4月から社会人になる長男坊。
赴任地によっては、一人暮らしになりましょう。
いや、むしろその可能性のほうが高そうです。
シゴトは職場が教えてくれましょうけれど、、、
生活力は、ある程度はコチラで身につけさせねばなりません。
ならば、大事な大事な食生活から。
さっそく実戦で鍛えましょうか。
バンメシを作れ! と命じたところ、、、
「ぎゅうぎゅう焼き」なるモノにチャレンジする長男坊。
な、何でしょうか、そのぎゅうぎゅう焼きとわ。。
ホットプレートを取り出し、調理を始めましたが、、、、
そ、それ、どう見ても鶏肉ですよね。
あとは、カボチャ、ニンジン、ジャガイモ、プロッコリ、トマトです。
これがぎゅうぎゅう焼き、、、だと言ってます。
「ぎゅう」は牛の意味ではなく、、、
材料がぎゅうぎゅうに詰まっているから「ぎゅうぎゅう焼き」。
長男坊の考案ではなく、、、
翻訳家・エッセイストの村井理子さんというお方が考案し、
SNS上でブレイクした「村井さんちのぎゅうぎゅう焼き」が元祖なんですって。
ワタクシは、その存在すら知りませんでしたが、、
確かに、クックパッドでも「ぎゅうぎゅう焼き」が目白押し。。
ホントならオーブンで作るモノを、ホットプレートでチャレンジしたそうです。
具材が減って来ると ぎゅうぎゅうでは無くなると、、、、
モヤシを追加し、再度ぎゅうぎゅうにするチカラ技。。
ソレって、永遠に終わらなくなりませんですか?
ワンコそばぢゃあるまいし。。。
ま、まあ、鉄板モノを皆で食べると楽しくてイイのですが、、
一人暮らしの晩メシには馴染まず、その練習にはイマイチなりませんでした。
単品のオカズを作ってみよと指示したところ、
出てきたのがコレです。
手羽の焼いたヤツと、おつまみチャーシューとの事でしたが、、
焼いたトリに炒めたネギが盛られ、これは何を目指したのでしょう。。
ネギチャーシューも、焼き豚では無くてブ厚いベーコンぢゃないですか。
成り行きで作ってみた? それでもイイのですけれど、、
このところ、弁当のオカズを作ったりしているものの、、、
なんとなく行き当たりばったり感がアリアリですもんね。
基礎がダメダメっぽいので、ソコからやりましょうか。
ならば、我が家の休日の朝メシの定番、、ベーコンエッグをにチャレンジさせると、、
なんと、目玉焼きの作り方も知りませんでした。
あのねぇ、目玉焼きは水とフタが必須。
こうやって、蒸し焼きにするのだよ。
その際、ほんの少し酢を入れると、、、
ソレの作用でタンパク質が固まるので、半熟仕様にするなら酢が必須。
などと、いちいち教えながらの調理でした。
ちなみに、、ベーコンエッグの場合のカミさんの流儀は、、
フタも水も使わず、時間をかけてトロ火でジワジワ焼き上げでいます。
その間に、他の用事を片付けるのだとか。
焼きあがった、長男坊のベーコンエッグですが、、、
何をどうやったら、こんなにバッチく仕上がるのでしょうか。。
玉子が1個だけ、ブキミな色合いなのもフシギです。
でも、何よりも、、、
玉子を4個割れば2個は黄身を崩してしまう長男坊が、
無事に4個を割り揃えられた事が大きな一歩ですよ。
キムチと昆布を乗せ、アマニ油を少々、、醤油も適度に垂らせば、、、
我が家の定番、、、ベーコンエッグ丼の完成です。
長男坊、良くやった。
これで、一人暮らしの朝メシも、どうにかなりましょう。
たとえ失敗したって、、食べてしまえば、みなブドウ糖ですよ。
なお、豚汁はカミさんが作りました。
そこまで手が回らなかったそうです。。
さて。
そしてマナムスメ作の「姫のおでん」と続きましたが、、
実は、大失敗だったのが長男坊の御門のおでん。。
ダイコンやジャガイモは硬く、鶏は生煮えだったんです。
敗因は、保温鍋の使い方を全く理解しておらず、、、
ろくすっぽ煮えていない状態でソレにブチ込んだからでした。
そもそも、当初は保温鍋を圧力鍋と勘違いし、
オモムロに圧力鍋を取り出していたぐらいですよ。
いくら圧力鍋でも、火にかけなければ何も煮えませんのですよ、お役人さま。。
と言う訳で、、、
長男坊、おでんにリベンジする事になりました。
キッチリと火を通し、キッチリと保温鍋に入れ、カンペキなソレが出来上がると思ったら、、、
な、なんですか、コレ。
基本的には おでんに見えますが、何気にブキミなのはナゼでしょう。。
手羽元を見ると、、マチガイなく火が通っているものの、、、
イロイロと付着している物体は何?
トォチャンの目がフシアナで無ければ、溶き玉子に見えるのですが。。
ダイコンもバッチリと火が通り、、、、、コゲてます。。
あのぉ、どうすれば、こうなりましょう。
そして、、、やっぱり溶き玉子が。。。
おねがい! 教えて! その意味を!!
その理由は、無残なモノでした。。
フツーに4人分の茹で玉子を作り、ソレを入れるツモリだったんですって。
そしたら、
① 茹で時間が足りなかったのか、グジュグジュの茹で玉子になった
② 仕方が無いので、そのまま崩して鍋にブチ込んだ
③ 結果、鍋の中には4個分の溶き玉子が。。
④ そのままでは寂しいので、冷蔵庫にあったウズラの玉子(茹ってるヤツ)を入れた
自供の内容は、こんな感じです。
確かに、茹で玉子の白身の残骸が出てきましたよ。。
溶き玉子も、口当たりをマロヤカにするには良いのですが、、
おでんでコレをやってはイケません。キッパリ。
いえいえ、もはや おでんでは無い鍋料理ですな。こうなると。
①は仕方ないとして、②に繋げたのがマチガイです。
コレを、ヒトサマに出しちゃいけませんですぞよ。
おでんの翌朝は、残ったソレを食べるのが我が家のナラワシです。
その際にカミさんが、茹で玉子を人数分だけ追加投入しました。
それは、いつもの事なのですが、、その結果、、、、
茹で玉子、ウズラの玉子、、そして溶き玉子。。。
3種類の玉子がムリヤリ混在するおでん、、、、
なんだかこれは、、、縦割り・多重行政を彷彿させますね。
なので、今回の長男坊おでんは、、、「お役人のおでん」と命名されました。。
コームインになる長男坊くん、しっかりしたまいよ、キミわ。
この記事へのコメント
ゴリライモ
ご子息は料理に苦戦されているようですね。
とりあえずは炊飯器でごはんが炊けて味噌汁にはダシが必要ってことさえ覚えておけばなんとかなりますよ。
あとは肉野菜炒めでも作れたら完璧じゃないでしょうか!?
おぎひま
そうですね、メシと汁、、あとは玉子さえあればダイジョーブでしょうね。
ワタクシも、一人暮らしの当初はソレでした。
あとは、「セイシュンの食卓」が1冊あれば最強です。
山ちゃん
いや~あっ、息子さんが離れて行かれるのが決まりそうなのですね。
自炊でやって行く極意を伝授されるのも、昔と違い食べ物の趣向が違いますから難しそうですね。
昔なら、鍋とフライパンでもあれば何とでも生りましたが(@_@;)
おぎひま
おそらく、寮に入る事になりそうです。
寮母さんがゴハンを作ってくれる寮だと安心ながら、
イマドキは、もうそういうのは無いですもんね。。