海の日3連休は、恒例の納涼キャンプ。
菅平を目指す道すがら、、ちょっと寄り道したのがコチラ。
姨捨の「田毎の月」、、
いわゆる、耕して天に昇ると言われる棚田ですね。
最近、佐賀県唐津市の棚田の写真を見て
「こんな田んぼがあるんだ! すっごぉい!!」
などと感激したマナムスメ。
あのぉ、ソレは2年前のGWにアナタも実物を見た、浜野浦の棚田と呼ばれる千枚田ですよ。
すっかり忘れてしまったのですね。
ならば思い出させてあげましょう。と言う事で、、、
コチラ姨捨にやって来た次第です。
田毎の月、浜野浦の棚田、、、、、
どちらも国の重要文化的景観、日本の棚田百選に指定されています。
棚田の見物は、5月位がイイですね。
要は田んぼに水が張られて、田植えが行われる前の段階ですよ。
ここまで稲が育ってしまいますと、傾斜のある草原に見えてしまい、
段々っぽさがイマイチ判り辛いです。
もちろん月も映りませんし。
そうそう。「田毎の月」と言いますと、、、
幾つもの田んぼにそれぞれ月が映る、幻想的な光景が思い浮かびますよね。
でも、ソレは脳内で作りあげられた構図であって、そういう写真は撮れません。
実際に月が映る田んぼは、1枚だけなんです。
田毎の月のすぐ上にある、JR姨捨駅にも立ち寄りました。(↓の写真)
この駅からの眺めは、国鉄時代に「日本3大車窓」に選定されています。
ついでにソレも拝んじゃう作戦ですね。
ちなみに、あとの2か所は
JR九州肥薩線・人吉~吉松間
JR北海道根室本線・落合~新得間
いずれも、山越えのスイッチバックです。
ただし、、、落合~新得間は、、、、
新線に切り替えられて消滅しちゃったんですって。
これがホームからの、お宝風景。(↓の写真)
善光寺平を流れる千曲川、、
アクセントになるのは、やはり棚田でしょうか。
「日本3大」とまで言い張るにはナニな気もしつつ、、、
感想は、人それぞれですもんね。
ホームに列車が入ってきました。(↓の写真)
「リゾートビューふるさと」と呼ばれる車両で、
長野~松本~南小谷を結ぶ観光列車だそうです。
1日1往復の運行との事で、どえらくナイスなタイミングで出会えた事になりますよ。
全席が指定席だそうです。運行日はご確認くださいませ。
ホームから線路を眺めると、、、
やややや! すぐ先でイキドマリになっています。(↓の写真)
なるほど、姨捨駅はスイッチバックの駅でしたか。
急坂にホームを作るのはヨロシくないので、
平らになるように引き込み線を儲け、ソコに駅を作った訳ですね。
と言う事は、、、、
3大車窓は、全てスイッチバックと言う事になりました。
姨捨駅を通過する列車は、引き込み線には入りません。
ホームのすぐ下の線路を、そのまま走り抜けます。(↓の写真)
篠ノ井線は、この区間は単線なのですね。
駅名の表示板も、よく見りゃスイッチバック風に書かれていました。(↓の写真)
これは判りやすいですね。
繰り返しになりますが、実際にはZ型では無く、
通過列車は稲荷山方面から冠着方面には直接走り抜けます。
逆方向も然りです。
なかなか「リゾートビューふるさと」が発車しないと思ったら、、、
ココで反対方向の列車とすれ違う為でした。
単線ですからね。
すれ違ったのは特急「しなの」。
姨捨駅には立ち寄らずに走り去っていきました。(↓の写真)
せっかくの「3大車窓」を拝めなくて勿体ないですね。
でも特急に乗る客は、スピードのほうが大事なのかもしれませんが。
もっとも、我が家の場合、、、
「クルマで来たクセに勝手に楽しむな!」
などと怒られてしまいそうですね。。。
この記事へのコメント
なお
私の生まれ育った北海道の遠軽駅(えんがる)もスイッチバックです。急坂では無いのですが、旭川方面から網走方面に向かう途中駅で町の地形からスイッチバックになったと思います。『て』型の線路なっています。特急の乗客は遠軽に着くと椅子の方向を変えるみたいです。
私も長野方面は良く行くので、今度『姨捨駅』に寄ってみたいと思います。
おぎひま
遠軽ですか、懐かしいです。
大雪で、中湧別から乗った名寄本線の列車で3時間閉じ込められ、、
やっと到着した遠軽駅で3時間閉じ込められ、、
そんな事を思い出しました。
バイクで訪問した際は、丸瀬布の温泉とかも立ち寄りました。
また行きたいですねぇ。。