前立腺に、何かが居るぞ!!!【2】検査入院・生体検査 編


気軽に受けた、区の無料がん検診からハッテンしまして、、、、
血液検査、MRI、さらに入院しての生検(生体検査)と、
まさに検査のフルコンボ状態となったワタクシ。。
どうやら「ガ」のつくものが居る可能性が高く、、
もう、医療の世界に身を任せるしかありません。
ソレが、あんまり悪くない悪者である事を祈りながら。。。

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ご時世ですので、入院前に「コ」の検査は必須。
ヨソで検査した結果ではダメ、、と言う事で、、、
入院の2日前、、半休を取ってPCR検査だけの為の通院となりました。
結果、、、4回目の訪問が入院当日です。
予定は1泊2日。生検は初日に受けるとの事でした。
患部の細胞を取り出し、ヨロシくないモノが居るかどうかを調べる訳ですね。
細胞の採取の際には半身麻酔が行われる為、、、
翌日に
「キチンと麻酔が抜けたか」「採取箇所が化膿していないか」
などを医師が確認した上で、晴れて釈放(退院)となるとの事です。

【注意】
以降、ヒジョーに生々しく、そして痛々しい内容が混じってきます。
苦手な方は、読まないほうがヨロシいかと思われます。
実は、カミさんもそのクチでして、、、
ワタクシの入院中のハナシを。一切聞きたがりません。

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部屋に案内され、いきなり待ち受けていたのは、、、浣腸ですよ! カンチョー!
検査の前に、出せるモノは出しとけ! という作戦ですね。
なにしろ半身麻酔をされるものですから、その後だと、お互いにメンドクサイですもんね。
それは判ります。大いに納得です。でも、、、、
下剤ぢゃダメなのでしょうか。。
若い看護師さんにブスっと浣腸されるのは、コッパズかしいものがありました。
「15分ぐらいガマンしてくださいね。早すぎるとクスリだけが出ちゃいますから」
その指示は承知しました、耐えてみせます。でも、、、
「アラ、イイ感じですね。ちゃんと出ましたね!」
出たモノまでチェックされるとは思いませんでした。。。
タイヘンなオシゴトですね。。
その後、いわゆるルートキープの為に点滴を繋がれ、いざ検査へ!!

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検査とは名ばかりで、殆ど手術ですね。
連れていかれたのも手術室。
手術台に転がされ、、、胎児のポーズをさせられて背中から脊髄注射。
これで下半身を麻痺される訳です。
脊髄注射はタイヘンに痛いそうなので、先に痛み止めの注射も打たれます。
何につけ痛みに弱いワタクシは、結果的に、この痛み止めをオカワリしました。。
麻酔が効いたかどうかを確認する為、下半身のアチコチに冷たいものを押し当てられ
「ココ、冷たいですか?」なる確認を繰り返されるも、、、
キッチリと冷たいんです。冷たいんですよ!!
まさか麻酔が効いていない? その状態で痛い事をしないでね!
そのうち、、、
「おシリの穴にチカラを入れてみてください」
そんな注文もありました。頑張ります。
あれ?
チカラが入らないどころか、、ケツの穴が存在する感覚さえ判らないんですよ。
ソレを告げると、、、
「ハイ! ダイジョーブです。麻酔は効いてます」

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【注意】
ここから、加速して生々しくなります。自己責任でお進みください。
引き返すのもリッパな勇気です。

「ぢゃあ、パンツおろしますよぉ」
イチオウは了承を得てから丸出し状態に。
足は開いたまま固定され、まさに分娩台のポーズですよ。
女性は出産の際、こういうメにあっているのですね。痛み入ります。
その時の様子を、カミさんは
剃られようが脱がされようが羞恥心どころじゃなくて ふうーっ、ふうーっと痛みを逃すのに忙しい。」
などと書いています。

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おっと、ワタクシのハナシでしたね。。
いよいよ細胞を取られる訳ですが、、、
それ用の針を体内に差し込み、細胞を持ち帰る仕組みだそうです。
刺される場所は、タマブクロとケツの穴の間のあたり。
怪しいのが見つかった場所はもちろん、その周りに目に見えない悪いヤツが潜んでいる可能性も考え、
都合10数か所に針を刺されるんです。
こりゃ麻酔が無かったらタイヘンですよ。ありがとう。
狙った場所に正確に針が刺さるよう、ケツからエコーのプローブを差し込まれ、
それで位置を確認しながら行うんですって。全く感覚はありませんが。
もちろん、針を刺されている感覚もありません。平和です。
ただ、細胞を取る際の操作の音なのか、、
時々、パチンパチンと何かが弾ける音がするんです。
それが妙にオソロシく。。。。。

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「ハイッ! 終わりでぇす! オツカレさまでした!」
神の声を聞き、、、30分ほどで生体検査は終了。。
寝たまま、手術室を後にしたのでした。。。
翌日まで、この状態でジッとしていなければなりません。
カラダを起こすどころか、アタマを持ち上げるのも禁止です。
半身麻酔は、徐々に抜けていくとは言え、、、
急に動いてアタマに麻酔が回ると、色々とメンドクサイ事になるんですって。
なのでオシッコも垂れ流し。
いつの間にか、尿道にチューブを挿入されていました。
麻酔がバリバリに効いている時にやられたのでしょう。
尿道の周辺をグサグサやられたものですから、一時的な血尿は必至。
そのあたりの確認も出来るので、丁度いいそうです。
それにしても、、、
同じ体勢で居続けるのが、こんなにシンドイとは。。。
すぐにカラダが痛くなるし、シビレてくるし。。。
コレを避ける為、ヒトは寝返りをうつのですな。
膀胱に溜まる事無く、産地直送状態のオシッコを垂れ流し続けながら、
床ズレのメカニズムを悟るワタクシでした。

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この記事へのコメント

  • みや

    私も婦人科系で手術した時似たような目に合いましたー
    ところで、この川の風景は、病窓からの眺めですか?
    2021年07月18日 21:02
  • サヤ侍

    なるほどなるほど、兄貴もこういう目にあっていたんだなあ^^; 実は2,3年前兄貴から「前立腺がんになった、手術を考えている」と連絡を受けたのです。私は慶応医大の近藤誠医師や新潟医大の岡田医師、内海聡医師らの所謂、日本医師会の方針に疑問を持つ方々の本を読みました。なぜか、大好きだった叔父たち5人が、そろいもそろってガンで逝ってしまったからです。早期発見で良かったねと言われて入院し、半年でほとんど逝ってしまいました。なんでだ!なんかおかしくはないか?そんな時どこかの病院の本棚に、近藤誠医師の本が有ってむさぼるように読みました。そんなこともあり、兄貴には10冊近い本を送って考えて決断するよう言いました。自分で責任を持つしかないが、叔父たちを考えて欲しいと。しばらく何も言ってこなかったが、半年以上過ぎたころ「友人である病院長に相談したら、あなたは年だから急に進むことは無いから様子見たほうが良いかも」と言われたとのこと。そして1年後「再検診で見たら無くなってたよ!(^0^)/ 」と言って来ました。兄貴にすぐに手術をと勧めたのは若い医者でした。外科医は切りたくて仕方がないらしいです、悪気はないのでしょうが^^; 兄貴はそこの病院長と親友だったから、本当のことを言って貰えたのだと思います。余計なお世話なので知らんぷりしたかったのですが、おぎひまさんと妙に気が合ったせいもあり知らんぷりできませんでした、お許しを。医者を信じるもよし。中には変わった医者もいるなあ、その人の意見も聞いてみるか、と勉強するもよし。自分の体です、絶対に後悔しないで決めてください<(_ _)>
    2021年07月18日 21:12
  • おぎひま

    みやさん、コメントありがとうございます。


    そうですか、、検査入院なるモノをナメていました。。
    病室からは川は見えません。
    行き帰りに河川敷まで降り、、キモチを落ち着かせるのに活用しました。
    2021年07月19日 11:02
  • おぎひま

    サヤ侍さん、コメントありがとうございます。

    昔よりも良くなたっとは言え、まだまだガンは怖い病気ですね。。
    色々な治療法も登場し、選択するのもムツカシそうですよ。
    前立腺のガンは、極めて進行が遅く、、
    ヨソに転移さえしなければ、寿命のほうが先に来ちゃうなんて言われるみたいですね。
    お兄さんは、慌てずに良かったです。
    2021年07月19日 11:07

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