裏磐梯でキャンプを堪能した我が家。
この日から天気が崩れる予報ですから、撤収して帰る事になりました。
はるばる裏磐梯まで来て、わずか1泊での帰還です。。
勿体ないので、半日ばかりレジャーを楽しみましょう。
ただし、、いつ雨が降り出してくるか判りませんから、
インドア系のアクティビティーに限ります。
まず、やって来たのは、「磐梯山噴火記念館」と「磐梯山3Dワールド」。
裏磐梯剣ヶ峯の交差点の近く、R459を挟んで向かい合っています。
入館料は記念館が600円、3Dワールドが800円。
両方とも見学するのであれば、セット入館料で1100円に割引きされます。
何といっても、圧巻なのは3Dワールドですね。
貸し出される3Dメガネでスクリーンを見れば、、、
あぁらフシギで立体映像が楽しめるんです。
実は、12年前にも見学しているのですが、
マナムスメ(当時2歳)は全く記憶が無く、改めての訪問となりました。
写真撮影は出来ませんですから、、、
久々に、トォチャンのターヘー画でお伝えいたしましょう。
館内は、イスの無いプラネタリウムのような構造で、
丸い天井に映像が映し出される仕組みですね。
メインは、、、、、オヤクソクの、磐梯山の噴火。
火山弾やら何やらが、ブンブン飛んでくるんです。
ホントにブチ当たりそうに見えて、、思わず身をヨジって避けちゃいますよ。
噴火の後は、虫が飛んだり桜が舞ったりして、3D感を引き立てようとする映像です。
それなりに堪能は出来たものの、、、
設備も映像内容も12年前と全く変わらず、、、
何となく古臭さを感じてしまいました。
イマドキは、お台場のジョイポリスなどに、、、体感付き3Dなんかもありますし。。
3D見学中に雨が降った模様ですが、、、
すぐに止んだので、少し移動して桧原湖にやって来ました。
これまで幾度となく目にし、湖畔でキャンプもやった事がある湖ですが、、
本格的に観光するのは初めてです。
せっかくなので、遊覧船にでも乗ろうぢゃないですか。
屋根付きですから、雨が降ってもどうにかなりましょう。
遊覧船の他にも、イロイロな船があるんですね。
モーターボートや手漕ぎ足漕ぎのボート、、、
電動足漕ぎなんてのもありました。
遊覧船はオトナ1人1400円、、、35分の航海です。
モーターボートは、コースの長短によって1人1200円~4000円。
遊覧船と同じようなコースの場合だと2000円。
ただし、最低5人分の料金が必要です。
手漕ぎは1時間1000円、、足漕ぎボートは30分1500円、
やっぱり人力は安いですね。3人で乗っても同額ですし。
電動足漕ぎは20分2500円、、、なんだかビミョーです。。
我が家は、遊覧船に乗る事にしました。
デーンと桟橋にオワシマシますのは、あづま丸。
定員200名ですので、手漕ぎボート100隻分、、、
全く意味のない計算でしたね。
もう一隻、ばんだい丸(定員150名)という船も居るそうです。
いざ乗り込むと、、、、
船首側は、前面がバッチリ見える展望席。
小田急ロマンスカーの巨大版みたいですね。
この席に、特別料金はありません。
全ての席が同額、、早い者勝ちです。
フツーの座席は、こんな感じです。
乗り心地を楽しむ為の船ではありませんですから、
これでイイのではないでしょうか。
我が家は、外の甲板に出っぱなしでしたし。
なお、、この船には、トイレがありません。
乗船する際は、お気をつけくださいませ。
モーターボートは、こんな船です。
我が家が3人で乗ったら、5人分10000円が必要です。
(遊覧船と同等のコースの場合)
3人分で4200円の遊覧船より、ずいぶん割高ですね。。
ただし遊覧船が1日5便なのに対し、、、
モーターボートは、好きな時間に乗船できるのがメリットでしょうか。
ある程度はコース選びに融通も利きますし、スピード感も爽快みたいです。
コチラは足漕ぎボート。
気軽に楽しめそうですが、経験上、、要注意なポイントもあるんです。
まずは、案外と風に流されてしまう事。
風向きと強さによっては、けっこうタイヘンなんですよ。
それと、、、、
遊覧船が近くを通る際、その波で激しく揺れるんです。
我が家は、足漕ぎボートで河口湖のうの島に渡った際、、エラいメに遭いました。。
桧原湖は、思ったよりもデカい湖でして、、、面積は10.83キロ平米。
日本では27番目です。(ダム湖など、人工的な湖は除く)
印旛沼よりも大きく、諏訪湖の85%、中禅寺湖の90%ぐらいはあるんですよ。
1888年(明治21年)の磐梯山の噴火で誕生した新参者の湖で、年齢は133歳。
歴史的に見れば、ホントに最近の出来事、、、、なのでしょうかね。。
↓のバックは磐梯山と猫魔ヶ岳。いずれも山体崩壊を起こした火山です。
なんともオソロシい地域ですね。。
崩壊した磐梯山からの岩屑なだれが川を堰き止めて出来た湖ですから、
湖底には、いくつもの集落が沈んでいるそうです。
水中に沈んでいる鳥居とかが見える場所もあるそうです。
ポツンポツンと木が残った小さな小さな島も、、、、
当時は、村の裏山のテッペンだったんでしょうね。
そういう小島が幾つもありますから、
遊覧船やモーターボートも、気を付けないと座礁しちゃいましょう。
船長さんは、そのあたりは知り尽くしていましょうから、
島と島の間を、器用にすり抜けての航行でした。
釣り船もワンサカと出ていましたから、それを避けるのもタイヘンですね。
スモールマウスバス、ブラックバス、ブルーギルなどが釣れるそうです。
磐梯山の山体崩壊によって、470名の方が命を落としたそうです。
おそらく、一瞬の出来事だったのでしょうね。
それに対し、、、
桧原湖に沈んだ集落の人々は、目の前で我が故郷がジワジワと水没するのを見せつけられ、
さぞや無念さと無力感を思い知らされた事でしょう。
いずれにしても、何とも不幸な災害です。
でも、その噴火があったからこそ、、
裏磐梯の地は、複雑な地形に恵まれた一大観光地になりました。
当時の方々も、少しは報われましょうか。
おかげさまで我が家も、裏磐梯に来るたびに、アレコレと楽しんでますよ。
まだ一つ、、、宿題が残っているんですけどね。
それは、桧原湖でのワカサギ釣り。
凍結した湖から揚がるワカサギを天ぷらにして食べる、、、
ぜひぜひ、ソレを味わいたいんです。
冬が楽しみではあるものの、、、
氷上穴釣りは密になりそうで、「コ」が退散する事に期待するしかありません。。。
磐梯山噴火記念館、磐梯山3Dワールド:
桧原湖観光船:
この記事へのコメント
サヤ侍
おぎひま
桧原湖は、そういう生い立ちでしたが、
見ただけぢゃ判らないですよね。。
ワカサギ釣り、、、確かに寒さが心配ですので、
ワタクシは小屋釣りのタイプを狙っています。
山ちゃん
いや~あっ、遥々とやって来て1泊2日ですんなりと帰るのは勿体ないでしょうね。しっかりと翌日は遊覧船まで乗って楽しまれるとは流石です(^_-)-☆
おまけに、冬の計画まで立てられて良かったですね^^
おぎひま
「コ」対策を心がけても、天気は操作できませんでした。。
カミさんは9連休をゲットしたものの、、、
お出かけ出来たのは、結局、この1泊2日だけ。
なかなか残念なお盆だったんです。。。