2019夏休み・出羽三山編【2】未来(来世)の象徴、湯殿山神社

信仰の山、出羽三山を目指した我が家。
本来なら羽黒山、月山、湯殿山と辿るべきなのだそうですが、
日程の都合で、湯殿山からスタートとなりました。
羽黒山は「現在」、月山は「過去」、湯殿山は「未来」の象徴だそうでして、
未来からスタートなんて、なかなかオツぢゃないですか。
それでは、レッツゴー!

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湯殿山の標高は1500m。
1504mとする表記もありますが、いずれにしても山頂への登山道はありません。
土産物屋のオヂサンによれば、残雪期には辿り着けるそうです。
我が家はバリエーション登山など出来ませんので、
オトナシく山麓の湯殿山神社の本宮をゴールとします。
仙人澤の駐車場から本宮までは、徒歩20分ほどの登り坂ですが、
本宮入り口まで、参拝バスが運行されています。
15分間隔の運転で、片道200円、往復300円。
さあ、この位は歩きますぞよ。と思ったら、、、
なんと、バスに乗るハメに。。
マナムスメさまの指令です。やれやれ。
ぢゃあ、片道だけですぞよ。

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クネクネ道をバスで駆け上がり、、
アッという間に本宮入り口に到着しました。
ここから先は歩きになります。
このあたりの標高は950mほどでしょうか。
時折パラパラっとくる天候で、なかなか涼しいですよ。

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ココからは「ご由緒により撮影禁止」。
神様の領域を撮ってはイケんのですな。
判りました。ご指示に従います。
盗撮なんぞして、バチが当たるのはゴメンですもの。
【本宮入り口出発 13:51。】

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沢沿いの道を登ると、ほどなく湯殿山の本宮に着きました。
本宮を参拝する為には、ココでクツを脱がねばなりません。
裸足になるのが必須ですので、人前でソレが不可能な着衣では厳しいです。
更衣室なんぞは用意されていません。
裸足になったら、一人500円の祈祷料を収め、お守りと人型の札を受け取ります。
お祓いを受けたら、人型を体中にこすりつけて穢れを乗り移らせ、
それを池に流せば、準備は完了。
これでやっと、ご神体に向かうお許しが得られました。

撮影禁止なので、ワタクシのターヘー画でお伝えしますが、
記憶違いや抜けはご容赦くださいませ。

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お湯が噴出している大きな岩が、ご神体です。
裸足で登るのですが、火傷するほどの湯温ではありません。
カムイワッカの滝を思い出しつつテッペンに立てば、
得も言えぬアリガタミが、五臓六腑から海綿体まで染み渡ります。
これで参拝は完了。
足湯もありますので、思い出作りにソレにも漬かりましょうか。

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本宮の裏手に「御滝」という滝があり、
そこに至るには90mの鉄階段を下りる、、、、
ネット上ではそのような記載があり、楽しみにしていたのですが、、
残念ながら、一般人は立ち入り禁止。
しかるべき手続きを踏んだ修行者だけしか、ソコには行けないとの事でした。
パンフレットの写真は、こんな感じです。
ソレを見ると、、、
なんだか、行けなくて良かったような。。
【参拝完了 14:29】

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本宮入り口からの帰り道は、歩く事にしました。
舗装された車道歩き、、ずっと下り坂ですのでラクチンです。
沢沿いにダイナミクそうな参道があるものの、
やはり、一般人の侵入はダメなのだそうです。

下り道の途中、、「湯殿山 山姥」なる祠がありました。

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これが、その山姥さま。
一昔前の一部の女子高生のメイクとは違い、
ホンモノならではの恐ろしい顔つきですよ。
でも、この山姥は、決して凶悪な事を仕出かした訳ではありません。
山姥は、湯殿山の滝から流れ出てくるアリガタい言葉を、
フキの葉で隠してしまったのだとか。
それに気が付いた弘法大師さまが、山姥を法力で封じ込めてしまい、
それが、月山と湯殿山の中間にある「姥ヶ岳」の名の由来になったんですって。

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湯殿山神社から、姥ヶ岳の脇を巻いて月山に至る登山道もあります。
そのルートは、月山の山頂まで4時間ほど。
御滝ほどでは無いにしろ、鉄梯子を使った滝越えが何か所もあり、
どうやら、ヘタレな我が家向きではありません。
月山には北側の8合目から登頂し、コチラは下山ルートとして使うのがお勧めみたいです。
縦走路になりますので、クルマの停め場所に困りそうですが。。

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道沿いにも小さな滝があったりしまして、
ノンビリと眺めながら舗装路を歩くのが、
我が家にはお似合いですよ。
とっても安全です。
バスが通りますので、ソレには気をつけねばなりません。
あと、熊にも。。

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見上げる崖にも、何気に神々しさがありますね。
さすが出羽三山のトリを務める湯殿山。
とにかく、、
逆回りの我が家は、これで三山の一つ目をクリアした事になりました。
翌日は月山。。
今度はホンモノの登山になります。

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仙人澤の駐車場に戻り、、
これで、この日の行程はオシマイ。
我が家は、ソコにある「湯殿山参籠所」に泊まります。
一泊目から宿泊まりとはゼイタクですが、、
ココは、いわゆる宿坊。
参拝者の為の、清く正しい宿泊所な訳ですね。
一度はそういう所に泊まって、精進料理を味わいたかったんです。
酒も断つ?
と、とんでもございません。
ちゃんと、館内でもソレを売ってますし。。
【時刻は15:01。本宮入り口から0:32】

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【我が家のコースタイム】
仙人澤駐車場→(バス)→本宮入り口→(本宮参拝0:38)→本宮入り口→(0:32)→仙人澤駐車場

出羽三山編【1】トルコ経由で湯殿山へに戻る

この記事へのコメント

  • 山ちゃん

    今晩は!
    湯殿山神社への山歩きお疲れさまでした。
    山頂までの道がないのであれば、ここまでで十分でしょう(^_-)-☆
    ご神体が湯が噴き出す岩とは知りませんでした。
    御利益がありますように!
    2019年08月25日 20:25
  • おぎひま

    山ちゃんさん、コメントありがとうございます。

    残雪期にバリルート、、、
    我が家には、そんな技量はありませんので、
    コレで良しとします。。
    ご神体は、なかなかキモチ良いですよ。
    機会がありましたら、ぜひ!
    2019年08月26日 06:55

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