カミさんと、ママチャリを2台並べてのサイクリング。
行先は、江戸川っぺりの、とある病院です。
通院とか、検査入院ではありません。
この季節、江戸川の土手は彼岸花が咲きまくるのですが、、、
その病院のあたりに、白い彼岸花が群生していると言うのです。
ならば、ソレを見に行こう! と言う事になったんです。
すでに、土手には彼岸花の姿も見えています。
ちょっと遅かったでしょうか、ミイラ化しつつある花の姿も。。
とにかく、白いヤツを目指しましょう。
ペダルも軽やかにズンズン進めば、いつか会えますよ。きっと。
一瞬、グランドの緑地帯が途切れ、コンクリの岸壁が見えてきました。
ここは、上篠崎緊急船着場。
大地震などの災害で、道路が不通となった場合、、
緊急物資を船で運び込む為の岸壁です。
周囲が川に囲まれている、江戸川区ならではの施設ですね。
案内板によれば、300トン級、全長50mの船が着岸できるそうです。
これは、高松から女木島に渡ったフェリーめおん2や、
かつて気仙沼大島で活躍したフェリー亀山クラスの船が該当します。
水深はダイジョーブなのでしょうか。。
救助の船が座礁したなんて困りますよ。。
おっと、、人だかり。。
どうやら事故です! 事故なんです!
土手下に救急車が止められ、救急隊員が来ていました。
自転車の事故の模様ですが、単独の事故みたいです。
これだけ見通しの良い場所で、何が起こったのでしょうか。
もしかして、よそ見していて車止めの柵に激突?
カミさん、我が家も気を付けようぢゃないですか。。
色々なものが衰えてきているんだから。
またまた人だかり!!
場所は、サッカーグランドが並ぶゾーンの脇あたり。
なにやら少年サッカーの大会が行われている模様で、
それなりの観客が出ていました。
まあ、密と言う程の事は無いですね。
安全なレジャーは、じゃんじゃんやりましょう。
東京スカイツリーと、スペースシャトル。
もちろんホンモノではありません。
浅間(せんげん)幼稚園の屋上にある遊具です。
さぞや園児も喜びそうだと思いつつ、、、
ホンモノのスペーシャトルを知ってるコドモって、もう居ないですよね。。
2011年に打ち上げられたのが最後ですから。
当時、我が家のマナムスメが4歳ですもの。
あ、スカイツリーはホンモノです。
モンダイの病院の近くに着きました。
果たして、彼岸花は、、、、
赤です。全面的に赤です。
日本野鳥の会の方々に、数えてもらうまでもありません。
調べてみると、、、
白い彼岸花は、「シロバナマンジュシャゲ」というそうです。
フツーの彼岸花が全国的に生息するのに対し、
白いのが自生するのは九州。
関東地方では、とても珍しいとの事でした。
生い立ちは、赤い彼岸花と黄色い彼岸花の交配種で、
赤に比べて繁殖力も弱いんですって。。
それが、この病院付近に咲いていたとなると、、
自生ではなく、誰かが植栽したのでしょうか。
カミさんは、去年までは毎年咲いていたとノタマい、
見間違えでは無いハズだといいますけれど、、
とにかく、見当たりません。。。
無いものは仕方ありませんですけれど、、、
実は、この病院の隣はお寺でして、
境界の塀を挟んで、病室と墓地が並んでいるんです。
彼岸花の別名に「死人花(しびとばな)」なんてのがあるそうでして、
ココにだけ咲く白い彼岸花、、、なんて聞きますと、、
ちょっと背筋がどうにかなりそうです。
もしかしてカミさんが見たものは、お見送りの花だったのでしょうか。
ぶるぶる。
この記事へのコメント
alice
こちらの田んぼの法面に一角だけですが白いヒガンバナが咲いていますよ。
増えていく事は無いので繁殖力は強くないのかもしれませんね…
おぎひま
なるほど、やはり白いヤツは少数派なのですね。
赤にのに押しまくられてしまうのでしょうね。
どうにか生きながらえて欲しいです。
山ちゃん
いや~あっ、折角やって来られたのに白い彼岸花が咲いていないとは残念でしたね(>_<)
群生していたのが突然皆無になるとは、自然現象では考え難いですから、人為的な何かがありそうですね?
おぎひま
誰かにゴッソリと持って行かれたのでしょうかね。
あるいは、カミさんがマボロシを見たのかもしれません。
まさか、、、、
アチラの世界の花を見てしまったとか。。