四国の屋根、剣山へ!【令和元年GW・8】(徳島県三好市、美馬市、那賀町)

剣山、標高1955m。

日本百名山にも名を連ねる、四国の高山です。

西日本最高峰の座は、同じ四国山地の石鎚山(1982m)に譲りつつも、

剣山だって第2位の座はキープしているんです。

我が家は2日前の石鎚山登山に続き、、

コチラ剣山への登頂も目指しました。

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早朝から行動を開始し、剣山登山口に着いたのは、朝8時。

それでも、駐車場は満杯でした。

みぃんな悪名高き酷道R439(よさく)を頑張って走ってきたのですね。

三野のキャンプ場からやって来た我が家は、R438(ヨサハチ)なので多少はラクチンでした。

それでも、連続ヘアピンの峠越えには変わりませんが。

結局、、、、

民宿&お食事処「まつうら」で500円以上の買い物をするという約束で、

ソコの駐車場にクルマを止められた次第です。(↓の写真)

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剣山にはリフトがあるんです。

スキー場のリフトの転用ではなく、登山専用です。

剣山スキー場は、剣山とは違う山の斜面ですし。

もちろん、我が家もリフトを活用しました。

だってラクチンなほうがイイですもの。キッパリ。

通常の始発は9時でしたが、この日は8時半前から運転を開始しました。

大勢の客が押しかけていましたので、前倒しにしたのでしょう。

ちなみに、夏休み期間は8時からの営業です。

正面に見えるのが、剣山の山頂です。

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15分ほどの乗車で、終点の西島駅へ。(↓の写真)

標高差330mも稼いでしまい、ココの標高は1750m。

もう山頂までの標高差は200m余りしかありません。

剣山が、「簡単に登れる日本百名山」の上位にランクインされる由縁ですね。

美ヶ原霧が峰よりはマシだと思いますが。

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リフトを降りたところで朝ゴハン。(↓の写真)

前日から用意していたパンです。

リフトの始発待ちの間に食べるツモリでしたけれど、

フライングで運行を開始した為、下車後に食べる事になりました。

下界よりも景色が断然良いですから、得した気分ですね。

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目の前に、瓶ヶ森(1897m)のような形の山。(↓の写真)

同じ四国山地の山とは言え、全く場所が違いますので、

当然ながら別の山です。

地図で調べると、、、丸笹山(1712m)みたいですね。

このあたりと、ほぼ同じ高さです。

なんてキモチ良さげな山頂なんでしょう。

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ハラが満たされたところで、いよいよ登山開始。

とても歩きやすいハイキングコースで、クサリ場なども無く、、(↓の写真)

石鎚山とは大違いですね。

厳密に言いますと、、、剣山も修験道の山でして、

コースを選べば、クサリ場だってあるんです。

それは「おくさり」と呼ばれ、高さ80m。

けっこうハードな垂直岸壁みたいです。

【登山開始 8:55】

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いくつかある登山ルートのうち、、

我が家が選んだのは「尾根道」コース。

それが頂上への最短ルート、、水色の線がソレですね。(↓の写真)

西島駅から山頂まで、高低差245m、距離960mなのだそうです。

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尾根道という位ですから展望も良く、、

剣山の山頂が頻繁に顔を出してくれる快適なコースですね。

ほどなく枝折神社に到着。(↓の写真)

平家の落人伝説に絡む神社みたいです。

ココから「おくさり」にも向かえますが、どうしましょう。

【時刻は9:06 西島駅から0:11】

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これが「刀掛けの松」。(↓の写真)

実は壇ノ浦から生き延びた安徳天皇が、

剣山に登る途中で、この松に刀を掛けたのだとか。

ファンタジーですね。

とっとと前進しましょうか。

おくさり方向?

ち、ちがいます。

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鳥居が見えてきました。(↓の写真)

「剣山本宮」とありますが、、、、

ま、まさか、、、

何の見せ場も無いうちに、もう山頂なのでしょうか。

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「剣山本宮宝蔵石神社」とありまして、(↓の写真)

まずはお参りを。

ココは、もう殆ど山頂ですが、、

ホントの山頂は、もう少し先になります。

【時刻は9:23 枝折神社から0:17】

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山頂は、こんな感じです。(↓の写真)

「剣」の字に激しく反した、なだらかな草原状の頂なんですよ。

標高の割りにはキッチリと樹林帯を突破しているんです。

地面の保護の為の木道が設けられていまして、

歩き回れる場所は限られています。

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大きなアンテナ脇を通り抜けると、、

山頂が見えました。(↓の写真)

なかなか大盛況で、結構な人数が群がっています。

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山頂の三角点がコチラ。しめ縄で囲まれています。(↓の写真)

さらにロープで囲われていて、近づけません。

【時刻は9:31 剣山本宮宝蔵石神社から0:08】

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仕方が無いので、「剣山1955m」の前で記念撮影。(↓の写真)

ニギワっていまして、3人ばかり順番を待ちました。

それにしても、、、

登山開始から、わずか36分で登頂ちゃいましたよ。

このまま下山したら、、、10時前には、もう西島駅ですね。

それでは、なんだか勿体無い。。。

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目の前に迫る山、、、、次郎笈(じろうぎゅう)という山です。

妙な山名ですよね。

「笈」とは、修験者が背負う箱型の背負子なのだそうで、

山をソレに見立てたのでしょうか。

標高は1930mですから、剣山とあまり変わらず、

西日本では第4位の高山になるのだそうです。

せっかくなので、次郎笈まで足を延ばす事にしました。

このままでは拍子抜けですし、、

なんだかキモチ良さげな稜線歩きに見えますもの。

なお、次郎がいて太郎が居ないのかと思ったら、、、

なんと、剣山の別名が「太郎笈」なんですって。

ならば、ますますセットで登りたくなりましたよ。

行きましょう! 次郎くんに!

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【我が家のコースタイムまとめ】

リフト西島駅→(0:11)→枝折神社→(0:17)→本宮宝蔵石神社

→(0:08)→剣山山頂


剣山に登頂! 速報版:




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