碧落の御蔵島【4】ピンチヒッター、三宅島(東京都三宅村)

伊豆諸島・御蔵島を目指した我が家でしたが、、、

東海汽船・橘丸は荒天を理由に御蔵島を通過し、、、

八丈島で折り返した戻りの便も同じく通過。。

このまま東京まで引き返すのもナニですので、、

三宅島で下船した次第です。

翌朝の便で、御蔵島上陸Take3を目指す訳ですね。

せっかくですので、三宅島も少しばかり観光する事になりました。

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観光協会に手配してもらった宿は、三池港の近く。

4年前に海水浴を楽しんだ、三池浜のすぐ裏手でした。(↑の写真)

海岸ばかり見ていても飽きますので、、

短時間ですが、レンタカーを借りました。

足が無い事には、何も出来ないですからね。

さっそくソレで向ったのは、七島展望台

別名「二男山」と言われるココは、三宅島・雄山の寄生火山のオヤダマ格。

標高は490mほどで、4年前に三宅島に来た際は、阿古集落から歩いて登りました。

目の前が雄山ですね。(↓の写真)

火山性のガスはだいぶ落ち着いてきたとの事ですから、

山頂への登山が解禁される日が待遠しいですよ。

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七島展望台という名のとおり、ココからは伊豆七島が全て見れるんです。

まずは伊豆大島。(↓の写真)

さすがに伊豆諸島の盟主ですね。

ひときわデカいです。

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続いて3島イッキにいきましょう。(↓の写真)

一番右の三角形が利島。

島全体が宮塚山という山です。

続いて幾つかの山の集合体なのが新島。

コチラの最高峰も宮塚山なので、ちょっとヤヤコシいです。

左の、ひときわ平べったいのが式根島

この島は新島の属島扱いで、伊豆七島という場合には名を連ねません。

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コチラは神津島。(↓の写真)

洋上アルプスとも言うべき天上山が大いに目立ってます。

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そしてコレが、、行くに行けない御蔵島。。(↓の写真)

明日こそ、上陸してさしあげましょう。待ってなさい。

そのすぐ右側には八丈島

肉眼では見えるのですが、写真だとキビシいですね。。

でも、ホントに八丈島は存在しているのですよ。

実際に、我が家は朝っぱらから往復しましたのでマチガイはございません。

コホン。。

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続いて、阿古小学校痕に向いました。

1983年の噴火の際に溶岩流に襲われ、、、

校舎が、ソレを堰き止めるダムとなりました。(↓の写真)

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コチラは体育館。(↓の写真)

左側が雄山で、ソチラ側にあった校庭は、完全に溶岩に埋め尽くされています。

詳細は4年前のレポをご覧下さいませ。

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またまた移動しまして、、、

これは新鼻新山。

1983年の噴火の際、海っぺりに誕生した火山です。

その後、波に削られまくり、、噴火口らしきモノが半円形に残っています。

これが、その一部。(↓の写真)

テッペン付近に居る、マメツブみたいなのがマナムスメです。

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テッペン側から見ると、こんな感じです。(↓の写真)

火口壁の残骸なのでしょうかね、コレが。

三宅島には他にも様々な寄生火山がありまして、

そのあたりは、4年前の火山レポをご覧下さいませ。

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宿に戻る途中、、虹に遭遇!(↓の写真)

アーチ状ではなくて足だけですが、なかなかド太いヤツでした。

夕方の虹は晴天の兆しといいますが、

とにかく風と波が収まってくださいませ。。

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ココが今宵の宿、民宿「姉妹」です。(↓の写真)

大島紬が良く似合う美形のうっふんオカミ姉妹がお出迎え、、、、

だったらイイのですが、そんな事はありませんでした。

「姉妹」の云われは判りませんが、、

経営者が変わったらしく、屋号はそのまま受け継いだのかもしれません。

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晩飯にはビックリしました。

コリアン女将が作り出すゴチソウの数々。。。(↓の写真)

刺身や明日葉の天ぷらなどは伊豆諸島ではオナジミのモノながら、、、

その他は、韓国家庭料理といった風情なんですよ。

骨付きカルビも絶品でした。

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ズラっと並んだウリナラな漬物類、、、思いっきり本格的ですよ。(↓の写真)

我々には、ダイコンとキュウリのお新香が提供されましたが、

普段着の韓国食材って感じで嬉しいですね。

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でも、マナムスメにとっては、ちょっと辛さがキツすぎまして。。

そしたら、オカミったら、、、

ソッコーで、マナムスメにチヂミを作ってくれたんです。(↓の写真)

これがウマいんですよ、ホントに。

宿の主人曰く、、、、

このチヂミ、、、三宅島では有名なのだそうです。

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日本人が寿司や天婦羅ばかりを食べちゃいないのと同様に、

たぶん韓国人だって、毎日が焼肉やビビンバでは無いでしょう。

ワタクシ的にはゴチソウばかりではなく、庶民の食べ物も気になるんですよ。

フレンチでもイタリアンでも同じです。

そういう意味では、なんとも貴重な経験が出来ました。満足満足。

その場所が三宅島だったのが、全くの想定外でしたが。。。

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