しまなみ海道・大三島で登山や温泉・キャンプを堪能した我が家。
せっかくなので全島を巡って四国まで渡ってみる事にしました。
レンタチャリなんぞを借りて、本格的に堪能したいですよね。
でも、、しまなみ海道の全長は、およそ60Km。
時間が無いので、クルマで通り抜けるだけにして、、
気分だけでも味わってみようかと思います。
しまなみ海道の一番最初の橋は、新尾道大橋(549m)。(↑の写真)
本土から向島(むかいしま)に渡る橋です。
今年の4月、脱獄囚が潜伏した事で有名になった島ですね。
向島から本土には泳いで渡ったそうですが、
その海峡は、こんな感じになります。(↓の写真)
次は因島大橋(1270m)。(↓の写真)
向島から因島に渡ります。
この島には、イニシヘの海賊・村上水軍の城が6つもあるそうです。
ゆっくりと周ってみたい島ですね。
続いて生口大橋(790m)。(↓の写真)
因島から生口島に渡ります。
この島には、しまなみ海道の最高峰・観音山がそびえています。
手前の山は牡蠣山(かきやま)。
なんとも美味しそうですね。
そして多々羅大橋(1480m)。(↓の写真)
生口島から大三島に渡る橋です。
この橋までは広島県、そしてこの先は愛媛県になります。
我が家はココで西瀬戸自動車道(しまなみ海道の有料道路)を降り、
大三島に降り立った次第です。
ココからは翌日に渡った橋でして、
一夜を過ごした大三島と別れを告げる橋は、
そのまんまの名前で大三島大橋(328m)。(↓の写真)
この橋だけが、吊り橋ではありません。
渡った先は、伯方島(はかたじま)。
どこかで聞いた事がある島名ぢゃないですか?
そうです。伯方の塩(はかたのしお)の伯方島なんです。
この島にも工場があり、キッチリと塩を作ってると思われます。
松山や大三島にも工場があるものの、、
ソチラで作っても伯方の塩なのです。
伯方・大島大橋(1230)mは、ちょっと変わった橋です。(↓の写真)
実は伯方橋と大島橋、2つのがセットになっていまして、
伯方島から大島に渡る途中、見近島と言う小さな小さな無人島を通過し、
ソコが2つの橋の境目になるんです。
この見近島にはキャンプ場がありまして、
徒歩、自転車、原付バイクだけが上陸できる仕組みになっています。
残念ながら、我が家はクルマですので上空を通過するのみでした。。
見えてきたのは来島海峡第一大橋(960m)。(↓の写真)
大島から無人島の武志島に渡ります。
と言っても、橋脚があるだけでして、島への出入りも出来ません。。
そのまんま、次の橋に繋がっている感じです。
で、そのまま来島海峡第二大橋(1515m)に入りまして、
橋脚だけの武志島から馬島に渡ります。
コチラも小さな島ですが有人島で、クルマも橋から乗り入れての上陸が可能です。
橋の区切りが判らないまま来島海峡第三大橋に繋がり、、、(↓の写真)
コレを渡れば、もう四国の本土になります。
長さは1570m。しまなみ海道では最長の橋で、日本でも3番目なんだそうですよ。
来島海峡は潮流も激しく、時間帯によっては渦潮を見る事ができましょう。
我が家も、それらしきモノを見ました。
あっけなく四国本土に上陸し、しまなみ海道の旅は終了です。
今度はチャリで来ますからね。。
今治市のコンビニに入ってアサメシとなりました。
カップ麺にオニギリ、パン、、、オナジミの陣容です。(↓の写真)
車中泊生活って、、野菜っ気が思いっきり不足しますね。。
これらを食べたのは、コンビニのイートインコーナー。(↓の写真)
お湯も使えるし、ゴミの処理もラクチンです。
アレコレ目に入って、ついつい買いすぎちゃうのが欠点でしょうか。
例えば、、デザートとか。。
そのまま西瀬戸自動車道で本土に戻っても芸がありませんので、
最後の向島から本土までは、渡船を利用してみました。(↓の写真)
イチオウはフェリーで、福本渡船という会社が運行しています。
独身時代のカミさんがしまなみ海道に来た際も、
このフェリーを使って上陸したんですって。
橋が無かった訳ではありません。キモチの問題でしょう。
積めるクルマはトラック7台程度のミニフェリーで、
朝から晩までひっきりなしに行き来しています。
ちなみに、時刻表の表記は「ひんぱんに運航」とありました。
一般道で本土側の尾道と向島を行き来する場合、
人、クルマ、バイクはR317の尾道大橋を通る事になります。
でも、この橋は歩道が非常に狭く、、
自転車の通行は困難なのだそうです。
そこで、しまなみ海道を走るチャリダーは、このフェリーを使う事がベストで、
実際に、大勢の彼らが乗船していました。
乗船時間は、わずか3分。
アッというまに尾道城が迫ってきました。(↓の写真)
ちなみに、我が家が払った運賃は250円。
その内訳は、、、
クルマ航送として、運転手の運賃を含めて100円。
カミさんと長男坊は大人料金で60円ずつ。
マナムスメが30円で、都合250円。。。
ウソみたいに安いですよ。
西瀬戸自動車道だと尾道・向島間は300円になります。(普通車の場合)
着いたところは、殆ど尾道駅の目の前です。(↓の写真)
これは便利ですね。
駅の周りにレンタサイクル屋がありますから、
JRで来てチャリを借り、そのまま渡船で向島へ、、
そんな計画がバッチリと立てられましょう。
輪行してきたチャリダーは、輪行バックのまま渡船に乗り込めば、
チャリの航送代が浮きますよ。
浮くのは、たったの10円ですが。。
幅が200mの尾道水道。(↓の写真)
あの脱獄囚が泳いで渡ったのは、このあたりでしょうか。
盗んだクルマで四国側から橋を渡ってきた彼が、
なぜ本土のひとつ前の島でクルマを乗り捨てたのでしょうか。
向島を、もう本土であると間違えた?
でも、西瀬戸自動車道の出口には、キッチリと「向島」と書いてありますよ。
そのあたり、実際に走ってみて気がついたのですが、、
向島出口のすぐ先に、本線の料金所があるんです。
ソレに気がついた脱獄囚は、とっさに向島出口に向かい、
そしてクルマを乗り捨てたのではないのでしょうか。
通行料を持っていなくてモメれば、逃走している事がバレバレになりますもんね。
とにかく、我が家が訪問する前に捕まって良かったです。
脱獄囚が逃走中だったら、安心して車中泊など出来ませんですもの。。
我が家の旅は、広島編に続きます。
【その4】道の駅「多々羅しまなみ公園」で車中泊 に戻る
【その6】みっちゃん総本店、、、念願の広島お好み焼き!に続く
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