先日、江戸川区から地籍調査(官民境界等先行調査)を受けまして、
区の土地と我が家の領土との境界が確定しました。
嬉しい事に、ほんのキモチだけ領土が増え、、
従来の境界標も、新しい位置に移る模様です。
これまで、ほとんど何も気にしていませんでしたが、、、
土地の境目には、様々な境界標が撃ち込まれているものなのですね。
なんとなく、通勤時にアチコチの境界標を眺めてみると、、
キチンと矢印で境目を示しているもの(↑の写真)や、
武骨に境界線を刻んである石状のものなど、
境界標には様々な形状や種類があるのですね。
境目さえ判れば、何だってイイのでしょう。きっと。
土地の所有をアピールしている、
マークつきのものも多いです。
コチラは、灯台ではありません。
東京都の紋章です。
東京都の紋章です。
イチョウ型のやつに変わったと誤解されていますが、、
それはあくまでもシンボルマーク。
この紋章は今でも現役なんです。
その、イチョウ型シンボルマークを使った境界標もありました。
これは道界。都道の境目を示している訳ですね。
なんだか顔にも見えますが、、、、
オツトメ、ゴクローさまです。
文字だけの道界もありました。
コチラは思いっきり地味ですけれど、、、
目立ってナンボの性格のモノではありませんから、
コレはコレでイイのかもしれません。
これは、千代田区の境界標。
赤矢印に区のマーク、、、
やっぱり鮮やかなほうが、判り易くて良いでしょうか。
文京区もカラー仕様でした。
地籍とあり、、、、
区の所有地を示しているのでしょうね。
コチラの道票は、国道の境目にありました。
国土交通省とあります。
これも地味ですね。。
おっと!!
これは、国と区とのセメギアイ。。
お互いの境目を、双方から示しあっているのですね。
それぞれの主張が一致しているようで、何よりです。
自治体ではなくても、名乗った上で主張している境界標がありました。
このマークは、東京メトロ。
地上にある、駅の出入り口の土地の所有権を宣言している訳ですが、、、
実際に電車が走る地下の部分には、土地の所有権はあるのでしょうか。
今回のラストはコレ。
「エ」とは、何の略だか判りますか?
正解は、、、JRの敷地の境界なんです。
「エ」は、文字では無くてレールの断面!
だと思ったら、、、ソレは違うみたいです。
カタカナの「エ」ではなくて、漢字の「工」。
明治時代に存在した、社会的インフラ担当の省庁「工部省」の「工」。
要は、イニシヘの国鉄時代から使われている模様、、
それが今でも引き継がれているのですね。
なんだかカンドーしてしまいます。
ちなみに、コレは御茶ノ水駅の敷地の境界で見つけました。
なにげに奥が深い境界標、、、、
さらに、道路上の標識のハナシは続きます。。
領土問題!? 地籍調査隊がやって来た!
この点、何の点、、、基準点。。。
この記事へのコメント
alice
こちらは田んぼが多いのですけど境界標は
プラス。2枚目のお写真と同じですね。
土地の所有権って地下◯m、地上◯mまでなんでしょか。
敷地の上空に飛行機が飛んでいたり地下鉄が走っていたりしますものね(^_^)a
山ちゃん
いや~あっ、領土が増えて良かったですね(^_-)-☆
でも、年貢も増えるのじゃないでしょうか?
それにしても、境界には色んな標識があるものですね。
おぎひま
土地の所有権が及ぶ範囲、、調べてみました。
上空は300m、地下は40mだそうです。
思ったよりも範囲が大きいですね。
でも、30m下を掘られても、気がつかないと思います。。
おぎひま
固定資産税は、最大で300円ほど増えるかもしれません。
自分の領土なのに税金を取られるのはナニなので、、
国際協力金という事で払いましょう。