令和の世の中になった初日に、石鎚山を目ざした我が家。
まずは、弥山1978mの頂上に着きました。
もちろん、最高峰の天狗岳1982を目指す所存ではあるものの、、
山頂へのルートは思いっきり困難そうで、、、
それがアカラサマに見えるんですよ。。(↓の写真)
とにかく、落ちないように頑張りましょう。。
まずは、弥山の山頂直下の、下りクサリ場。(↓の写真)
ずっとクサリ場を避けていたトォチャンも、回避ルートはありません。
短いですが、慎重にね。
岩が濡れているので、要注意ですぞよ。
ナイフリッジのアップダウンが続きます。
ひと滑りすれば、眼下のどこまで落ちますやら。。
後方の、白装束の集団が群れているのが、弥山の山頂です。(↓の写真)
そこから聞こえてくる法螺貝の音色が妙に心強く、、、
なんだか修験道の修行をしているような気になってくるんです。
高度なテクニックが必要なルートではありません。
必要なのは、飽くなき慎重さと、そして度胸ですな。
クドいですけれど、ココで滑ったら、、、
後の事は何ぁんにも考えなくて済む立場になりましょう。
ココも、そういうポイントです。(↓の写真)
3点確保は確実にね!
ホントは4点確保が安全ですが、それでは先に進みませんです。
なお、すれ違いに大いに時間が掛かりますので、
多客期には、十分に余裕を持った行程で望みましょう。
途中で引き返す勇気も打診したのですが、
首を縦に振らず、ついに石鎚山・天狗岳の頂上に立ったマナムスメ。(↓の写真)
標高1982m。西日本最高峰。
そして、日本百名山の一員でもあるんです。
すぐ後ろのに見えるピークは、石鎚山の3つ目の山頂・南尖峰(なんせんぽう)。
標高は、天狗岳と同じく1982 m。
ソッチも行っときますか?
も、もうイイです。十分です。
ウップ。
【時刻は11:43。弥山から0:25】
帰り道も慎重に。
ノドカに歩いているように見えますが、、、、
絶対に失敗は許されない平均台ですよ。(↓の写真)
天狗岳の頂上で写真を撮りっこしていたソロの登山者が、
「もう二度とココには来ないでしょうから」
などと言い合っていました。
だ、大賛成です!
もしも再び石鎚山に登る事があっても、、
ワタクシは弥山で十分です。
愛してるよ! 弥山!
そんな弥山のほうから、万歳三唱が聞こえてきました。
とうやら、はるか遠く離れた皇居で、、、、
新天皇の即位後朝見の儀が終わったのかと思われます。
修験道の人々は、それを石鎚山でお祝いする為に集まったのでしょうか。
弥山に戻ってきました。(↓の写真)
下山が終わるまでが登山でしょうけれど、ひとまずこれで一安心。
メシにしましょう! メシ!
白装束の人々は、三々五々に下山を始めました。
【時刻は12:12。天狗岳より0:29】
メニューは、前日に買っておいたパン。(↓の写真)
軒並み、気圧差で袋がパンパンになっていました。
残さず食べてくださいませ。
これらを全部背負ってきた、トォチャンの荷物を軽くしておくれ。
【弥山出発 12:43】
下りは早いです。快適です。
クサリ場は、全てパスしました。
夜明峠の手前から振り返りますと、、、(↓の写真)
往路では霞みがちだった石鎚山が、バッチリと全容を見せてくれていました。
中央右寄りの建物の上が二の鎖、その上が三の鎖、そして弥山。
そこから稜線を左に伝って天狗岳ですね。
八丁までイッキに下り、成就への登り返しの途中、、、
石鎚神社と書かれた鳥居がありました。(↓の写真)
これは「霊峰 石鎚山 遥拝の鳥居」です。
頂上まで行かない人は、ココでお参りして、、、
そして成就社に戻りなさいという場所なんですよ、ココは。
なので、キッチリと賽銭箱も用意されています。
この人たちは、山に行かない人?
違います。
令和の旗をハタメかせながら、山頂で万歳していた方々です。
【時刻は14:37。弥山より1:54】
最後の八丁坂も登り切り、、、
成就社の山門に到着!(↓の写真)
お疲れ様でした。。
ロープウェイ乗り場までは、もう少し下るんですけどね。
【時刻は14:50。遥拝の鳥居から0:13】
天気はすっかり回復し、、
瓶ヶ森(かめがもり)の姿も見えてきました。
「森」と言っても石鎚山脈の一員の山で、標高1897m。
四国で5位、、西日本では7番目に高い山です。
瓶ヶ森林道を使えば簡単に登れるそうで、、
山頂部の平原など、特異な地形も何気に見ごたえありそうですね。
石鎚山を拝む展望台としても良さそうですよ。
いつかアチラにも登ってみたいです。
ロ-プウェイ、成就駅に到着。(↓の写真)
この日は時刻に関係なくピストン運行していまして、
待つ事無く乗車できました。
朝の段階では、登るか延期するか悩みどころでしたけれど、
結果オーライですよ。たいへん良くできました。
超大型連休ですから、好天となったらなったで、、、
アレもコレも大混雑だったかもしれません。
令和の初日の登頂という、記憶に残るオマケもつきましたし。
【時刻は15:15。成就より0:25】
京屋旅館の駐車場に戻ってきました。(↓の写真)
ココで、ひとっ風呂あびようぢゃないですか。
なにしろ京屋は温泉旅館。日帰り入浴も受け付けています。
石鎚の汗は、石鎚で流さねばなりません。
「平成生まれの石鎚山温泉」とありますので、(↓の写真)
昔ながらの温泉では無さそうです。
平成の温泉に、令和初日に入るのもオツですよ。
しばらく、何でも「令和初」が続きそうですね。。
露天風呂はありませんが、古風な岩風呂チックで味がありますね。(↓の写真)
白濁した湯が、いかにも効きそうですって。
しかもジャグジーになっています。
これで500円ですから、モンク無しですよ。
効能は、こんな感じです。(↓の写真)
泉質は
含二酸化炭素-ナトリウム
塩化物
炭酸水素塩冷鉱泉
とありまして、高血圧や水虫に良いそうです。
化粧ののりが良くなるそうですよ、オクサマ。
素肌美人だからいらない? さいですか。。
大好きなコーヒー牛乳は無く、、、
自販機のカフェオレで湯上りをクツロぐマナムスメ。(↓の写真)
このまま泊まれば、トォチャンもビールを飲める?
ココは温泉旅館ですし、それはナイスなアイデアではありますが、、、、
ダメです、ガマンしなさい。今日も野宿ですぞよ。
【我が家のコースタイム】
弥山→(0:25)→天狗岳→(0:29)→弥山
→(0:23)→二の鎖下→(0:18)→夜明峠
→(0:17)→一軒茶屋→(0:34)→八丁
→(0:24)→遥拝の鳥居→(0:13)→成就社
→(0:25)→ロープウェイ成就駅
速報版:
https://ogihima.seesaa.net/article/201905article_6.html
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この記事へのコメント
山ちゃん
いや~あっ、雨の中よく石鎚山に登られましたね。おまけに、天狗岳まで征服されるとは只者じゃないファミリーですね。大変お疲れさまでした(^_-)-☆
嫌みなのは下山する頃に天気が回復する事ですね。
おぎひま
いえいえ、我が家はヘタレ、、、
特にトォチャンがソレですので、
ほどほどに登るだけです。。
ウチのカミさんによると、、、
「帰る日は晴れる」
なる法則があるそうです。。