真夏の磐梯山【2】猫魔ヶ岳からの眺望、、、、ゲレンデはどこだ!(福島県磐梯町・北塩原村)


「コ」が蔓延る夏休み。
我が家は、GOTOキャンペーンからハジかれた都民ではありますが、、
ヒトサマとの接触を大いに避けながら、福島にやって来ました。
9か月ぶりの登山で、猫魔ヶ岳1404mの山頂を踏み、、、
そこからの眺望もバッチリと楽しめましたですとも。
都内の屋上駐車場からの眺めなんぞ、比較にもなりません。。

NEC_2294.JPG

山頂から北側を眺めると、、、
一番左のデカい湖が檜原湖、右隣りが小野川湖、その右が秋元湖。
奥の山は、西大嶺と西吾妻山。
手前の斜面の中央、、土色の帯が猫魔スキー場のゲレンデになります。
我が家は、毎年のようにソコを滑っていまして、
グリーンシーズンの様子を確認するのも、
今回の猫魔ヶ岳登山の楽しみの一つだったんです。

NEC_2291.JPG

スキー場の駐車場とセンターハウスが見えますね。
もちろん、雪の無い姿は初めて見ましたよ。
ゲレンデは、この山頂の すぐ直下まで迫っています。

NEC_2292.JPG

建物が見えるピークは、1349mの無名峰。
テッペンまでがゲレンデで、建物はリフト小屋なのですが、、
そのリフトはコース図からも消えて、事実上の廃止状態なんです。
猫魔スキー場のトリプルリフトおよびクワッドリフトは老朽化し、
もうメンテする事も出来ないんですって。
残された道は、全面架け替えしかなく、、、
今の世の中、そうは簡単にいかないのでしょう。。
ナイスな急斜面だったのに、残念です。。

NEC_2293.JPG

猫魔ヶ岳の山頂には1等三角点がありまして、、、
山名の看板からは、稜線上に数十メートルほど奥に進んだ場所です。
看板側は磐梯山と猪苗代湖がバッチリで、、
三角点側からは雄国沼や飯豊山の展望が開けていました。

NEC_2296-2.jpg

これが雄国沼。
旧猫魔火山の山頂が陥没し、その凹みに水が溜まったカルデラ湖です。
猫魔ヶ岳、厩岳山、古城ヶ峰、雄国山、そして先ほどの1349mピーク、、
そのあたりが、外輪山を構成しています。
その規模からすると、、
旧猫魔火山は、磐梯山よりも高い山だったのかもしれませんですね。

NEC_2299.JPG

飯豊山は、まだ雪を被っていました。
写真では判り辛いですね。。
昨年のお盆に登った月山鳥海山でも雪渓が残っていましたから、
東北の2000m峰は、それがフツーなのでしょうか。
いつか行ってみたい山ながら、、、
ちょっと我が家には。。。。

NEC_2300.JPG

山頂で、お待ちかねのヒルメシ。
東京のコンビニから持ち込んだオニギリです。
ホントなら訪問先のコチラで、お金を落とすべきなのでしょうけれど、、
コチラの方々との接触を なるべく避けるよう、このようにした次第です。。

NEC_2297.JPG

一番のオタノシミはコレ!
旨辛スパイシーチキンバーガー。
巨大な照り焼きが、デーンと入っているんです。
こういうシュチュエーションでは、何を食べてもウマいですけれど、
ホントにウマいものは、なおさらウマいです。
では、そろそろ戻りましょうか。。
【下山開始 13:02】

NEC_2298.JPG

来た道を戻るだけですが、、、、
あたりの状況に要注意です。
クマが心配? それもありますが、、、、
往路に見落としてしまった、雪上徒歩ルートとの交差地点を見極める為です。
裏磐梯の猫魔スキー場と表磐梯のアルツ磐梯スキー場を繋ぐ、
2018年から公開された連絡ルートですね。
ふと見ると、、、表磐梯側の木立の中に、鉄塔を発見!
リフトの支柱です。マチガイございません。
と言う事は、、このあたりに徒歩ルートがあるハズですよ。

NEC_2303.JPG

木が切り開かれている踏み跡がありまして、
たぶん、ココがソレなのでしょう。
岩ゴロゴロではあるものの、、
スキーシーズンは、雪に埋もれてしまいますもんね。
裏磐梯側のルートはハッキリしませんが、、
冬場に来れば判るのかもしれません。
もっとも、、、
冬場には、雪に埋もれて登山路がハッキリしないかもしれませんですね。
【時刻は13:42 猫魔ヶ岳山頂より0:40】

NEC_2304-1.jpg

雪上徒歩ルートとの交差点からすぐ下に、
「猫魔八方台入口」の看板。地べたに落ちていました。
駐車場のある峠を「八方台」と言い切っているケースもありますが、
そこは、あくまでも八方台の登山口。
ホントの八方台は、このあたりの絶景ポイントの事ですね。
この看板、雪上徒歩ルートとの交差点の目印になりそうです。
もっとも、、
地べたの看板なので、冬は間違いなく雪に埋もれましょう。。

NEC_2305.JPG

ほどなく、八方台登山口の駐車場に到着。
クマには遇わず、会ったニンゲン様は2名だけでした。
カンペキなディスタンスですね。
登って降りて、休憩も入れて3時間ほどのプチ登山でしたが、
ヘタレな我が家の9か月ぶりの足慣らしには丁度いいですよ。
翌日は、本番の磐梯山が控えています。
引き続き、好天でありますように。
【時刻は14:02。八方台入口より0:20】

NEC_2307-1.jpg

【我が家のコースタイム】
八方台入口駐車場→(0:48)→見晴らしポイント→(0:19)→猫魔ヶ岳

猫魔ヶ岳→(0:40)→八方台入口→(0:20)→八方台入口駐車場

2020090519150000.jpg



この記事へのコメント

  • 山ちゃん

    今晩は!
    いや~あっ、早速、猫魔ケ岳の登頂おめでとうございます(^_-)-☆
    山頂からの山岳展望は都内の屋上とは桁外れでしょう。360度大パノラマは目にも優しいですから暫く眺めていたいですね^^
    でも、山頂でのお昼がちょこっと淋しいです(>_<)
    因みに、一等三角点ハンターとしましては、石柱には立たないで頂きたいです。
    2020年09月09日 21:24
  • おぎひま

    山ちゃんさん、コメントありがとうございます。

    失礼しました。
    写真を差し替えました。
    2020年09月10日 07:35

この記事へのトラックバック

  • ↓をクリックしていただけると、勘違いしてハリキってしまうかもしれません。。。
    にほんブログ村 旅行ブログへ
    にほんブログ村