浜田山での所用、、、、お見舞いを終え、、、
さて、ヒルメシはどうしましょう。
前回は、家族でらーめん華月に行きましたっけ。
かつてカミさんが行きつけだった、浜田山の人気店です。
でも、浜田山の一番人気は「たんたん亭」でしょうか。
ワンタンメンが絶品だそうでして、、、
弟子の店八雲で食べたソレも、激しく感動モノでしたよ。
ならば、この店で食べるのかですって?
違います。
だってココは、味噌ラーメンがありませんですから。。
そのまま電車で帰る?
それも違います。
ココからバスに乗りまして、、、下高井戸に向かう所存です。
浜田山から下高井戸に向かうバスの存在を知ったからには、
ぜひとも乗ってみたくなったんです。
下高井戸はワタクシが生まれ育った街。。
その下高井戸に路線バスが着くなんて、ワタクシが幼少の頃以来の事なんですよ。
タクシー泣かせの世田谷区(の北部)ですので、
駅前にバスが入れるような道が無く、
それで路線バスが近寄らなかったんです。
それでも、、大昔、、、、
下高井戸から永福町を経由して中野に向かう路線バスがあったんです。
中野サンプラザや大宮八幡宮のプールに向かう際、便利に使いましたよ。
しかし、下高井戸と永福町の間が廃止になり、、
ずぅぅぅぅっとバスが来ない駅の状態が続いていたんです。
この路線が誕生したのは2004年との事ですから、
ワタクシが知らなかっただけで、もう15年も走っていたのですね。。
やって来たバス。
思いっきりチンチクリンぢゃないですか。
これは「すぎ丸」というバスで、、
杉並区が運営する、コミュニティーバスです。
けやき路線が浜田山~阿佐ヶ谷、
さくら路線が浜田山~下高井戸、
かえで路線が西荻窪~久我山。
「けやき」と「さくら」は京王バス、「かえで」は関東バス、
それぞれの会社が、実際の運行を担当している模様です。
公園脇に設けられた小さなロータリーを、
クルリと回ってしまう抜群の機動力。
細い道ばかりで路線バスが走れなかった地域を、
小さな車体でフォローするべく、すぎ丸が誕生したんですって。
我が職場の千代田区を走るコミュニティーバス
風ぐるまとは誕生の経緯が違うものの、、
ミニなバスで、運賃が僅か100円なのは一緒です。
パスモやスイカも使えますよ。
乗ってみますと、、、、
当然ながら、車内も可愛らしいですよ。
座席は11席。
全員が座って全員がつり革を持っても、
乗客は30人にも届きません。
細い街中の路地を進む、すぎ丸。
このあたりは、まだマシなほうだと思います。
路上駐車は、しないでね。。
窓の下には神田川。
水源の井の頭池から5kmほど流れてきたあたりです。
まだまだ川幅も水量も少ないですね。
でも、案外と暴れ川なんですよ。
このあたりが、一番狭い所でしょうか。
乗用車とすれ違うのも一苦労。
「鎌倉街道」と、名前だけはリッパな道なんですけどね。
ちなみに、、、
鎌倉街道という道は、鎌倉に向かって放射状に何本もありますので、
たぶんアナタの知ってる鎌倉街道ではありません。
上北沢駅の近くで、甲州街道に出ました。
もう、すれ違いを気にする必要はありません。
もっとも、ココまで苦労していたのは運転手さんで、
ワタクシはボォォォォっと座っていただけでしたね。。
我が実家の菩提寺の前も通りました。
このバスを使えば、墓参りもラクチンですよ。
もう何年も参拝していないですね。。
左に映るキャラクターは、バスの背もたれの絵です。
下高井戸に着きました。
ココにバスで着くなんて、、何十年ぶりかの感動ですよ!
乗車時間は17分。
これならば、電車を乗り継いで浜田山まで行き来するよりも早いかも知れないですね。
もっとも、30分に一本の運行ですから、
タイミングが合えばという事になりましょう。
もっとも、このバスの主目的は駅と駅との連絡では無く、、、
これまでチャリや徒歩に頼るしかなかった、
路地沿いに住むジィチャン・バァチャンの救済です。
ワカモノも乗っていましたけどね。
「下高井戸駅入り口」というのが正式なバス停の名前で、
バス停のある甲州街道から駅までは歩かねばなりません。
さすがに、この車体でも、、下高井戸駅前には入り込めません。
かつての中野行きのバスも、乗り降りするのは甲州街道沿いからでした。
まあ、歩いたって2~3分の距離ですから。
それでは、懐かしの下高井戸商店街に繰り出しましょうぞ。
この記事へのコメント
山ちゃん
いや~あっ、コミュニティバスとでもいいましょうか?小さなバスが細い路地を走るのは、こちら京都でも必要不可欠です。
違法駐車が絶えないのが通行の支障ですが、路線がなくなると困る人達が多いのも事実です。
おぎひま
京都は観光客が溢れすぎ、
地元の客がバスに乗り辛いなんてニュースも見た覚えがあります。
いっそ、観光客用と地元用と便を別けちゃたらどうなんでしょうかね。