父子3人、九州北部プチ巡り【8】門司港レトロ、、、門司港名物! バナナマンと焼きカレー


かつての九州の玄関口・門司港。
その界隈を大正時代の風情で再現したのが、門司港レトロです。
門司港駅は1914年に建てられ、当時は堂々と「門司駅」を名乗っていたんですって。
さて。その頃の情景をアタマの中に思い描きながら、、
門司港が発祥の地とされる、焼きカレーを食べようぢゃないですか!

RWYS3036.JPG

機械式のオルガンを奏でるオヂサン。思いっきり大正時代ですよ!
もちろん、ワタクシは大正時代なんぞ経験していませんので、
あくまでもイメージとして、ヨロコぶ次第です。
ねえ、おぢさん。大正時代って、どんな感じ?
答えてくれません。。ガン無視です。
そりゃそうでしょう。ハリボテですもの。。

RFKT7608.JPG

コチラは現代風、、、いや、昭和風でしょうか。
シャボン玉マシーンが、おびただしい数のシャボン玉を吐き出していました。
写真では、少々判り辛いですね。。
家族連れも大喜びで、なんともノドカな光景です。
が、、、、、、

QGXE8856.JPG

アナタタチ! 何者ですか!!
この雰囲気に、全く馴染んでいないように思えますが。。
その正体は、、、バナナマン。そして、バナナマンブラックとありました。
お笑いタレントのバナナマンとは顔が違います。無関係なのですね。
その正体は、、、門司港のローカルヒーロー。
地元の老舗干物店の社長が、このバナナマンのモデルなのだそうです。
街おこしの為に、20年以上も前からバナナマンとして頑張り、、、
市長選に立候補して、最下位で落選したりもしているのだとか。。
なんともゴクローさまです。。

DQSF6392.JPG

でも、なんでバナナなのかと思ったら、、、
門司港は、バナナの叩き売りの発祥の地なんですって。
そのような碑もありました。
始まりは大正時代なのだそうです。
生産地の台湾から門司港に陸揚げされたバナナのうち、
すでに熟れすぎてしまって国内の流通に耐えられないものを、
ココで格安販売、、まさに叩き売りしたのが始まりなのだとか。

PUNX5540.JPG

それでは、、、焼カレーを。
さっそく、「門司港名物 焼カレー」を掲げた店を発見!
ガス灯通り沿い、、海に面した「ナンダン」と言う店です。
行きましょう。入りましょう。

SDMT9769.JPG

これが、メニュー写真の焼きカレー。
「ライスはシーフードピラフ風」とあり、ちょっと変わっていますね。
そして、、ナンを絡めたセットまであるぢゃないですか。
これは、ナン好きなマナムスメが大喜びです。

NBPL5974.JPG

店の内装はインド風で、、、スタッフもソチラ系もっぽい人々ばかり。。
なるほど、コチラは「大正ロマンの焼きカレー」の店ではなく、、、
インドの伝統カレーの店が、門司にアヤカって焼きカレーも出した、、
そんなところなのでしょう。きっと。
要は、老舗の寿司屋がカリフォルニアロールもメニューに加えたような。。

HNUG3970.JPG

もちろん、長男坊とマナムスメはナンがついたセット。
モッチモチのナンが、激しくウマいです。
サラダがついて880円ですので、観光地にしてはリーズナブルなのもイイですね。
ナンのサイズがデカいので、、、
マナムスメの分の半分は、トォチャンに分け与える計画です。

ESMV1580.JPG

焼きカレーは、こんな感じです。
カリッカリに焼かれたチーズがンマい事ウマい事。。
ライスは海鮮ピラフ風。
一粒で2度美味しいとは、こんな事でしょう。
ああ、ゴクラクゴクラク。。ハヒハヒ。。。

DHAP1413.JPG

辛いモノが苦手なマナムスメは、辛さ控えめなマイルドタイプ。
余裕で美味しく食べられたそうです。
コチラは、サラダの代わりにスープがついて900円。
トォチャンの焼きカレー単品は、680円でした。
焼きカレーは、長男坊のセットと同じものです。

BOSC3413.JPG

せっかくインド風の店なので、、、
サイドメニューとして「チキンタンドリー」600円も。
これまた、見るからにウマそうですって。
ナマステー! ダンニャワード!
1人1個ずつだからね!
トォチャンの分を取っちゃダメだよ。絶対に取るなよ!!
あっ。。。。

FDUU4035.JPG

飲み物は、、やっぱりラッシーですよ! インドですもの。
生ビール? くくくくくくく苦。。
運転があるのでガマンです。インドビールもあったのに。。
ダイジョーブですよ。地域の食事には地域の飲み物が合うんです。
だから、、ラッシー、最高!!
あ、、血の涙が。。
なお、門司港レトロの公式サイトには門司港焼きカレーMAPがありまして、
この店「インド料理ナンダン」の紹介文を見ると、
「インド式焼きカレー」「(門司港式とは)ひと味違った本場の味」
とありました。
門司港ならではの焼きカレーを食べたいキモチもありましたけれど、
ココでしか食べられない、インド風の門司港カレー、、これは大いに満足です。
ハヒハヒ。。

BJTJ1397.JPG

門司港レトロを出たら、その裏山チックな和布刈(めかり)第二展望台へ。
小倉城があった古城山(174.9m)の中腹にあり、、
関門海峡の眺めが、思いっきり堪能できる場所なんです。
展望台自身の標高も100mぐらいありそうですから、
港の高層ビル「門司港レトロハイマート」の展望室(高さ103m)とほぼ同じ。
展望室は300円、コチラはタダ。。。
それをケチる為にココに来たのかですって?
ちがうの! 話を聞いて!

MZVO4742.JPG

カミさんと入籍する1か月前、、2000年のGW。。
GW初日の朝、カミさんと2台のバイクで東京を出て、中央道・名神を一緒に走り、、、
滋賀県の伊吹PAで、しばしの別れ。。。
カミさんは米原JCTから北陸道に入り、、敦賀経由で山陰地方へ。
ワタクシは名神を直進、、、そのままイッキに九州へ。
ケンカ別れではありませんですよ。最初っからの計画です。
それぞれの行先でツーリングを楽しみ、、そして8日後、、、
旅の終わりに落ち合った約束の地が、ここ、和布刈展望台だったんです。
北九州からは、一緒にフェリーで東京に帰った訳ですね。

NXZZ6633.JPG

そして今年。2022年。
対馬・壱岐を旅してきたカミさんとの8日ぶりの再会を数時間後に控え、、
ついつい、ココに立ち寄りたくなった次第です。ああ懐かしい。
もちろん、もはや当時のようなトキメキは無いですよ。
あの時は、フェリーの中でイチャつきすぎて、他のお客さんから注意されましたっけ。。
ワカゲノイタリ。。バカデスミマセン。。
長男坊くん、マナムスメくん、
この展望台は、トォチャンとカァチャンの青春のヒトコマだ!
えっ? まったく興味ない? さいですか。。  ぐすん。。
それでも旅は続きます。。
次行ってみよう! つぎ!

UGMX1500.JPG

この記事へのコメント

  • ponies

    若かりし頃はいろんなことがありますよね、理解できます。
    今では楽しい思い出ですね。
    愛息、愛娘どちらさんもこれから経験しますね。ああもう一度
    経験したいです。
    奥様とのドッキングの雰囲気を創造しています。
    2022年05月18日 20:23
  • おぎひま

    poniesさん、コメントありがとうございます。

    大いに同感です。
    ワタクシも、アレコレと懐かしむばかりです。
    カミさんとは、帰宅後にドッキングしました。
    おっと、意味が違いましたね。。
    2022年05月19日 09:06

この記事へのトラックバック

  • ↓をクリックしていただけると、勘違いしてハリキってしまうかもしれません。。。
    にほんブログ村 旅行ブログへ
    にほんブログ村