野付半島。。郷土料理武田に、ぽっぽや参上!【2018北海道・19】(標津郡別海町・標津町)

知床半島と根室半島の間に、ユーレイの手のようにヘバリつく野付半島。

波の影響で砂が堆積した砂嘴(さし)と呼ばれる地形で、

その長さ28kmは、国内最大級なのだそうです。

フラワーロードと名付けられた道を進めば、

延々と続く「右も左も海!」というシュチュエーションを楽しめるんですよ。

今回の北海道のシメとして、ソレを堪能しましょうか。

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これが、フラワーロード。(↓の写真)

標津の市街地のすぐ南から、野付半島に突入しました。

右側が野付湾。左側が外海です。

このあたり、オホーツク海か太平洋なのか迷いますが、

正解は、オホーツク海。

根室半島の先端と国後島とを結んだ線が、

オホーツク海と太平洋の境界なのだそうです。

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とても寂しい光景が続きます。(↓の写真)

元々の砂地に、どうにか森を作った木々ですが、、、

海岸が後退するに従って、次々と立ち枯れとなっていくのは必至。

半島の先端にある景勝地「トドワラ」は、断末魔のトドの盛りの残骸なんです。

なんだか寂しい観光地ですね。

かつてに比べれば、そんな立ち枯れの気も相当数を減らしているそうですよ。

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先端近くに設けられたネイチャーセンターから先は、クルマでは乗入れ出来ません。

トドワラまでは、2kmあまりを歩かねばなりません。

初めて来た時はソコまで歩きましたが、

今回は、雨模様なので諦めました。

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歩くのがカッタルければ、こんなのもあります。(↓の写真)

「トドワラ号」と称する馬車風の乗り物、、、、

ソレを引っ張るのはトレーラーです。有料です。

ワタクシが初めて来た当時は無かったですね。

そうそう、その時は、今は無き根室標津駅からバスで来たんですよ。

根室標津駅まで乗ってきた標津線の列車が遅れてしまい、

1日1便のトドワラ行きのバスはタッチの差で間に合わなかったんです。 

てっきり列車を待ってくれるとばかり思っていましたから、

激しくガッカリしたものです。、

そしたら、同じ運命の客が多数いたものですから、、

結局、バスが駅まで呼び戻され、改めて根室標津駅を出発し、、

どうにかトドワラまで辿り着けたものでした。

ああ懐かしい。

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トドワラよりも内陸寄りに、「ナナワラ」というのもあります。

同様の理由で立ち枯れたナラの木の残骸で、

コチラのほうが本数が多い分だけ迫力がありましょうか。

いずれにしても、、、

シュールさばかりがウリな観光地です。

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標津の市街に戻り、、、

「郷土料理 武田」なる店に到着。(↓の写真)

野付半島に入る前に目に入った店でして、

ここで、北海道最後のゴチソウを食べる所存です。

コンビニメシ多かったので、

ゼイタクで〆ましょうぞ。

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すると、、、

どこからともなく轟く、オフロードバイクの邪悪な排気音!

こ、この音わ!!

やっぱり。。。

我らがチームぽっぽやのリーダー、、ぽっぽやに違いありません。

「いぇえい。こんなところに居たのかよ。ブッコロすぜぇ!」

ブッコロスは、この男の若かりし頃の単なる口癖です。

他意はありませんし、今では口にしません。イメージです。

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とにかくメシにしましょうよ。

と言う事で、

カミさんと長男坊は「鮭代漬け丼」1550円。(↓の写真)

鮭節、鮭の切り身、イクラで鮭が3代というオチでしょうか。

ホタテもいますが、どういう位置づけなのでしょうね。

単純に、通りがかりの食材かもしれません。

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マナムスメは、ストレートに「いくら丼」1980円。(↓の写真)

ゴージャスです。

家族の中で、最も高額です。

痛風の患者さんは致死量に至るかもしれません。

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ワタクシは「ちゃんちゃん焼き定食」1600円。(↓の写真)

小鉢ながらも、イクラも付いています。

全員、190円の加算で、

味噌汁を鮭のアラ汁に代えてもらっています。

ゼイタクゼイタク。

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ぽっぽや、何を食べる?

「さけ丼ぶりだぜ! 1200円だぜぇ! ブツコロすぜぇ」(↓の写真)

鮭とブリのドンブリです。

ゴマ油、酢、醤油、薬味類、、それらが一緒に出てきまして、

自分でお好みのタレを調合できる仕組みでした。

「イロイロ楽しめるぜ! ブッコロすぜぇ!」

繰り返しになりますが、、、

ブッコロすはイメージです。 

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我が家が開陽台で観た、たったひと張りのテントは、、

やはり、ぽっぽやのモノでした。

開陽台が大好きで、毎年必ずソコで張ってるオトコですから。

道東も雨が続いていたそうでして、キャンプするライダーも極めて少なく、、

やっと居たと思ったら、グループだったりしまして、、

「ヒトと話をするのは3日ぶりだぜ! ブッコロすぜぇ!」

などと、思いっきり楽しげなぽっぽや。

カレが帰りのフェリーに乗る4日後まで、北海道の週間予報は雨が続くのでした。。。

負けるな!ぽっぽや!

クドいですけれど、ブッコロすはイメージです。

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郷土料理武田 公式サイト:




この記事へのコメント

  • bo

    P様は若干装いが小綺麗になりましたな。
    あくまで若干ですが。
    2018年09月11日 08:44
  • おぎひま

    貯めに貯めた小銭で買い揃えたのでしょう。
    2018年09月11日 12:42

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Weblog: 放浪者の平日
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