父子3人、九州北部プチ巡り【6】巌流島2、、、敗者は佐々木小次郎か! それともマサ斎藤か!


関門海峡のスミッコにヘバりつく巌流島。
宮本武蔵VS佐々木小次郎の決闘で歴史上に名を残し、
アントニオ猪木VSマサ斎藤の対決で、さらに認知度を高めた無人島です。
それらを目当てに観光船も通う島ですけれど、、、
さて。そのほかに見どころはありましょうか。。

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島の東端近く、、武蔵・小次郎の像のすぐ下に人工の砂浜がありまして、
ここが決闘の際の上陸地点なのだそうです。
そこに、ハマヒルガオの群落がありました。
武蔵と小次郎の決闘があったのは4月中旬だそうですので、
ハマヒルガオが咲くには、少々早すぎですね。。
もしかしたら、この二人は先走りの花を眺めたかもしれません。
猪木とマサ斎藤は、、10月なので とっくに散っています。。

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島の地図を見ますと、、、
右側のエグレた湾が、現在地の人工海岸。
武蔵と小次郎の時代は、ココが島の最南端で、、、
その左側の一帯、、ベージュ色の部分は後に造成された埋立地。
全ては三菱重工の私有地で、立ち入る事は出来ません。

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私有地の東側に沿うように設けられた、遊歩道を南下してみました。
柵の向こうが私有地で、この道もろとも元々は海の中です。
ヤブになっていて様子を伺う事は出来ませんですが、
グーグルの航空写真を見ると、資材置き場みたいな感じです。

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イキドマリには東屋が一つ。
海峡にせり出した島の南端ですから、
行きかう船を眺めるには、最高のポジションかもしれません。
悪い国の軍艦が攻めてきたら、ココから地対艦ミサイルをブチ込むのも良いでしょう。
実際は、釣りをする人々のヒミツ基地みたいになっていました。
ヘイワです。

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ここは、島の中央に設けられた「憩いの広場」。
バーベキューをする想定の造りになっています。
事前に市に申し込むと、沪の鍵が貸し出される仕組みなのだそうです。
使用料は無料、、、タダってのはステキな言葉ですね!
ただ、島には売店も水場も無く、ゴミ捨て場もありませんですから、
実際に使うのは、色々とタイヘンかもしれません。
ワタクシは、てっきりココが猪木・マサ斎藤戦のリングが張られた場所かと思っていましたが、
当時の動画を見ると、ソレはココではなく、、
背景の感じでは、島の北東岸のトイレの前あたりかと思われます。

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船着場に戻ってきました。
フツーに島を1周して、所要時間は45分ぐらい。
帰りの船までの1時間が、丁度いい感じでしょうかね
ただし、、雨に降られたらヒサンだったかもしれません。
雨宿りできるのはトイレぐらいですから。。

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さんふらわあがオワシマシました対岸のドックを眺めると、、
その並びに、自衛隊の艦の姿も見えました。
どういう役割の船かは判りませんですけれど、
お国の為に頑張ってくださいませ。

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帰りの観光船がやって来ました。ヘイワな船です。
船名は「しいがる」、、行きに乗った「かんもん」と同じ19トンながら、
定員は50人も少なく、屋上のデッキもありません。
オトナシく船内の席に座り、、、
この島から生きて帰れる事に感謝しようぢゃないですか。
小次郎さんのご冥福を祈ります。。。

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関門海峡を進む、我らが「しいがる」。
相変わらず交通量がマシマシの海峡ですから、
目の前では3隻の貨物船が、折り重なるように行き来していますよ。
しいがるは、海峡のハジッコをイソイソと進み、、、
10分の航海で、唐戸港に到着しました。

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船着場の横には「はい! からっと横丁」などというダジャレな遊園地がありまして、
その客目当てなのか、ズラっと並んだオヤツの屋台。
売っているのは、かき氷、ベビーカステラ、フライドポテト、梅乃枝餅までありますね。
マナムスメが、このようなスポットを見落とす訳がありません。
巌流島に渡る前の段階で、オネダリの予約をされていました。

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マナムスメが出向いたのは、フルーツあめの屋台。
メニューはマンゴー、干芋、ピーチ、パイン、レモン、メロンなどなど、、
その中から、キウイの飴をゲットです。
たぶん、巌流島に上陸した事を忘れても、この飴の記憶だけは残りましょう。
今までのパターンからすると、マチガエありません。

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それでは、九州に戻りましょう。
対岸の門司港に渡って、名物の焼きカレーを食べる計画です。
巌流島から、門司港行きの船も出ていましたけれど、
クルマを置いて行く訳には行きません。。。。
レンタカーでも、返すまでは我が家のクルマですもの。。
海峡越えは、往路は関門橋でしたから、、、
復路は関門トンネルでを潜ってみましょうか。

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ワタクシが関門トンネルを通過するのは2回目。高校の修学旅行以来です。
萩・津和野など、中国地方を周る行程だったんですよ。
ところが、下関の宿から秋芳洞に向かう際、、、
我らが貸切バスは、なぜか関門トンネルをくぐり、
そのままソッコーで関門橋を渡って本州に戻ってきたんです。
その目的は、、、何だったんでしょうね。。
後に、自力で九州に上陸するまでの間、、
「九州に行った事がある?」という質問に、どう答えるべきか悩みました。

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トンネルの長さは3461m。案外と長いですね。
うち、海底部分は780mなので、すぐに出口が見えてきました。
キミタチ、、あの明かりは九州のなのだよ。
ちなみに、、、本州から九州に渡る場合の料金は、、
新幹線なら、新下関・小倉間で1200円。
JR在来線は、下関・門司間で230円
関門橋は、下関IC・門司IC間のETC料金で280円。
我が家はETCカードを忘れたので370円。。。
船で渡れば唐戸港・門司港間で400円。
この関門トンネルの場合は、クルマ150円。
我らは軽自動車なので100円、破格的に安いですね。
なお、チャリは20円、、歩いて渡れば無料です。
ああ、タダってのは、なんてステキな、、、、
でも、、、さすがに徒歩は実用的にはナニですよ。。
まあ、アトラクションとして渡ればオモシロいかもしれません。。

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この記事へのコメント

  • おぎひま

    かっちゃんさん、コメントありがとうございます。

    リンクの記事、拝見しました。
    なるほど、トンネルと船、、、その手がありましたね。
    チャリを乗せてくれるとは想定外でした。。
    2022年05月18日 18:38

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