう、これ以上無いってぐらいに昭和ですね。
今は、どんな感じになりましたでしょうか。
この時のワタクシは、、、岩瀬浜の海岸に出て日本海を眺め、、
3kmほど歩いて北陸本線の東富山駅に向かっています。
これも、どこだか判りません。。
写真を撮った意味が無いですね。。。
今なら、ご当地の ゆるキャラとかが映っていそうですけれど、
当時は、そのようなものも居ませんですし。。
昭和のローカル線の駅は、みんなこんな感じだったでしょうかね。
これは覚えてますとも!
氷見線の車窓ですよ。
男岩、女岩、平床岩など、珍岩奇岩が並ぶ雨晴海岸です。
バックは北アルプス、、、だったらカッコイイのですが、方角が違います。
能登半島の山々ですね。
海岸沿いには、その名もズバリ雨晴駅。
なんだか、意味不明に感動的な駅でした。
ロケーションもネーミングも絵になる駅ですから、
今は、もっとコギレイに整備されちゃっているかもしれません。
昭和の光景は、こんなです。。
これは高岡駅。
駅名表示が読めますので、マチガイございません。
この列車は、氷見線か城端線か、果たしてどちらでしたでしょうか。
城端線(じょうはなせん)は、沿線にチューリップ畑が多く見られ、
常花(じょうはな)線と呼ばれる事があるそうです。
単なるダジャレですね。。。
高岡駅前には、路面電車の姿もありました。
市電ではなく、加越能鉄道(当時)という私鉄でした。
今は、第三セクターの万葉線として現役です。
さすがにイマドキ風の車両に生まれ変わっていましょうけれど、
路面電車が残っているだけで、なんだか嬉しいですよ。
これは、北陸本線の鈍行列車。
当時でも電車が主流でしたけれど、、、、
まだ、機関車に引っ張られる客車の鈍行も残っていました。
あ、さすがにSLぢゃないですよ。電気機関車です。
最後尾の客車の連結部分は、開けっ放し。
当時は、旧型の客車なんてこんなもんでした。
出入り口のドアも手動で、走行中だって開閉できましたし。
今では考えられないですよね。
でも、それがフツーだと思っていたんです。。
懐かし写真の、今回のシメはコチラ。
大阪と富山を結んでいた、急行「立山」です。
昼行として3往復、夜行は1往復運転されていたそうですが、
やがて昼行は特急に格上げされる形で消滅。。
のちに夜行も消滅し、、、姿を消しました。
日本中で、急行列車が次々と無くなっていってしまい、、
周遊券の旨味(急行券無しで乗れた)が無くなっていった時代です。。
ワタクシの旅の足は、、、やがてバイクに移行していきました。。
この記事へのコメント
コマいぢり
おぎひま
城端駅ですか! 大いにあり得ます。
情報ありがとうございます。
もう一枚の不明駅は、どうやら神岡駅みたいです。
駅名の表札が映り込んでました。
山ちゃん
いや~あっ、懐かしい写真の数々を見せて頂いて有難うございます。
トリの立山は、立山3号糸魚川行きの夜行の時に、臨時運転の増結で富山地鉄の立山まで運転しているのを利用して北アルプスへ行くのが便利でした。
おぎひま
なるほど、「立山」は、関西の方々にはもってこいの列車だったのですね。
かつて、親父に連れられて木曽駒に登った際は、
新宿から駒ケ根まで急行「駒ケ根」で1本でした。
今は、むしろ不便です。。
shadom
こっ、これはレアな写真が出てきましたよ "0"));;
掘り出し物ですね ^^))
富山港線は、LRTにされてしまい、スカイブルーの車両ももう存在しておりませんし、写真に記録されている国鉄型車両も全てこの世から立ち去っているはずです ~~));;
2022年現在:第3次世界大戦が始まろうとしている令和時代に比べ、昭和時代は何もかもが良かった感じがします ^^)) 久々に北陸へ行きたくなりました^^)) 越後トキメキ鉄道では、413系を使用した、急行立山(リバイバル塗装)もどきが、運行されております ^^))
おぎひま
もともと映りが悪いもので、どうにもならない写真です。。
今の車両も、月日が経てば貴重な存在になりそうですね。
越後トキメキ鉄道のサイト、今見てきました。
夜行急行を走らせるんですね。
あの距離ですと、殆ど止まってるみたいなものですが。。