GW10連休を四国で過ごす我が家。
上陸2日目の朝、向かったのは、、、高松港です。
早くも船で四国を離れる?
ちがうの。話を聞いて!
乗り込む船は雌雄島海運のフェリー。
その行先は、男木島なんです。
高松沖に寄り添う、2つの島。
男木島、女木島で、セットで雌雄島と呼ばれます。
ワタクシはウン十年前に上陸を果たしていましたが、
今回は、カミさんの希望で訪れてみる事になったんです。
ホントに何もない、ひなびた離島、、、の記憶でしたが、、、
何でしょう、この大行列!!(↓の写真)
なんでも、3年に一度の「瀬戸内国際芸術祭」というのが開催されていまして、
それのアオリみたいです。
それは、瀬戸内海の12の島で開催される現代アートの祭典で、
会場となる島は以下の通り。
直島・豊島・女木島・男木島・小豆島・大島・犬島・沙弥島・本島・高見島・粟島・伊吹島
一部、季節限定の島も含まれます。
我らが雌雄島も、その会場になっていまして、、、
島に渡るフェリー「めおん2」も、積み残しも出る混雑となりました。
後方デッキは、通勤電車並ですよ。(↓の写真)
目の前には、小豆島行きのフェリーが。(↓の写真)
アチラは大きな船なので問題は無さそうですが、、、
コチラは定員250名の船。
ちなみに、積み残された皆様の救済として、
先代の「めおん」が臨時便として出港する事になりました。
通常ダイヤだと次の便は2時間後なので、良かった良かった。
ほどなく、女木島が見えてきました。(↓の写真)
わずか20分の航海ですから、アッという間です。
ああ、何とも懐かしい島影ではあるものの、、、
こんな満員船で再会する事になろうとは、夢にも思いませんでした。
この界隈の島の位置関係は、こんな感じです。(↓の写真)
中央の下が、男木島・女木島。
その上が、アートの島を自認する豊島。
北に犬島、西に直島、東に小豆島。
いずれも瀬戸内国際芸術祭の会場です。
何気に気になるのが大島でして、、、
この島に向かう旅客船は、運賃がタダなんです。
なぜなのかと思ったら、、、
この大島には国立ハンセン病療養所がありまして、
島への航路は、関係者しか利用できなかったんですって。
今年の4月からは、芸術祭に伴って一般客も乗船が許されるようになったとの事です。
まずは女木島に到着。(↓の写真)
我が家はココでは下船しません。
しかし、、、、、
ワタクシの訪問当時とは、全くオモモチが違います。
港は大いに整備され、下船する人の姿も10倍以上どころではありません。
船に残った乗船客は、半分ほどに減りました。
船は、続いて男木島を目ざしました。(↓の写真)
女木島から男木島までも、同じく20分の航海です。
後ろから覗いているのは、小豆島でしょうか。
さすがにデカいです。
コチラは屋島。(↓の写真)
源平合戦の地としても有名ですね。
今は半島状ですが、もともとは島だったそうですよ。
江戸時代に、埋め立てられて陸続きになったのだとか。
でも、海上保安庁では、今でも屋島を「島」とみなしているんですって。
屋島の後ろのサンダーマウンテンのような山は、五剣山です。
男木島に上陸しました。(↓の写真)
初上陸の際、フェリーを降りたのは5人くらいだったかと思います。
「めおん2」はフェリーではありますが、、、
クルマと共に上陸する価値はありません。
なにしろ、走れる道路が殆どありませんですから。
我が家も、クルマは高松駅の近くのコインパーキングに預けてきました。
どうしてもクルマで来たい方は、、、、、
軽自動車でどうぞ。
しかも、ボコボコになっても惜しくないヤツで。
これは、桟橋の目の前にある「男木交流館」。(↓の写真)
いわゆるフェリーターミナルですね。
建物自体がアート作品なんですって。
もちろん、初めてお目にかかりましたですとも。
そもそも、、、ターミナル自体が無かったような。。
とにかく、島中がオシャレになっていました。
消火栓のフタも、このとおり。(↓の写真)
男木島、、、なかなかヤルぢゃないですか。
男木島の地形は、こんな感じです。(↓の写真)
最高峰は、標高212.8mのコミ山。
南側のズッコ山も、殆ど同じ高さです。
頂上を極めたいところですが、、島での滞在時間は僅か2時間。。
戻り便を遅らせれば2時間単位で延長できるものの、、
先の予定がありますので、、断念です。
そもそも、登る道があるのかもわかりません。。。
せめて、、、島の北端の灯台まで行ってみる事に。
前回の上陸時も、ソコは訪れましたっけ。
とにかく、歩いて向かうしかありません。
島民以外は、自転車も乗り入れ禁止とありました。(↓の写真)
ほどなく、男木島灯台に到着。(↓の写真)
こんな感じでしたっけ。。。。もはや記憶との照合は出来ません。。
確かココで、行きかう船を眺めながら、、
買ってきたパンを食べつつダラダラ過ごしたハズですが、
どこに座ったのかも定かでは無く。。。。
この灯台は明治時代の建造物だそうですから、
同じモノを見上げた事にはマチガイございません。
灯台の裏手はキャンプ場になっていました。(↓の写真)
リッパなバーベキューコンロも設けられています。
先客のテントがひと張。
海の眺めがバッチリで、かなり快適そうですよ。
なにしろココを通過する船の数は、明石海峡に次いで全国第2位なのだそうですから。
難点は、全ての機材を人力で運ばなければならない事でしょうか。
この灯台は、映画「喜びも悲しみも幾歳月」のモデルとなったんですって。
「お~いら みぃさきのぉぉぉぉ、とぉだいもぉりぃわぁ!」
なる主題歌の、あの映画ですね。
古すぎて、ワタクシも見た事はありませんが。。
その、妻と二人で灯台を守った灯台守の職員宿舎は、
灯台の無人化後に資料館になりました。
建物が残っているだけでも素晴らしい事ですよ。
なにしろ明治に建造された灯台で、、無人化されてから30年も過ぎているんですから。
でも、灯台守の奥さんは、、、
こんなコジャレた恰好はしていなかったと思います。。(↓の写真)
瀬戸内国際芸術祭2019 公式サイト:
https://setouchi-artfest.jp/
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