2019夏休み・出羽三山編【8】「現世」の象徴・羽黒山、、、山頂への階段は2446段。。

出羽三山・羽黒山。
月山は過去、湯殿山は未来の象徴だそうでして、
コチラ羽黒山は現在の象徴なのだそうです。
この羽黒山で、三山コンプリートになる我が家。
標高は414mの低山ながら油断は出来ません。
なにしろ頂上へは、2446段の階段が待っているのですから。

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登山口の隋神門をくぐると、しばらく下り階段が続きました。
これは2446段に含まれるのか、その場合はマイナスカウントされるのか、、
判らないまま、階段は登りに転じました。
どこが1段目かは判りません。
金毘羅さんの1368段は途中経過が判る箇所もありましたが、
結果から言うと、、コチラには全くソレがありません。
また、金毘羅さんと比べると、段数だけなら1.8倍なのですが、
1段あたりの高さが、オソロシく低いです。
隋神門出発 6:51

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ほどなく、国宝の羽黒山五重の塔。
11月末までの期間限定で、塔の内部に入る事が出来るんですって。
まだオープン時刻にはなっていません。
ならば帰りに寄りましょうか。
【五重の塔 7:03。隋神門より0:12

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五重塔を過ぎると、ほどなく「一の坂」の石碑。
階段は一、二、三の、3つの坂に分かれているんです。
1段目は、ココから数えるのが正解なのかしらん。
【一の坂7:09。五重の塔より0:06】

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段差が低いので、1段飛ばしくらいで丁度良いかもしれません。
だとすると、山頂まで1223段で済みますでしょうか。
とにかく、コツコツと登りましょう。

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坂が緩くなったと思ったら、、、
早くも「二の坂」の石碑が。
二の坂は、少しばかり登りが急になりまして、、、
ここが頑張りどころでしょうか。
【二の坂7:19。一の坂より0:10】

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二の坂の途中には、茶屋が出ていました。
その名もズバリ、「二の坂茶屋」。
かき氷などが売れていました。
ココまでくれば、もうすぐ二の坂も終わりです。

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三の坂の石碑に着きました。
最後の坂ですね。
斜度は少し緩くなりつつも、、
この坂が、一番長いように思えます。
【三の坂7:31。二の坂より0:12】

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コツコツと登れば、やがてゴールに着きましょう。
大きな鳥居が見えてきました。
ソコが羽黒山の山頂でしょうか。
思ったよりもあっけなく到着できそうです。

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羽黒山に到着。
ココは出羽三山神社と言いまして、
左が三山の神様が集まった「三神合祭殿」、
右が「参集殿」になります。
【出羽三山神社7:52。三の坂より0:21。隋神門より1:01

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実は、山頂までクルマで来る事が出来まして、、
羽黒山有料道路という道が通じています。
通行料金は、往復で400円。
駐車料金は不要です。

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湯殿山や羽黒山で行われていた500円ポッキリの祈祷、、、
コチラで、そういうのをやっている場所が判りません。
さらに、、、
地形的な「山」としての、羽黒山の山頂はどこなのか。
そのあたりも含めて、出羽三山歴史博物館で聞いてみる事にしました。

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まず、祈祷ですが、、、
かつては行っていたのですが、今はやっていないとの事でした。
どうしてもお願いしたければ、、、
本格的な祈祷を申し込む事になります。ウン千円コースです。
また、山頂の件ですが、三角点の位置を知りたかったものの、
博物館のオバチャンには、その意味が通じず、、、
ただし、
「補屋の裏あたりが、一番高い」
との情報を得る事が出来ました。

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これが補屋(しつらえや)
兎や烏に扮して踊る「松例祭」の「験競べ」など、
室内行事が行われる建物なんですって。

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その補屋の裏手には土手がありまして、、
確かに、このあたりでは一番高そうです。
そして、テッペンに何かありますよ。

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道なき道を登ってみますと、、、、
何やら配水の施設のようなモノが。。
三角点などは見当たらず、、展望も無く、、
とってもイゴコチが悪い場所でした。
でも、、、
ココが羽黒山の最高峰なの! 最高峰なのよ!!
【下山開始 9:22】

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五重の塔に戻ってきました。
8:30のオープンですので、すでに営業中。
さっそく見学しようぢゃないですか。
拝観料500円を払うと、集団祈祷。
結果的に、羽黒山でのお祓いも叶いました。
【五重の塔10:04。山頂より0:42】

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五重の塔に足場パイプが組まれていまして、
ソレを伝って塔の中に入るんです。
中は撮影禁止。
おなじみのターヘー画は、、、割愛します。

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塔を支える芯柱も、3層目あたりの小窓から覗き見る事が出来ました。
それも撮影禁止です。
その代わり、、、
屋根の造りの巧妙さをご覧くださいませ。
最初に創建されたのは931~938年あたりで、
現存する塔は1372年に再建されたものだそうです。

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隋神門前駐車場に戻ってきました。
深夜はガラガラだったのに、すでにギチギチです。
とにかく、これで出羽三山はコンプリートできました。
東京に戻ったら、記念の石碑、、供養塚でも建てましょうかね。
ウソです。どんだけ費用がかかるのやら。。
【時刻は10:22。五重の塔より0:18。山頂より1:00(五重の塔の見学時間含む】

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【我が家のコースタイム】
隋神門→(0:12)→五重の塔→(0:06)→一の坂→(0:10)二の坂→(0:12)→三の坂
→(0:21)→山頂→(0:42)→五重の塔→(0:18)→隋神門駐車場


この記事へのコメント

  • 山ちゃん

    こんにちは!
    羽黒山登頂おめでとうございます
    こんなに低い石段を2446段とはピークハントで登る山じゃないようですね^^
    これで出羽三山の達成ですね
    2019年08月29日 10:19
  • おぎひま

    山ちゃんさん、コメントありがとうございます。

    確かに、登山では無く参拝ですね。
    カミさんやマナムスメはスニーカーで登りました。
    ワタクシだけが登山靴。
    下りでコシに来るのを恐れたのですが、
    石段が低いので、心配する事は無かったです。。
    2019年08月29日 19:47

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