日本三大鍾乳洞・龍河洞、、、スベる巨匠と神の壺【平成最後のGW・8】(高知県香美市)

四国で過ごすGWの3日目を迎えた我が家。

2019年5月29日、、朝7時半。

夜行バスで追いかけてきた長男坊とも高知駅で合流し、

晴れて家族4人が揃いました。

この日は朝から雨模様ですので、、

屋根のある観光地、、龍河洞を目指す事にしました。

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その前に、アサメシですね。

朝から営業している店を探しながら市内を走ると、、

路面電車のオデコの部分に、「ごめん」の文字が!(↓の写真)

有名な、土佐電鉄のごめん電車ですね。

行き先の「後免」をカナで標示している訳です。

ちなみに、反対側の終点は「伊野(いの)」ですので、

「ごめん」と「いーの」で行き来しているんですよ。

せっかくの「ごめん」の文字は、ワイパーが被ってしまいました。。

雨のイヂワル。。

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やっと見つけた店は、「なか卯」でした。(↓の写真)

「32号高知葛島店」とあります。

新宿・マクドでバンメシを食べて夜行バスに乗り、

降りたら高知・なか卯でアサメシ、、

なんだか長男坊がフビンです。

でも仕方ありません。

コンビニのオニギリよりはマシでしょう。

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マナムスメは「和風牛丼(並)」380円。(↓の写真)

朝から牛丼ですか、、さすが肉食女子ですな。

なか卯のソレは、しらたきが入っているのですね。

やっぱりワタクシは吉野家が好みです。

アキバ界隈では、サンボのほうが幅を利かせてますが。。

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長男坊も負けていません。

「4種チーズの親子丼」590円。(↓の写真)

これまたパワフルですな、朝から。

夜行バスで疲れた体を癒す?

まあイイでしょう。癒されなされ。

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ここでワタクシが参戦すれば、、、

富士山5合目・朝飯ドンブリ合戦の再現という事になりましょう。

あの時は、マナムスメ「カルビ丼」、長男坊「親子丼」、

そしてワタクシが「かつ丼」でしたっけ。

でも、今回は辞退いたします。

トシヨリにムリは禁物。若い者だけで盛り上がりなさい。

で、選んだのは「目玉焼きベーコン朝定食」390円(↓の写真)

なかなか豪華で、なのにエコノミーでしょ? エッヘン。

別に、ワタクシがエラい訳ではありませんが。

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もちろん、カミさんもドンブリ合戦には参戦せず、

注文は「海老かきあげうどん」430円です。(↓の写真)

さすがオトナです。キチンと生きています。

カミさんは、富士山5合目でも「きのこそば」を頼んでいましたもの。

それから比べると、、少しばかりゼイタクではありますね。

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ハラも満たされ、、、、

龍河洞に到着しました。

恐れ多くも、日本三大鍾乳洞のメンバーです。

ちなみに、後の2箇所は岩手・龍泉洞と山口・秋芳洞ですね。

国の天然記念物にも指定されている、栄えある鍾乳洞なのですが、、

まったくさえない、このゆるキャラはナニゴトでしょうか。(↓の写真)

「龍河洞リューくん」というそうです。。

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この絵のタッチに、なんとなく見覚えがあると思ったら、、、

そうそう、やなせたかし画伯の作品ですよ。

地元・高知が生んだ巨匠が、じきじき生み出したキャラでしたか。。

我が家の2人たちも、アンパンマンにはずいぶんお世話になりました。

それはそれとしましても、、このリューくんは、、、ねぇ。。

きっと、発注元の担当者も、地元の巨匠の作品にダメ出しは出来なかったんでしょうね。

フクザツな、オトナの事情の世界ですよ。

マンホールのフタにもリューくんの姿が。。(↓の写真)

やっぱりサエません。。

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気を取り直して、龍河洞に入りましょう。

入り口に至る階段を登る二人達。(↓の写真)

実はすぐ横にエスカレーターがあるのですが、

あえてソレを使わない、ツオい子供たちです。

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これが、龍河洞の中身です。(↓の写真)

決して一本道ではなく、ずいぶん入り組んでいるんですね。

赤い線が現在の見学ルートです。

かつては違うルートが公開されていた時期もあったんですって。

黄色い線は、1クラス上の「冒険コース」。

専用の衣装に着替え、ヘルメットを被った上で、一般未公開ルートに立ち入るそうです。

通常の入場料1100円の他に、冒険コース代1000円、衣装や長靴類のレンタル1000円が加算されます。

けっこうなお値段になりますが、、、、

なかなかの大人気で要予約。

その予約もビシっと埋まっていまして、キャンセル待ちは必至との事でした。

よって、飛び込みでチャレンジしようとしていた我が家は、アウトです。。

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仕方なく、一般コースを突き進む我が家。(↓の写真)

一部狭いところもあるものの、概ね快適です。

思いのほか水が澄んでいないのは、外が雨だからでしょうか。

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急峻な個所にはキチンと梯子が掛かっています。(↓の写真)

実はワタクシは2回目なんです。

もちろん細かい事は覚えちゃいませんので、

新鮮なキモチで見学させて頂きましたですとも。

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女木島の人工洞窟と違いまして、、、

大小様々な鍾乳石がお出迎えですよ。

初めて来た時は、主だった見所にスタッフが立っていまして、

アレコレ説明してくれたのが印象的でした。

しかし、今回はスタッフの姿がありません。

コストカットの為に廃止されてしまったのでしょうか。。

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カラフルなライトアップもステキです。(↓の写真)

こういう工夫も楽しいですよね。

日本一長いと言われる岩手の安家洞は、

あまりにも地味すぎて飽きましたですもの。。

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やややや! 説明員を発見!

黄色いウィンドブレーカーの御仁が、そのお方です。(↓の写真)

我が家は8:30のオープンとほぼ同時に入場しましたので、

スタッフの配置が間に合わなかったのでしょうか。

あるいは、そうではなく、、、

配置は、この重要ポイントだけに絞ったのでしょうか。

正解は、、、、

どうやら有料化され、同行しながら説明してくれる仕組みになった模様です。

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これが、その重要ポイント。

龍河洞の一番のウリの一つ、、、「神の壺」です。(↓の写真)

壺のような形の鍾乳石? そうではありません。

ホンモノの壺なんですって。弥生時代の。

この龍河洞は、弥生時代に人が住んだ痕跡があるそうです。

ここは、水が汲める場所でして、、、

水汲み用に配置されていた壺が、何らかの理由でそのまま放棄され、、

長い年月の経過のうちに、鍾乳石に取り込まれてしまったんですって。

壺の持ち主に何があったのかは、もう誰にも判りませんが、、

アナタの壺は、アナタの住居を天然記念物に導く大きな要因になりましたよ。

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「第二の神の壺」を作る実験も行われていました。(↓の写真)

壺を配置し、鍾乳石に取り込まれていく経過を観察している訳ですね。

設置されたのは昭和12年、、、、すでに82年が経過しています。

でも、まだまだ「取り込まれる」と言える状態には至っておりません。

昭和、平成、令和、、、、

どれだけ年号を重ねれば、そうなりましょうか。

なにしろ、こうなるまでに2000年が経過しているんですから。

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ココが出口。お疲れ様でした。(↓の写真)

歩行距離は、約1km。

アップダウンもある、、、と言いますが、殆どがソレですので、

相応の体力をつけてからチャレンジしてくださいませ。

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洞窟の前に連なる売店で、「ごっくん馬路村」を発見!(↓の写真)

高知県馬路村が誇る、ゆずジュースなんです。

地元の清涼飲料ですから、ココで売ってるのはフツーなのですが、

実は、奥多摩の七ツ石小屋の主人がコレのファンで、、

コレを定番の飲み物として小屋で売っているんです。

マナムスメは、七ツ石小屋でコレを飲み、大いに気に入っていたんです。

まさかの再会、、、、嬉しい限りです。

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オトナ達が惹かれたのは、コチラ。

土佐鶴に酔鯨、、、我が家でもオナジミの高知の酒ですよ。(↓の写真)

さっそく、都内では見かけない箱に入った酔鯨を購入し、、、

夜になるのが楽しみで仕方ありません。

この日の宿泊地は、この時点では未定ですが、、、

雨の中で野宿である事は確定しています。。。

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お土産で目立ったのが、このカツオ人間。(↓の写真)

何気に人気者らしく、アレコレに活用されていまして、、、

ヌイグルイもありましたが、かなりシュールです。

夕張の恐怖のメロン熊に匹敵するブキミさでした。

買わないのか? ですって?

買いません。キッパリ。

その代り、、、、

酔鯨のアテ用に、ホンモノのカツオの燻製をドッサリと買いました。

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お土産屋さんには、こんなモノもありました。

いわゆるガチャガチャなのですが、

タイトルは「なにかの化石」。(↓の写真)

思わず買いたくなりましたよ、コレは。

こういうネタものは大好きです。

でも、、、

500円という金額が、衝動的なココロをキッチリとなだめてくれました。

やれやれ。

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龍河洞 公式サイト:




この記事へのコメント

  • 山ちゃん

    こんにちは!
    高知県のご当地お土産「ごっくん馬路村」が奥多摩の山小屋にあるとは驚きですね。やはり、どなたもお気に入りの物があるんですね。
    土佐鶴は何度か飲む機会がありましたが、酔鯨は飲んだ事がないです。鯨も酔うほど強いお酒でしょうか?
    2019年05月21日 09:21
  • おぎひま

    やまちゃんさん、コメントありがとうございます。

    酔鯨は、オソロシく口当たりが良い酒です。
    なので、ついついグビグビ飲み過ぎちゃうんですよ。
    ある意味、非常にキケンなお酒です。
    2019年05月21日 13:05

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