海の日の3連休、コチラの山に登りました。
志賀高原の最高峰とされる岩菅山です。
標高は2295m。
あれ?横手山2304mより低いぢゃないか!
いえいえ、イイんです。最高峰で。
そのカラクリは後述、、、という事で、、
とにかく登頂する事が先ですよ。
頑張りましょう。
ココが登山口。一の瀬(聖平の上)という場所です。(↓の写真)
志賀プリンスから、雑魚川を挟んだ対岸あたりですね。
クルマ10台分ほど停められるPがあります。
ソコが満車でも、路駐などしてはダメですよ。
200mほど北上すると、さらに広い駐車場がありますから。
出遅れた我が家は、ソチラを利用しました。
だって、、、菅平のキャンプ場からの移動なんですもの。
【時刻は7:51。登山開始!】
登山ルートは、こんな感じです。(↓の写真)
左端の登山口からイッキに登って降りる、いわゆるピストンですね。
実は、、、、
東館山のゴンドラを使って標高差400mほどを稼ぎ、
稜線伝いに寺小屋峰を縦走してくるルートもあるんです。
距離が長くなるので歩く時間は変わりませんが、
ラクチンと言えばラクチンですよね。
ただし、、、
ゴンドラの始発は9:00ですので、出遅れ感は大きく、、
後々の予定が厳しくなってくるかもしれません。
ウォームアップの階段を登りきり、小三郎小屋跡に。(↓の写真)
山の斜面を巻くように掘られた、上条用水路という小川が流れていました。
手元の地図(昭文社 山と高原地図 志賀高原)のコースタイプより、
ずいぶん早く到着しました。
15分のところを8分ですよ。
コレは、我が家にとっては画期的。
幸先が良いのか、途中リタイヤの前兆なのか。。。
【時刻は7:59。登山口より0:08】
しばらく、上条用水に沿った道が続きました。
ほぼ水平移動なので、極めてラクチンです。
川と運河が平面交差するオモシロい光景にも出会えました。(↓の写真)
でも、、このままでは高度を1mあたりmm単位でしか稼げません。。
ずっとラクチンを味わっていたいですけれど、、
これでは山頂に辿り着く事は出来ませんし。。。
ラクチンなヒトトキに終わりがやってきました。
アライタ沢と上条用水の分流地点に到着。(↓の写真)
マナムスメの背後側が用水路になります。
山頂まで、ココが最後の水場。
そして、、厳しい登りの始まり始まりぃぃ
【時刻は8:21。小三郎小屋跡から0:22】
最初は階段、登りきったら一旦ラクチン、、そして再度階段攻め、、、
なかなかキツい、尾根道の登りが続きました。
フイに現れたのが「岩菅山中間点」の看板。
もう半分なの? ああ嬉しい。
でも、、、何の中間なのでしょうか。
高度差? 距離?
距離だとしたら、、延々と続いた平面歩きも含んでの半分ですよね。
それぢゃ、あまり喜べないぢゃん。。
【時刻は9:01。アライタ沢出合から0:40】
辛い厳しい尾根歩き、、、、
難易度はありませんが、ソレが続き、、
途中からググっと斜度が楽になりました。
尾根を外れ、岩菅山の南側の無名ピークを巻き道に変わったんです。
そして、ノッキリに到着。(↓の写真)
やっと稜線に出た訳ですな。
岩菅山と無名ピークの間の峠にあたるノッキリ。
語源は「乗り切り」でしょうか。
【時刻は9:37。中間点から0:36】
登山口からノッキリまでの所要時間は1時間48分。
休憩時間を含んでるのに、地図のコースタイムより40分も早いです。
この快進撃、どうしちゃったのでしょう。
大倉尾根から塔ノ岳への登頂に、5時間半も掛かった我が家なんですから。
その要因は、、簡単!
今回は、その時欠席だった長男坊がいるからに他なりません。
トォチャン・カァチャン・マナムスメ、、、
3人分のザックの合算よりも重いザックを、1人で担いでいるんです。
いよっ! 頼もしきボッカ主任!
でも、、、そんな快調さもココまで、、、かもしれません。。
体を反り返らせて見上げるような岩菅山の山頂。。(↓の写真)
激しく急で、そして大いにガレっているように見えるんです。
ぶるぶる。。
樹林帯を抜け、、ガレガレの急坂が続きます。(↓の写真)
距離にしたら僅か600mながら、その急な事急な事。。
でも、、立ち止まりさえしなければ、確実に着くんです。
それが牛歩の極意。
ゼェゼェ。。
ついに登頂!
日本200名山「岩菅山」、2295mに到着です。(↓の写真)
みんな、特に長男坊、、、よく頑張りました。
バックは焼額山、その後ろは北アルプスになりましょう。
【時刻は10:19。ノッキリから0:42】
山頂からの眺望はバツグンですね。
テッペンにアンテナが建っているのが横手山。(↓の写真)
左側で、山肌が見えているのが草津白根山。
その後ろに霞んでいるのは、浅間連峰になります。
目の前は寺小屋峰。(↓の写真)
寺小屋スキー場のゲレンデが、そのまんま確認できます。
毎年のように滑るバーンですが、グリーンシーズンの姿は初めて見ましたよ。
バックは北アルプス、、ホントに長大ですね。
右端は、岩菅山の避難小屋です。(↓の写真)
その横にデーンと構える焼額山。
コチラも、冬には必ず滑る山です。
いつもと違い「始めまして」と言いたくなるような容姿ですが。。
テッペンにあるハズの稚児池は確認できませんでした。
その後ろは、頸城アルプスの山々でしょうか。
コチラには、四阿山と根子岳の姿が。(↓の写真)
今朝方、あの裏側から移動してきたと思うと、意味不明に感慨ですよ。
ちなみに、クルマで1時間半ほどかかりました。
本日の登頂は、これにて終了!
ではありません。
ココから、志賀の最高峰に向かわなければなりませんですもの。
その山とわ!
↑の地図に、正解が出てますね。。。。
【コースタイムまとめ】
一の瀬(聖平の上)→(0:08)→小三郎小屋跡→(0:22)→アライタ沢出合
→(0:40)→中間地点→(0:36)→ノッキリ→(0:42)→岩菅山山頂
納涼キャンプ2018【1】菅平高原ファミリーオートキャンプ場、、2年ぶりへ
【その2】裏岩菅山、、最高峰はコチラ!に続く
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