剣山から下山し、見の越の駐車場に戻ったのが12時40分。
ドップリとヒルメシタイムでありますが、
グッと堪えて、香川県に戻ろうぢゃないですか。
それは讃岐うどんを食べる為。
お食事処「まつうら」の祖谷そばぢゃダメなんです。
2008年の讃岐うどん巡りでは2日で5軒食べましたが、、
今年も3軒位は周りたいところですもの。
見の越の駐車場から一番近く、そして営業時間内に間に合う店、、、
狙いが絞られたのが、高松空港近くの「もり家」という店。
かき揚げがウリとの事です。
やはり、四国の酷道は時間が掛かり、15時すぎに到着してみると、、
がぁぁぁぁん。。大行列ですよ。。(↓の写真)
40人くらいは並んでいましょうか。
でも、、待つしかありません。
それが讃岐うどを食べる為の宿命なのであれば。
5日前、1軒目になるハズだった手打十段 うどんバカ一代では、、
行列にメゲて逃走していますし。
メニューを眺めると、、、、イイお値段ですね。(↓の写真)
具材がチョコマカ乗った「もりもりうどん」750円、
「天ぷらおろしうどん」が1080円などなど。。
要は、地元に根ざした日常チックな立ち位置の店ではなく、
観光客に豪華版讃岐うどんをフルマう方向性ですな。
さぬきうどん店が二極化しているのは、前回のツアーで理解しています。
で、コレが自慢の「かき揚げおろしうどん」900円也。(↓の写真)
巨大サイズのかき揚げ、、、コレはソソられますね。ごくり。
高いの何の言ってたクセに? コレを食べる?
アタリマエです。何が悪いのですか!
我が家は観光客なんですから、少しぐらいゼイタクさせてくださいな。
ちなみに、エコノミーなメニューもあります。(↓の写真)
「かけうどん」350円
「ざるうどん」420円
「釜上げうどん」450円
この辺が、何気に身分相応ではありますが、、、
並んでまで食べるのに、そのあたりではナニすぎますって。
到着してから、店に入るまで30分。。
配膳されるまで、さらに25分。。
うどんは、ラーメンよりも待ちが長いですね。
麺茹での時間が余計にかかるのでしょう。たぶん。
待つ間、手打ちの光景を見て過ごすのもオツな時間かもしれません。(↓の写真)
登場した「かき揚げおろしうどん」900円。(↓の写真)
ワタクシ、カミさん、そして長男坊が、コレを頼みました。
それにしても、、、、
このかき揚げのデカさと言ったら!!
かつて高尾山の「もみじや」で食べた、
ユリ根が入ったかき揚げそばに匹敵する巨大かき揚げですよ。
カヂリつくと、、なんとも言えない香ばしさ!
エビが目一杯入っていまして、これはゴチソウです。
タマネギだけの六文そばのかき揚げと比べるのは、犯罪です。
食べ応えも十二分で、、、
ああ、こんなに食べて、2軒目に行けるかしらん。。
麺の具合はどうなのかですって?
ホンモノの讃岐うどんの店のソレが、ンマくない訳ありません。
ツルツル・モチモチ・シコシコに決まっていましょう。
キッパリ。
マナムスメは「鶏からおろし」900円を選びました。(↓の写真)
大振りな唐揚げが5個、、
これまた食べ応えがありそうですね。
いかにも、肉食女子っぽいチョイスだと言えましょう。
たぶん、「かき揚げなんぞ、クサの天ぷら」
なんて考えたんでしょうね。ハズレてますが。
もり家 店舗情報:
キッチリとハラは満たされつつも、、、、
次の店、高松市前田の「なかむら屋」へ。
マスコミにも取り上げられる大人気店でありながら、
「かけ」230円と言うエコノミーさ。
麺へのコダワリがハンパないそうです。
到着すると、、覚悟していた行列が無し!!
でも、、ソレはヌカ喜びで、、、
麺切れで営業終了していたのでした。。
気を取り直して、牟礼町の「山田家」へ。
山田うどんぢゃ無いですよ!
ぶっかけうどん発祥の店とも云われる、老舗です。
ところが、、、、
コチラは、駐車場待ちの大渋滞。。
ピクリとも動きません。。
クルマを止めさえすれば、案外と店自体は空いてたりしないかと、カミさんが偵察に行ったら、、
そういうモンダイではありませんでした。
店の前にはアリのように人が群がっていたとの事です。
これは、、退散するしかありません。
通りがかりのセルフうどんの店は、タッチの差で営業終了。。
もう一軒は、あまりのガラガラっぷりに恐れをなしてパス。
みんな「今日は、もうイイや」なんてキモチになってきました。
明日明日! うどんの続きはは明日!
などとウメきながら走る国道は、、、、
驚く事に、右も左も線路ですよ。(↓の写真)
右が琴平電鉄、左がJR高徳線。。
右折しても左折しても踏切が待ち構えている十字路まであり、、
なんだかフシギな光景ですね。
せっかくですので、屋島に立ち寄ってみる事にしました。
源平合戦の古戦場となった、あの屋島にです。
2018年から屋島スカイウェイが無料化されましたし。
そのスカイウェイの名物が、ミステリーゾーンです。
「この先200m ミステリーゾーン 通行注意」
キチンと看板まで出ているんです。(↓の写真)
更に近づくと、再び予告看板。
「この先 ミステリーゾーン?」(↓の写真)
さて、この正体はナニモノでしょう。
このあたりがミステリーゾーン。(↓の写真)
周りの風景や地形の関係で、登り坂なのに下りに見えちゃうポイントなんです。
阿蘇の大観峰の近くなど、他にも何か所かありますよね。
記憶の限り、わざわざ看板まで設けたのはココだけだと思います。
スカイウェイは、標高292mの屋島のテッペンまで続きます。
道は無料化されましたが、駐車場は有料。。
普通車の場合で300円を惜しんだら、ソッコーで戻るしかありません。。
女木島に沈む夕日を眺めつつ、、とっとと帰りましょうか。。(↓の写真)
ちなみに、、、、
屋島は、もともとは島だったそうです。
江戸時代に埋め立てられて陸続きになったとの事。
なので、源平合戦の頃は島だったのですね。
なお、、海上保安庁は、屋島を島として扱っているんですって。
なるほど。。
陸続きと言え、本土との境は川で区切られていまして、
橋を渡らなければ行き来できない状態です。
屋島から戻り、到着したのは、、、、
じゃじゃぁん! やしま第一健康ランドです。(↓の写真)
四国に上陸した初日にココで泊まって以来、、
6日ぶりに戻ってまいりました。
今宵も、ココで泊まるツモリな訳ですね。
その後、、、
と続きましたから、、、
久々に、キチンと床や屋根がある場所での宿泊になるんです。
ボンビー家族が長期旅行に出る為には、仕方ありません。
世間はドップリとGWですので、GW初日だった前泊とは大違い。
推定3倍ぐらいの客の入りで、館内レストランは超満席。。
でも、外には出られませんから、1階の大食堂「 サンフランシスコ」で、
どうにかジャンクなモノにアリツケました。(↓の写真)
これだって、「配膳に1時間かかるかも」なる条件付きだったんです。
実際には、割りとすぐに出てきましたが。
それでも、キチンと地酒は飲みました。
香川県琴平町の「金陵」です。
おっと、ココにもうどんがありますね!(↓の写真)
「ざるうどん」464円
「きつねうどん」540円
「釜揚げうどん」540円
などなど。
食べ損ねた2杯目として、コレでもいっとく?
やめましょう。明日、キチンとした店で食べましょうよ。
でも、、、今から思えば、、、、
「うどん県」とまで名乗るお国柄ですから、
こういう場所でも、リッパなうどんが出てきたかもですよ。
試しに食べておくべきでしたね。。
無念。。
とにかく、大混雑ですよ。(↓の写真)
基本的に、入場は断らないでしょうから。
廊下もホールも寝場所と化してるんですって。
女子部屋のほうが混雑が激しかったらしく、、
カミさんとマナムスメは、どうにかソファーを確保するのが精一杯だったそうです。
ドトウのごとく押し寄せる観光客に嘆いてはダメですね。
だって、自分たちもソレなんですもの。
寝辛いからなのか、、深夜、マンガコーナーに出没したマナムスメ。(↓の写真)
1万冊の蔵書を誇る、コチラ自慢の設備なんです。
ダメだよ、寝なきゃ。
トォチャンは何をしているのかって?
決まってるでしょう。「キリン」を読んでるんですっ。
こうして、、不毛な夜は更けていくのでした。
この記事へのコメント