トォチャンが晩メシ担当の日、マナムスメに聞いてみました。
「何が食べたい? 和・洋・中・その他。。」
「その他はどこ?」
「えっと、韓国とかインドとか、、、アゼルバイジャンとか、、」
「じゃあアゼルバイジャン。いつもそうやって自爆するんだから。。」
ウケ狙いのハズが、、また自らを追い込んでしまいました。。
バルト3国料理に続き、、再び旧ソ連圏内ですな。。
で、何を作りましょう。。
まずは、アゼルバイジャンという国から調べなければなりません。
えっと、、、、カスピ海西岸、コーカサス地方の国で、
北海道よりちょい広い面積に、北海道の倍近くの人口が住んでいるそうです。
隣国のジョージアと同様、上質なワインの産地なんですって。
果たして、どんな料理があるのか、ネットで調べたら、、、
「バディムジャン・ドルマシ」なる料理がヒットしました。
アゼルバイジャンでは代表的な料理で、ナスの挽肉詰めみたいです。
ううむ、さほどフクザツな工程は無く、、どうにかなりそうですな。
引用元:
さらに、もう一品。
「パプリカとツナのサラダ」、、これもアゼルバイジャンで食べられているとの事。
蒸し鶏の代わりにツナ缶を使うという、簡単なレシピを発見。
コレでイキましょう。
あまりフクザツだと、手が回らなくなって自滅しますから。
引用:
まずは、バディムジャン・ドルマシ。
挽肉(合いびき)、玉ねぎ、ピーマン、トマトをボールの中へ。
ミントの葉、ディルの葉、コリアンダーの葉、ひよこ豆、、
これらの葉っぱやら豆は、入手がメンドクサそうなので省略。
その結果、本来のモノからは逸脱したとの説も。。。
まあ、出来る範囲でやりましょう。
ナスに切れ目を入れて中身をエグり出し、、
肉と野菜をソコにブチ込む訳ですね。
レシピに書かれた分量「なす4本 挽肉300g」は、明らかにアンバランスで、
そのままでは絶対に肉野菜が余る事になりましょう。
事前に察知して長ナス6本用意したのですが、それでも余りました。
もしかしたら、、、、
皮だけを残す程に、ナスの中身をえぐり出さねばならなかったのでしょうか。
とにかく、出来るだけ肉野菜をブチ込み、、、
グリルで焼き上げる訳ですね。
思っていたよりは簡単です。
えぐり出したナスの中身や、使い切れなかった肉野菜は、
翌日、スタッフ(家族)で美味しくいただきました。
焼きあがったナスがコレ!
長ナス6本ですので、オトナもコドモも1人あたり1本半。
極めて公平な、原始共産主義的な配分です。
続いて、パプリカとツナのサラダ。
材料はピーマン、ツナ缶、マヨネーズ。
ディルとサワークリームを省略し、、、、
やはり、レシピの本来の方向性を失っていますね。
あろう事か、パプリカまで省いちゃったものですから、
「パプリカとツナのサラダ」というタイトルさえも筋が通らず、、
もはやベツモノです。偽証です。
お願い! JAROに訴えないで!
サラダ菜を敷き、プチトマトも添えれば完成!
おいおい! なんでシュウマイが乗ってるか! ですって?
そ、それは、、、、
そもそもシューマイはコーカサス地方の伝統料理、、、
な訳がありません。全くウソです。
肉っけを補う為に乗っけてみただけです。はい。。
いかがでしょうか。
かなりユガみましたが、目指したモノはアゼルバイジャン料理の、、
「バディムジャン・ドルマシ」と「パプリカとツナのサラダ」。
アゼルバイジャンの皆様、いかがでしょうか。
例によって、冷凍カニ100円グラタンも添えました。
やっぱり、、、イロイロと味付け部分をハショリすぎた為か、、、、
バディムジャン・ドルマシは、イマイチ味わい不足。
カミさんの提案で、ケチャップをブチ掛ける事になりました。
おおっ! これはイケる! なかなかですよ!
でも、、、、
もやは無国籍料理ですね。ぐすん。
家族のみなさまからは、
ウマい! イケてる!
そんな感想が飛び交いましたが、、、カミさんの一言。
「メンドクサい事しなくたって、フツーの肉ナス炒めでも良かったんぢゃない?」
要は、無理にアゼルバイジャンに結び付ける意味が無かったと。。
な、何を言うか!!
そのテマヒマ、そのコダワリが重要であって、
意味が無い事に意味があるモノだってあるのですぞ!
それがオトコのロマンですっ。
シューマイなんぞを添えて、どういうロマンだ?
そ、そりわ。。。。
地球に優しい駆け込み料理【初夏のトォめし3】トッポギ、ホルモン焼き、いかめし、ラザニエを救え!に続く
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