秋・会津2019【4】会津の最高峰、会津駒ケ岳へ(福島県檜枝岐村)

「駒ケ岳」という山は日本中のアチコチにありまして、
最高峰は甲斐駒ケ岳の2967m、、
あと一歩で3000mにも届く高峰ですよ。
我が家が敬老3連休で訪れた会津にも駒ケ岳があるんです。
その名もズバリ「会津駒ケ岳」。
標高は2133m、会津地方では一番高い山なんです。
東北地方では尾瀬の燧ケ岳、夏に登った鳥海山に続くNo.3の標高で、
日本百名山のメンバーでもあります。
ぢゃあ、登っときましょうか。
【登山開始 8:21】

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我が家が選んだルートは、滝沢登山口からイッキに登るコースです。
そこから1時間半ほどの水場まで、イキナリな急登が続くとの事でしたが、
ピンポォンの大当たりで、ホントにキツいです。
テクニカルな箇所は無いものの、、木の根っこの大きな段差が目白押し。。
これは耐えて登るしかありません。
ココが一番キツいのだと言い聞かせながら。。。

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水場に着きました。
やれやれ感が激しいです。
前夜の深酒で大いに残っていたアセトアルデヒトなど、、、
全て汗になって出てしまいましたよ。
【時刻は9:55。登山口より1:34】

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水場は、登山路から少し下らねばなりません。
ガイドブックには2分とあります。
さっそく、ザックを置いて水を汲みに行きましょう。

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最後に急な下りがあるものの、、
ホントに2分程度で水場に到着。
無骨な塩ビ管から出てくる水ですが、、
思わず声がでるほどンマいんですよ、コレが。
しかも、まるで冷水機に繋がっているような冷たさ。。
ああ、いっそココで暮らしたい。。
なんて訳にも行かず、、、山頂を目指しましょう。。
【水場出発 10:21】

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水場を過ぎると、、、いくぶん登りが楽になりました。
これも事前情報どおりです。
木の根っ子のデカい段差は姿を消し、、、
時々四角い箱状の階段も現れ、なかなか歩きやすいです。
ふと見ると、林の間に駒ケ岳の山頂の姿が!
登山開始以来、初めてソレを拝む事が出来ました。

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ほどなく、道が木道に変わりました。
さらに斜度が緩くなったものの、、、
木道の登り坂ですので、バランスを崩すと落ちます。。
笹の葉っぱが滑るので、注意しなければなりません。

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休憩ベンチなるポイントに着きました。
目の前に駒ケ岳の山頂、、そして駒の小屋も良く見えます。
ココから山頂までは1.2km。
あと一息ですね。
【休憩ベンチ 11:35。水場より1:14】

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これが、目指す会津駒ケ岳の山頂。
午後はガスが出やすい山だそうですので、
早いところソコに行ってしまいましょう。
でも、、、いったん座ってしまうと、なかなかケツが重く。。。
【休憩ベンチ出発 11:42】

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木道の脇には、転々と地塘が見られます。
山上の湿原地帯、、なかなか涼し気でイイですね。
これが露天風呂だったら、どんだけキモチ良い事でしょうか。

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眺めの良い快適な木道が続きます。
駒の小屋が近づいてきました。
なかなか辿り着きそうで着きません。。
あとひと頑張りなんですけどね。


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やっと到着しました。
ヘロヘロ。。
ココでヒルメシの予定ですが、、
先に駒ケ岳の山頂を目指す事にしました。
そのほうが、おちついて食えましょう。
【駒の小屋 11:58。休憩ベンチより0:16】

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会津駒ケ岳の山頂は、もう目の前です。
小屋の前の池塘「駒ノ大池」に、逆さ駒ケ岳が映っています。
これは、なかなか良いショットじゃないでしょうか。
ツベコベ言ってないで登れ?
そうします。。

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牧歌的な木道を進むうちに、、、、
徐々に、駒ケ岳への傾斜が出てきました。
またまた登り木道、、転落注意ですね。
ほどなく3差路に。
山頂への道と、中門岳への巻き道の分岐です。
【巻き道分岐12:10。駒の小屋から0:12】

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ココからは、凶悪化した木道です。
写真映り以上に急ですが、、、
階段だと思えば、何て事なかったですね。。

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フイに目の前が開け、、、
会津駒ケ岳の山頂に到着!
標高2132.6m、、、、
東北地方で、3番目に高い場所に立てました。
【駒ケ岳山頂12:16。巻き道分岐より0:06】

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山頂からのパノラマガイドがありましたが、、、
周りの木々が生い茂ってしまい、眺望はイマイチです。。
なるほど、、富士山も見えるハズなのですね。
男体山や苗場山の名もありました。

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これは、山頂の三角点、、一等三角点です。
点名は、なぜか山名とは異なって「岩駒ケ岳」。
その由来は何なのでしょうかね。
とにかく、、、
せっかくの一等三角点なんですから、
少し周囲のヤブを刈ったほうがイイですよ。
【山頂出発 12:24】

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山頂を離れ、巻き道の分岐を過ぎたあたりのほうが絶景です。
駒の小屋、駒ノ大池、その向こうの山々、、、、
なんだか楽園チックな光景ですよ。

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正面奥に見えるのは、たぶん帝釈山田代山
去年の同時期に登りましたが、その時は雨。。。
それを考えれば、今回は何ともラッキーでした。
このところの山行は、GWの石鎚山で降られて以来、全て晴れです。
それは日ごろの行いのお陰、、、、かどうかは怪しいですが、、
とっとと駒の小屋まで降りて、ソコでメシを食いましょう。

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【我が家のコースタイム】
滝沢登山口→(1:34)→水場→(1:14)→休憩ベンチ→(0:16)→駒の小屋→(0:12)→
巻き道分岐→(0:06)→会津駒ケ岳山頂


この記事へのコメント

  • 山ちゃん

    こんにちは!
    東北No.3の会津駒に登頂おめでとうございます。
    またまた晴れとは、やはり日頃の行いがいいのでしょうね(^_-)-☆
    もう11年前ですから、すっかり記憶が薄れていましたが、池塘や駒ノ大池で記憶が蘇ってきました。
    池塘が露天風呂には思わず吹き出してしまいました(^o^)/
    2019年09月25日 09:36
  • おぎひま

    山ちゃんさん、コメントありがとうございます。

    おかげさまで、また晴天でした。
    荒天中止なら仕方ありませんですが、
    呑みすぎで中止、、、ソレもどうにか避けられました。。
    残った酒を抜くには、良い山ですね。。
    2019年09月26日 07:11

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