滝観洞と書いて「ろうかんどう」と読みます。
遠野から釜石方面に向かう事20kmほどに位置する、
なかなか大規模な鍾乳洞なんです。
確認されている総延長は3635m。
そして洞内にある「天の岩戸の滝」は、落差が29mありまして、
鍾乳洞の中の滝としては、日本で3番目に高いのだそうです。
せっかく遠野まで来たので、潜ってみる事にしました。
我が家は、遠野の市内からクルマで20分ほどで到着しましたが、
この鍾乳洞のすぐ近くにはJR釜石線の上有住(かみありす)駅があり、
その駅からの距離は徒歩3分。
駅近さでは、きっと日本一の鍾乳洞に違いありません。
ただし、山の中の無人駅ですので、、
停車する列車は上下8本ずつだけなので、ご利用は計画的に。。
(駅の写真は「つちぶた本舗の全駅訪問の旅」http://www.tsuchibuta.com/より)
いざ! 鍾乳洞へ!
と、その前に、、、、、、
入場料を払うと、ヘルメット、長靴、カッパが貸し出されます。
その河童が洞内の道案内をしてくれ、、、、る訳がありません。
カッパは、河童ではなく合羽です。
ビシバシと水を被る箇所がある訳ですね。
今度こそ、いざ入洞!
なお、、、
マナムスメは、入洞を拒否されました。。
公式サイト等を見ても、年齢制限は書かれていませんですが、
もし許されたとしても、オンブでの入洞は物理的にはムリでしょうね。。
しゃがまなければ通過できないような狭い箇所もありますので、
ヘルメットも合わないマナムスメの、ドタマが割れたら困ります。。
これが、「天の岩戸の滝」。
入口から歩く事880m、、公開されている部分の最奥にあります。
ソコは直径50m、高さ最大60mの大ホールになっていまして、
その天上の割れ目から滝が落ちてくる感じです。
高さ29mは、前日に見た川原毛大湯滝の1.5倍。
ただし、、、コチラは温泉ではありません。。
せっかくの迫力満点の滝なのに、、
このガラケー写真では、意味不明ですね。。
カミさんはマナムスメとオルスバンの為、デジカメが無いんです。
なお、この滝が鍾乳洞の滝では落差日本一と紹介しているサイトも見かけますが、
日本一は岡山県の井倉洞の滝。落差50mです。
その頃、、、カミさんとマナムスメは、、、、、
洞窟の入口から川を挟んだ反対側にある、
滝観洞観光センターの無料休憩処に潜伏していたそうです。
果たして、ソコで何をしていたのかと言いますと、、、
思いっきり就寝中。。。
オツカレなのでしょうね。。
アナタは、いちばん気楽に生きているように見えますが、
それは思い違いでしょうか。。
タダで妻子を引き受けてくれてありまとうございます。
せっかくですので、ココでヒルメシを食べましょう。
「滝流しそば」なるモノが名物なのだそうですが、
いわゆる流しそうめんのような仕組みです。
我が家は、ソレはパスしてバーベキューを選びました。
遠野は昭和30年ごろからジンギスカンをウリにしているそうで、
この観光センターでもソレを提供しているみたいです。
でも、我が家の訪問時には、そのようなメニューは見つからず、
このような鉄板での登場でした。
トォチャンの背中で、ウラメシそうに眺めるマナムスメ。
まだキミには食べられませんって。
休憩処で離乳食を食べたんでしょ?
ああ、おニクもヤサイもオイシイなっと。
ビール抜きなのが無念です。。。
遠野を後にし、、、ココは東北新幹線・水沢江刺駅です。
翌日には、もう東京に帰らねばなりません。
少しでも渋滞を避けるべく、朝イチで高速に乗るツモリですから、
なるべく東北道に近い、内陸部に移動してきた訳ですね。
天気は持ち直したもの、、、朝早くからの撤収はカッタルく、、
この日も、またまた宿泊まりをする事になりました。
そこで、宿情報を求めて、駅に立ち寄ったんです。
当時(2008年)は、スマホでササっと検索、、、なんて時代ではありません。
ソフトバンクが日本初のiPhoneを売り出した年で、
Android機の登場は、この年の9月からでした。
水沢江刺駅は、東北新幹線の開業から3年遅れで誕生した駅です。
地元出身のミュージシャン、大瀧詠一さんにちなみ、、、
ホームに流れる発車メロディは「君は天然色」なんですって。
下りホームと上りホームでAメロとサビを使い分ける念の入れようですよ。
訪問の3年前(2005年)の大河ドラマが「義経」でしたので、
その顔出し看板が、まだ残っていました。
マナムスメは、カミさんが“中の人”を務めてダッコしています。
駅の広告看板でみつけた「水沢翠明荘」にデンワし、部屋をゲット!
観光ホテルっぽいのに、妙に安かったんです。
逆に、ソレが気になりつつ、おそるおそる向かってみると、、、
あらまぁ、なんだか大きなホテルですよ。
ダイジョーブでしょうか。
いざとなったら、4人並んでムーンウォークで立ち去りましょう。。
やや設備は古いものの、キチンとした部屋でした。
屋上ビヤホールがあり、とっても気になりましたが、、
妻子を置いて出向く訳にはいかず、、ココはガマンです。。
それでも、このホテルは なかなか気に入りまして、、、
3年後に、再び泊まる事になりました。
一夜明ければ、高速道路を一直線。。
4泊5日、、うちキャンプは1泊だけでオシマイです。
マナムスメのキャンプデビューは果たせたものの、、
もちろん、本人は何も判っちゃいませんでしょう。。
マナムスメの2回目のキャンプは、2か月後の奥久慈に引き継がれ、、、、
この東北巡りの返り編は、これでオシマシです。。。
滝観洞 公式サイト:
【関連する過去記事】
滝観洞(岩手県)
この記事へのコメント
山ちゃん
いや~あっ、4泊のキャンプ旅なのに1泊しかキャンプが出来ないなんて、随分と旅の趣が変わりましたね。やはり、幼子には無理があったのでしょうか?
おぎひま
幼児連れでの悪天候はイロイロとタイヘンなので、
安全なほうに走りました。
キャンプ場で夜泣きでもされたら、
深夜でもなんでも、立ち去るしかありません。。。