これが2万円の高級おせちだ! 京菜味のむら「千都」

ワタクシの母親は昔のヒトですので、
かつては、お節料理をせっせと作ってました。
重箱で3段重ね位でしょうか。
時代は流れ、コドモ達も独立し、、
次第に規模は縮小し、2段、、、そして1段、、
やがては消滅する運命かと思っていたんです。
今年の正月に実家を訪問してみたら、、、
デーンと構える4段おせち!
こ、これわ!
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どうやら、通販モノに手を出した模様です。
「京菜味のむらおせち」とありました。(↓の写真)
ついに自家製を断念したのですね。ご苦労様です。
それにしても、4段重とはフンパツしましたね。
中身からすると「千都」というタイプで、
なんと、2万円もするヤツぢゃないですか!
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しかも未開封でして、、、(↓の写真)
まさか、我が家を迎える為だけに買ったの?
アニキ家族向けには別に買った?
ど、どうしてそんなゼイタクを!
お、おのれえ、、、
我々から徴収したゼニで成り立つ年金を使って、なんたる無駄遣い!
イヤなら食うな?
た、食べます食べます。
残さず食べさせて頂きます。
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我が家の財力では、めったにお目にかかれるシロモノではありませんので、
中身を詳しく観察しましょう。
まずは一の重。(↓の写真)
梅甘露煮、椎茸旨煮、笹団子、
お祝い海老、数の子、のし梅奉書、
あわび旨煮、三食団子松葉串

何といっても、海老が目立ちますね。
いかにも、高級でござぁい!
ってな雰囲気をヒシヒシと醸し出してますよ。
笹団子も贅沢感を包み込んでます。
何気にアワビが顔を覗かせているあたり、
フトコロの深い金満路線を感じさせられます。
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続いて、二の重。(↓の写真)
コチラは鮮やかな彩りが目立ちますね。
たたきごぼう、さばの彩り巻、紅白蒲鉾、
一口昆布巻、田作り、からすみ、
だし巻、帆立旨煮、鰈西京焼、
葉付金柑甘煮、お祝い松葉串

カマボコとか出汁巻き玉子とか、普段着のお節を装いながらも、
これ見よがしにカラスミを中央に配するなど、、
決してオカネモチの誇りを忘れる事はありません。
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そして、三の重。(↓の写真)
黒糖金箔ゼリー、伊達巻、豚角煮、
黄金にしん、たこ梅酢漬、いくら、
鱈旨煮、黒豆、梅餅、栗きんとん、
鶏木の芽味噌焼、紅白松葉串

甘味っけが前面に出てますね。
きんとん、伊達巻など、人気スターは手堅く配置されてます。
酢ダコで味覚をいったんリセットし、
ニシンや角煮を味わうストーリーですな。
そして最後に黒糖ゼリー、、、、
オヤクソクの金箔が入ってますね。
簡単には、庶民の感覚に戻してくれません。
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最後は四の重。(↓の写真)
湯葉にしん笹奉書、手綱こんにゃく、寿高野含め煮、
筍煮〆、ごぼう煮〆、穴子八幡巻、鱧てまり湯葉、梅型人参、
手まり麩、あい鴨ロース、金時人参入り生酢、
蟹爪、若桃甘露煮、鰹くるみ

コチラは、ちょっとお節ばなれしたモノも散見しています。
4段目ですから、正月終盤の食べ飽きを考慮しての事でしょうか。
さりげなく配置されたカニによって、最後まで高級感を絶やさないのが流石です。
シッポや殻を残して無残な姿を晒すエビと違いまして、
カニの手はそのままの形状で残りましょうから。
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このおせち、我が家4人とジジババ、計6人でつっつきましたが、
とても食べきれる量ではありませんでした。
そこで、残りは我が家に持ち帰り、、、、
全て食べつくすまで、3日を要した次第です。
正直、、、やっぱり飽きますね。。
来年は、フツーのでイイです。フツーので。。

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