前立腺に悪いモノが居る疑いで、
2度の血液検査、MRI、そして入院しての生検(生体検査)、、、
フルコンボの検査が終わり、、、
あとは釈放(退院)待ちとなりました。
検査入院なるモノは、ノンビリと過ごせる休息のヒトトキ、、、
それが間違った思い込みである事を、イヤってほど知りましたですとも。。
麻酔が切れれば、グサグサやられた患部が痛みだす、、、
などと恐れていたものの、ソレは大した事はありませんでした。
夜には「寝返りを打っても良し」とのお許しも出て、
(尿道にチューブ入りなので、完全に自由には動けません)
それなりにラクチンに、眠りにつく環境は整いました。
なのに、、眠りを思いっきり妨げてくれたのは、、、同室のヂィサマ。。
「〇×がツラい!」「△▽してくれ!」「退院させろ!」などと訴え続け、
昼夜を問わずにナースコール連打。。。
「お見舞いに来い!」と、家族にデンワもかけまくるんです。
オヂィサン、それはダメなの。ダメなのよ。。
「コ」のアオリで、家族であっても病棟には入れないんです。
必要なモノを届ける場合でも、別室で看護師さんが受け取る形で、
本人どおしが顔を合わせる事は出来ません。
そのように説明&説得されても、
「廊下から顔を見せるだけならダイジョーブ」「カーテン越しに会話は出来る」
そんな独自ルールを展開し、家族に面会を命ずるヂィさま。。
もちろん、それは叶いませんでした。。
ワタクシのベッドは窓際なので、家族に外まで来てもらえば、
顔ぐらい合わせられましたね。たぶん。
たかだか1泊の入院ですから、ソレはしませんですよ。。
もし決行したら、、ヂィサマが大騒ぎした事でしょう。。
一夜明け、、、看護師さんがやって来まして、、
ゆっくり、カラダを起こしてみるように命じました。
恐る恐る身を起こすと、、今度は立ってみろと。
ソレも上手に出来ました! アンヨも上手!!
そしたら、、、嬉しい事に、朝メシが登場!!
入院前日の晩メシ以来の食べ物です。ああウレシい。
必要な栄養は点滴で補充されていましたので、空腹感は無かったものの、、
やっぱり、クチから接種してイブクロに入れてこそ、幸せな食生活ですよ。
思いっきり質素ではあるものの、、、気分は大ゴチソウです。
この時点では、まだ尿道チューブはそのままですので、
食べながら垂れ流し、、、このあたりは、いまひとつ幸せではありません。
9時過ぎに、、医師の回診がありました。。
グサグサ箇所をチェックされ、、、
「うん、ダイジョーブ!」
接続物を外す事、、、そして退院のお許しが出ました。
まずは点滴外し、、、これは、なんて事ありません。
「じゃあ、コッチも抜いちゃいましょうか」
若い看護師さんによる尿道チューブの取り外し、、、
「はい、大きく息を吐き続けてくださいねぇ!」
コレは少々、コッパズかしいやら痛いやら。。
でも、、、思いっきり自由になりました。
と思ったら、、、もう一つ試練が。。
「一度に150cc以上のオシッコが出たら、帰っていいです」
そんな指令が待っていたんです。
もし100ccしか出なかったら、次は50cc、、ぢゃないんです。
振出しに戻って、テイク2で150ccを出さねばならないんですって。
それでも足りなかったら、、テイク3で150ccチャレンジです。。
「いっぱい水を飲んどいたほうがイイですよ!」
さいですか。。
直前までチューブで自動排水されていましたので、膀胱はカラッポのハズ。。
500ミリリットルのお茶と缶コーヒーを飲み、、、物量的には足りるハズですが、
念の為のダメ押しで、水をコップで1杯2杯。。
バッチリと溜め込んでから、1回目のチャレンジ。。。
指定されたトイレの便器は、なんと自動計測付き。
輩出した量が、デジタル表示されるんです。
ナースステーションにもデータが転送されるので、ゴマカしは効きません。
イッキにヒネリ出すと、、、、基準を大いに上回る250cc!
一発クリアです! ああ嬉しいなっと。。
たいへんお世話になりました。これでオイトマいたします。。
ああ、シャバの空気はウマいなぁ!
この記事へのコメント
山ちゃん
いや~あっ、タダほどいいものはないと思って受けた検査に、
凄まじい結末が待っていましたね(>_<)
例え、1泊2日とはいえ入院は心細いでしょう。
何とか退院をされたようですが、検査結果が不安でしょうね。
良性である事をお祈りいたしております。
おぎひま
おかげさまで、どうにか生き続けられそうです。
まだ、アレもコレもやり残していますもの。。